高速自動車国道等運転者遵守事項違反とは?何をすると違反になるの?

違反(免許関連)
この記事は約6分で読めます。

公道を運転するにあたって重要となるのが道路交通法。名前の通り道路を走行する上で必要不可欠になる項目で、間違った運転をする事で違反となります。

基本的には一般道の内容が多いですが、
中には高速道路限定で違反になる項目もあります。

例えば今回紹介する『高速自動車国道等運転者遵守事項違反』。名前の通り高速に限定して違反となる内容ですが…

詳しくない人からすれば、実際どんな事をしたら違反になるのか?罰則や違反点数は?など。わからない事の方が多い事でしょう。

そこで今回の記事では、

✅高速自動車国道等運転者遵守事項違反とは何か
✅罰則や違反点数
✅危険性
✅防ぐ対策

など順を追ってそれぞれ解説していきます。

記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。

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高速自動車国道等運転者遵守事項違反とは?

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高速自動車国道等運転者遵守事項違反は、高速に乗る前に運転者が最低限する点検を怠った場合に起こる違反です。

特に

・燃料のガス欠
・オイル
・冷却水
・車の状況

等を怠る事で違反となります。

中には

・トラブルは防げない
・自分じゃ予測ができない

等の理由から『仕方がない』と思う方もいますが…

道路交通法で決められている以上は違反に
なるので仕方ないで済ますことはできません。

自動車の運転者は、高速自動車国道等において自動車を運転しようとするときは、あらかじめ、燃料、冷却水若しくは原動機のオイルの量又は貨物の積載の状態を点検し、必要がある場合においては、高速自動車国道等において燃料、冷却水若しくは原動機のオイルの量の不足のため当該自動車を運転することができなくなること又は積載している物を転落させ、若しくは飛散させることを防止するための措置を講じなければならない。

道路交通法第75条の10より

『オイルや燃料などは事前に点検しておこうね。』と言う事が記載されています。

交通法は国が定める運転時のルールなので、
必ず守らなくてはいけません。

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罰則や違反点数の有無

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続いて高速自動車国道等運転者遵守事項違反による罰則や違反点数について。

高速自動車国道等運転者遵守事項違反の罰則

反則金
・普通車9000円
・大型車12000円

高速自動車国道等運転者遵守事項違反と判断された場合には、9000円もしくは12000円の反則金の支払いが命じられます。

※ほとんどの方は普通車なので9000円。

ちなみに反則金は行政処分。罰金(懲役~)は刑事処分なので今回のは前科付きにはなりませんが、支払い命令がされることに変わりはありません。

ただ支払いを無視し続けると逮捕になるケースもあるので注意しましょう。

違反点数

違反点数は2点減点

その際の違反点数に関しては2点。

たかだか2点でしょ?と思うかもしれませんが、過去の減点が残っていて積み重ねで減点されれば免停にもなりかねません。

そのため、「たかが」とは思わず気を付けた運転をしましょう。

高速自動車国道等運転者遵守事項違反をする事の危険性

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このように『高速自動車国道等運転者遵守事項違反』や罰則は反則金の9000円。違反点数は2点の減点という結果になりますが…

違反になるから気をつけよう。ということもありますが、それ以外にも運転を続ける事で取り返しのつかないことになる場合もあるので注意が必要です。

免停になる危険性

まず1つ目としては免停になる危険性です。

先にも言ったように、高速自動車国道等運転者遵守事項違反は2点の減点。これだけなら免停になる事はありませんが…

他にも

・オイル
・冷却水
・タイヤの空気圧など。

別の項目でも違反に該当してしまうので、違反の積み重ねにより免停になる危険性があります。

事故に発展する危険性

事故に発展する事もあります。

理由は必ずしも安全な場所に止まれるとは限らない為。

特に高速道路ではスピード域が高い為、走行中にガス欠や他のトラブルで止まると後続車に追突される危険性があります。

そのため、トラブルを起こさないようにできる対処をする事が大切となります。

反則金の支払いを無視すると逮捕されるケースも?

反則金の支払いを無視すると逮捕されるケースもあります。

反則金の納付は基本的に法律的だと「任意」とされているため

・払う必要ある?
・めんどくさいから
・お金ないから

等の理由からついつい後回し。もしくは支払いをしない等と思う方もいますが…

実は『反則金の支払いを無視すると逮捕されるケースもある』と言うのをご存じですか?

反則金支払いの用紙は最初は確かに任意で『○○までに支払ってください』という旨の内容が書かれた用紙が送られます。ですが二回。三回と数を重ねると【交通違反通告書】という反則金納付を促す最終通知が届きます。

その後、警察署への出頭要請が来る。出頭要請を無視すると逮捕されるという流れです。

そのため、『支払いを無視していればそのまま乗り切れる』と言う考えから実行してしまうと逮捕により前科がつく事になります。

違反を防ぐ為に出来る事

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最後は違反を防ぐ為に出来る事です。

最低限出来る事を実行する事で対策が出来るので参考にしてみましょう。

日ごろからのメンテナンスを心がける

1つ目は日ごろからのメンテナンスを心がける事です。

長期の走行=トラブルはつきものですが、
必ずしも防げないと言う事はありません。

・交換時期でオイルの交換
・交換時期で冷却水の交換
・ガス欠前に燃料の補充を済ませておくなど。

日ごろからのメンテナンスを心がける事で
トラブルを起こす事なく運転を続けることができます。

高速に乗る前に再度点検をするのもアリ

また、高速に乗る前に再度点検をするのもアリです。

だいたい1週間前くらいにもう一度点検を済ませておくことで、予期せぬトラブルを事前に見つける事に繋がる場合もあるのでおすすめです。

点検=面倒と思うかもしれませんが…

違反をしない為には必要となる事項なので、
安全のためにも必ず点検はしておきましょう。

違反をしない為にも自分に出来る事を!

以上、高速自動車国道等運転者遵守事項違反について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

高速自動車国道等運転者遵守事項違反とは
高速に乗る前に運転者が最低限する点検を怠った場合に起こる違反。
罰則や違反点数の有無
高速自動車国道等運転者遵守事項違反の罰則
・反則金は9000円
違反点数
・違反点数は2点
高速自動車国道等運転者遵守事項違反をする事の危険性
免停になる危険性
事故に発展する事も
反則金の支払いを無視すると逮捕されるケースも
違反を防ぐ為に出来る事
日ごろからのメンテナンスを心がける
高速に乗る前に再度点検をするのもアリ

記事でも分かる通り、高速でガス欠を
起こした場合は違反となります。

その際に反則金や違反点数を取られます。

高速道路のトラブルで停止=追突事故や玉突き事故の原因にもなる事も…

なので、まずはトラブルを起こさないように
気をつけた運転をすることが大切となります。

他にも高速道路の違反が知りたい方は以下を参考に
【事前に知っておくと安心】高速道路で実践すると違反になる11の項目
この記事では、高速道路を運転する事で違反になる項目をまとめています。どういったことが違反になるのか?何故違反になるのか。詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
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