水温計・油温計の違いについて知りたいんだけど。何が違うの?兼用はできるの?
以上のような疑問にお答えします。
✅兼用は出来るのか知りたい
✅それぞれおすすめのメーターが知りたい
この記事では、メーターを取りつける前に知りたい。水温計・油温計の違いについてご紹介します。
油温計・水温計の違いについて事前に知っておけば、知識として覚えておくことも出来ますし、自分で使う場合に役立てるきっかけとなります。
また、後半ではお互いが兼用できるのかについても解説しているので参考にしてみてください。
初めに油温計・水温計とは?
まず初めに油温計・水温計とは何かについて。
水温計
水温計は名前の通り水温。つまり冷却水の
温度を計測するためのメーター。
エンジン内部の冷却水は始動中は常に温度が上がりやすい傾向にあるため、基準値内に収まっているのかを知るために重要となります。
水温計を取り付ければ、現状冷却水温度がどのくらいなのかを知ることが出来るため、温度管理をするのに最適です。
油温計
油温計は名前の通り油温。つまりオイルの
温度を計測するためのメーター。
特にエンジン内部のオイルは始動中は常に温度が上がりやすい傾向にあるため、基準値内に収まっているのかを知るために重要となります。
油温計を取り付ければ現状どのくらいの温度なのかを知ることが出来るため、温度管理をするのに最適です。
油温計・水温計の違い
続いて油温計・水温計の違いについて。
センサーを取る箇所が違う
まず温度センサーを取る箇所が違う
というのが当てはまります。
・水温計は冷却水が通るホースから取ります。
見る温度の違い
また、取る箇所が違うと言う事で
見る温度にも違いが出ます。
油温計はエンジン内部に流れるエンジンオイルの温度を測る為の物。見るものはオイル温度。
逆に水温計は冷却水の温度を測る為の物。見るものは水の温度。
温度を測るという点では同じであるものの、何を見るかによって確認できる温度が変るのでそれぞれ覚えておきましょう。
油温計・水温計の兼用の有無
油温計・水温計の兼用の有無について。
基本的には兼用出来ない
まずいえる事は基本的には兼用出来ないと言う事。
・水温計は冷却水の温度
それぞれ検知しているものが違います。
また、センサー類についても取って
いる場所が違う事で兼用できません。
つける場合は別々もしくは両方が最適
なので、もしつける場合には別々で
取り付ける事がおすすめとなります。
別々に取り付ける事で、用途によって使い分ける事ができます。
また、水温と油温の確認をしたい場合には
両方取り付けるという手段もあります。
両方取り付けることで温度管理だけでなく、
・エンジンオイルの交換目安
として日ごろから確認する事ができます。
使い方は人それぞれですが、気になる方は用途に合わせてうまく活用するといいでしょう。
油温・水温計の違いを理解して上手く活用しよう
以上、油温・水温計の違いとそれぞれの兼用性の有無をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・水温計は冷却水の温度を見るもの
記事でもわかる通り、オイルの温度を見るか
冷却水の温度を見るかで違いがあります。
違いがあるという事で兼用は出来ないので、もし温度管理を目的としてつけるなら、
どちらかではなく両方取り付けるとさらに
管理がしやすくなります。
おすすめの水温や油温については以下で紹介しているから参考にしてみてね。