水温計について知りたいんだけど。どんなメーター?車に取りつける事でどんな事がわかる?
以上のような疑問にお応えします。
✅どんな車に使えるか知りたい
✅取り付けると何がわかるか知りたい
この記事では、メーターを取りつける前に知りたい。水温計の基本についてご紹介します。
水温計について事前に知っておけば、知識として覚えておくことも出来ますし、自分で使う場合に役立てるきっかけとなります。
また、後半では取り付けて何がわかるのかについても解説しているので参考にしてみてください。
ちなみに、今回の内容は以下の順で読むとおすすめです。
②【意外と知らない】油温・水温計の違いとそれぞれの兼用性の有無 ≫
③おすすめの水温計5選!車好き初心者が絶対に失敗なく選ぶならこれ! ≫
水温計について
まず初めに水温計とは何かについて。
水温計は名前の通り水温。つまり冷却水の
温度を計測するためのメーター。
特にエンジン内部の冷却水は始動中は常に温度が上がりやすい傾向にあるため、基準値内に収まっているのかを知るために重要となります。
水温計を取り付ければ現状どのくらいの温度なのかを知ることが出来るため、温度管理をするのに最適です。
どんな車に使えるメーター?
続いてどんな車に使えるのかについて。
車については
・過給機付き車
どちらにも使用できます。
水温計の目的はあくまで冷却水の温度を計測する事なので、決して使えないということはありません。
水温計を取りつけることで何がわかる?
取り付けができることはわかったけど、実際につけるとどんなことがわかるの?
オーバーヒートによる温度の異常上昇の状態だね。
オーバーヒートは、エンジン本体が熱くなりすぎて熱を持ちすぎた状態のことを示します。
一般的には、
・オイル温度が異常上昇を起こした状態
2つの事を示します。
そのうち今回は水温計に関する事なので、
水温(冷却水)が異常上昇を起こすことが当てはまります。
とはいえ、油温の上昇具合は本来は目視では分からないもの。
水温が分からないことで、気づいた時には症状が悪化した後にもなりかねません。
特にノーマル状態からエンジンをチューニングなどによって改造した場合やサーキットなどを走行する場合。
車にあったセッティングが必要になるので、
油温計がないと走行中の状態が分かりません。
また、走行中は常にエンジンに負荷を与えた
状態になるので水温が上がりやすくなります。
状態が分からない=エンジンを壊すことにもなるので、使い方によってはなくてはならないメーターとなります。
それなら純正の水温でもいいんじゃ?
確かに純正でもついているからわからなくもないけど、あくまでおおよその目安としてだからね。
参考として画像のものはインプレッサの物。
赤丸で囲ったものが純正の水温。下がC(COOL)。上がH(HOT)を表します。
目盛りがついているので何となくはわかりますが、数値がないので何℃なのかまではわかりません。
逆に社外の水温計であれば細かい目盛りと数値がはっきりとわかるので、現在どのくらいの数値になっているのかがわかります。
水温を常に把握できることで、先にも言ったようにオーバーヒートを未然に防ぐ結果にもなります。
また、普段からの点検用として取り付けるだけでも冷却水交換の目安として役立てます。
見た目のカスタムとしてでもいいですが、今後のトラブル対策として取り付けておくのも一つの手です。
水温計の基本を理解してカーライフに役立ててみよう
以上、水温計を愛車に取り付けて分かる内容と使い道をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・過給機付き車どちらでも使える
記事でもわかるように水温計の目的は
温度管理をしやすくすること。
油温同様にオイル管理も怠るとオーバーヒートの原因になりかねないので…
もしこれから先、
・今の水温ってどのくらいなんだろ
こんな方は水温計を取り付けてみると、ふとした時に温度上昇が起きることを見逃さずに対処するきっかけを作ることが出来ます。
合わせて油温・水温計の違いについても確認してみよう。