キーレスの車に乗っていると一度は目にするオレンジの鍵のマーク。
キーフリー警告灯と呼ばれるもので、本来は鍵に反応して点灯したり消灯という流れですが、ふとした時に警告灯が点滅して消えなくなる場合があります。
本来であれば無意味に点滅したりしない警告灯ですが、一体何が原因で起きてしまうのでしょうか?

この記事では、『キーフリー警告灯が点滅した原因や対処方法が知りたい。』こんな方向けに記事でまとめてみました。
✅警告灯が点滅するトラブルを防ぐ対策
正常であればキーフリー警告灯は点滅しない
まず大前提として、正常であればキーフリー警告灯は点滅する事はありません。
理由はキーフリー警告灯が鍵(キー)に反応してACC~エンジン始動時に点灯。エンジン始動後に数秒して消灯する仕組みなため。

あくまで点灯⇒消灯が正常なので、点滅する場合には異常が起きていることになります
キーフリー警告灯が点滅する原因と解決策
ここからはキーフリー警告灯が点滅する
原因と解決策についてお伝えします。

キーフリー警告灯が点滅する…
こんな場合に原因となるのが
・セキュリティシステムの異常
電池残量不足
原因の1つ目は電池残量不足。
電池残量不足になることで異常と判断
されて点滅することになります。
というのも、車のスマートキーは鍵の代わりに内部にあるボタン電池で反応してエンジン始動や通信状況などの際に役立てています。
ですが、電池残量不足になるとキーフリー警告灯側がうまく感知できずに異常と判断。
その結果として原因となるのが
電池残量不足という訳です。

もし電池残量不足が原因で点滅する場合には、新しい電池に取り換える事で対処ができます。
※電池交換のやり方がわからない方は【作業は1〜2分”自宅や外出中に出来るスマートキー交換の簡単なやり方”】で作業の流れをまとめているので参考にしてみてください。

セキュリティシステムの異常
もう一つの原因はセキュリティシステムの異常。
その中でもよく当てはまるのが
・イモビライザーの故障
車のキーは同じ車種でも個々で鍵(スマートキー)が違うため、登録されていない鍵では鍵を所持していないのと同じ。鍵がない=異常と判断されて点滅。
またイモビライザーの故障でも反応するので、大きくまとめるとセキュリティシステムの異常として警告灯が点滅することになります。

もしセキュリティシステムの異常が原因で点滅する場合には、イモビライザーの故障やキーの登録解除など。該当する箇所を直して解決しましょう。
警告灯が点滅するトラブルを防ぐ為に出来る事
急にキーフリー警告灯が点滅するのも面倒だしどうにか防ぐ事は出来ないものか。
こんな方向けに以下では防ぐ対策をまとめてみました。
電池交換を早めにする
まず電池交換を早めにすること。
もちろん使用状況によっては早まる場合も
あるので、状況に合わせて交換するのが最適。
交換後はリセットも忘れずに
また、交換後はリセットも忘れずに。
キーフリー警告灯は前回の電池残量表示に反映されるのでリセットをしないと警告灯が消えない場合があります。
そんな時は施錠と解錠を複数回繰り返すと、
車両側でリセットされて交換後のキーが設定されます。
※詳しくは【電池交換後に実践したい″【キーフリー警告灯】を消すまでの簡単な流れ″】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

点滅する原因を特定して早めの解決を
以上、キーフリー警告灯が点滅するトラブルをお伝えしました。
よくある原因として考えられるのが電池が少ないこと。
本来の目的がキーの電池残量が少ない事を知らせるので、電池を新しく変えることで対処ができます。
ただし、これはあくまで一つの原因。
他にもセキュリティシステムの異常(キーの登録解除やイモビライザーの故障)も考えられるので、解決するためには電池残量不足以外も視野に入れておくと今後のトラブル解決に役立ちます。
キーの登録解除 | 車のキーは同じ車種でも個々で鍵(スマートキー)が違うため、登録されていない鍵では鍵を所持していないのと同じ。鍵がない=異常と判断されて点滅。 |
イモビライザーの故障 | イモビライザーは盗難防止装置の一つ。搭載車は事前に登録されたか鍵でないと反応しない機能。キーフリー警告灯はイモビライザーとも連動しているので、異常が起きると点滅する。 |

また、【キーフリー警告灯が消えない3つの原因とトラブル解決に向けた対応策を解説!】では消えない際の問題解決もまとめているので参考にしてみてください。