車のポジションランプ(車幅灯)の点滅状態は違反″保安基準を無視すると反則金や減点の対象″

車に関する悩みや解決方法
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純正のポジションランプ球にも飽きたから他の人と被らない点滅する仕様に変えたい。でも、『変えた場合って車検とかどうなるんだろう。』

このような疑問はありませんか?

通常ポジションランプ(車幅灯)といえば、薄暗くなったタイミングで点灯。明るい時間帯では消灯するイメージ。

その際に点灯するポジションランプ(バルブ)は見るものの、【点滅】したバルブを見かける事はありませんよね?

理由は簡単。バルブは点滅ではなく、点灯する事が道路運送車両の保安基準で決められている為。

もしそれでも実践した場合は、違反行為として反則金や減点の対象になるので注意が必要です。

記事がおすすめな人
✅どんな違反になるか知りたい
✅反則金や減点数が知りたい
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ポジションランプの点滅は整備不良になる

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まず結論として、点滅するバルブを使うと【整備不良】という違反になります。

正式名称は【整備不良車両の運転の禁止】。

そこから分けると

・整備不良(尾灯等)
・整備不良(制動装置等)

2つに分けられます。今回はバルブ関連なので尾灯等の方に該当。

違反になる理由は適さない状態にする事で、道路運送車両法123条にある問題に触れるため。

九 車幅灯は、点滅するものでないこと。

道路運送車両法第123条より

道路運送車両法123条では車幅灯の点灯状態に触れていて、取り付ける場合は点滅ではなく点灯させる必要があります。

点滅は道路運送車両法123条に反することになるので、正しく整備されていない=整備不良となる。

整備不良については以下道路交通法62条。

車両等の使用者その他車両等の装置の整備について責任を有する者又は運転者は、その装置が道路運送車両法第三章 若しくはこれに基づく命令の規定(道路運送車両法 の規定が適用されない自衛隊の使用する自動車については、自衛隊法 (昭和二十九年法律第百六十五号)第百十四条第二項 の規定による防衛大臣の定め。以下同じ。)又は軌道法第十四条若しくはこれに基づく命令の規定に定めるところに適合しないため交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある車両等(次条第一項において「整備不良車両」という。)を運転させ、又は運転してはならない。

62条は整備不良に関する事項が書かれていて、簡単にまとめると『公道を走行する場合は車検に適合する事はもちろん。他人に迷惑にならない状態で走行しましょうね。』という事。

もし違反を防ぎたい場合は、無視して運転を続けるのではなく正しい点灯方法にするのが最適となります。

整備不良と断定されるとどうなる?

ここからは実際に整備不良と断定
された場合にどうなるのかお伝えします。

反則金の支払いが必要になる

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1つ目は反則金の支払いが必要になること。

大型車12000円
普通車9000円

整備不良をした場合、大型車12000円。普通車9000円の反則金の支払いを命じられます。

反則金って、無視すれば支払いしなくて済むみたいなこと聞いたんだけど本当なのかな。

うわさでは聞くけど、実際は無視した事で逮捕されるリスクもあるから注意が必要だね。

よく

・反則金は払わなくても大丈夫
・無視していれば支払いの書類が来なくなる

こう考える方が中にはいる事でしょう。

ですが払わなくても大丈夫なんてことはもちろんなく、通知書を無視し続けた場合逮捕されるケースとなります。

流れとしては

①反則金未納通知書最終通知が送られる②無視する③刑事訴訟手続(裁判の手続き)

裁判の手続きになると警察署への出頭が命じられ、その後に検察に書類送検されて起訴・不起訴の判断が下されるという結末になります。

※詳しくは【交通違反の反則金”面倒で支払い放置は最悪逮捕や罰金の危険も?”】でまとめているので参考にしてみてください。

点数を減点される

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2つ目は点数を減点されること。

違反点数1点

その際の違反点数は1の減点とされます。

1点くらいなら大したことないでしょ。

中には気にしない人も少なくないでしょう。

確かに通常であれば減点は1点なのでそこまで支障はありませんが…点数の持ち点が残り1点だった場合。1点からの減点になるため持ち点が0になります。

0になると点数が無くなるため初心者講習もしくは免停となります。

今回は免停がメインなため初心者講習に関しては省きます。免停は○○日まで車に乗れませんと言うもので点数によって日数が増えます。

この間は車を運転することが出来ないので、車を仕事として使っている場合は支障が出ることは間違いありません。

免停については、【免停(免許停止)になるのはいつ?”運転できなくなるタイミングや終わる期間を解説”】で詳しくまとめているので一緒に参考にしてみてください。

整備不良にならないために気を付ける事

最後は整備不良にならないために気を付ける事。

もしこれから先、『整備不良で捕まりたくはない。』こんな方は以下の対策を実践しましょう。

点滅するバルブを選ばない
どれがいいかわからない場合は口コミやメーカー品を選ぶのもおすすめ

点滅するバルブを選ばない

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まず点滅するバルブを選ばないこと。

九 車幅灯は、点滅するものでないこと。

道路運送車両法第123条では大前提として
点滅しないバルブなことが記載されています。

そのため点滅するバルブを選ばないことが大切となります。

どれがいいかわからない場合は口コミやメーカー品を選ぶのもおすすめ

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といってもどんなバルブを選ぶといいかわからないんだけど。

そんな時には口コミやメーカー品を選ぶのがおすすめだね。

たとえば実際に使ったことがあるバルブで言えば【HID屋ポジション球(540lm)】。

・点滅しない
・適度な明るさ
・車検適合
・ヘッドライトとの色を合わせやすい

点滅しないのはもちろんですが、適度な明るさで車検にも適合するので違反対策としても最適。

違反しないためには点滅させないことが大切

以上、点滅するポジションランプの違反についてお伝えしました。

記事のまとめ。

記事でもわかる通り、点滅する
ポジションランプは整備不良に該当します。

整備不良=ポジションランプ(車幅灯)の保安基準に反した場合になる違反。

本来点灯することが条件に対して、点滅する状態にした事で違反となります。そのため、違反を防ぐためには点滅するバルブを選ばないように心がけましょう。

よくある質問Q&A

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Q.ポジションランプの球切れや片方切れは違反になりますか?

A.はい、夜間に点灯が義務なので仮に片目切れであっても違反となります。※詳しくは【ポジションランプ(車幅灯)のバルブ切れは違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】でまとめているので参考にしてみてください。


Q.ポジションランプを好きな色にしたいのですが、変えても問題はありませんか?

A.いいえ、色に決まりがあるので適さない色は違反となります。※詳しくは【ポジションランプ(車幅灯)のピンクや青等は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】でまとめているので参考にしてみてください。


Q.ポジションランプが暗いのでとにかく明るいバルブが欲しいです。爆光仕様でも問題ありませんか?

A.いいえ、限度を超えた明るさは車検に通らないため違反となります。※詳しくは【爆光過ぎるポジションランプ(車幅灯)の点灯は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】でまとめているので参考にしてみてください。


Q.ヘッドライトをつけずにポジションランプだけの点灯はだめですか?

A.はい、点灯は義務なので不点灯は違反になります。※詳しくは【夜間にポジションランプ(車幅灯)だけの点灯は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】でまとめているので参考にしてみてください。

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