ヘッドライトバルブをイエロー光に変えたい。でも、『ハロゲンやLEDがあるけど、選ぶならどれがいいんだろ。』
このような悩みはありませんか?
通常イエロー光は白系のバルブに比べて同化しにくく、悪天候(霧・雨・雪)に見やすいのが特徴。
特に夜間走行時では黄色に変えることでより安全な走行ができます。
ただ、そんなイエロー光もさらに分けるとハロゲンやLEDがあるのでどっちを選んだらいいのか悩みますよね?

そこでこの記事では、メリット・デメリットを元にどちらのバルブがおすすめなのかまとめました。
✅今後変えるために参考にしたい。
イエローバルブはどの車でも合うわけではない

まず大前提として、イエローバルブはどの車でも合うわけではありません。
理由は現在の車検ではバルブの色は白と決まりがあるため。仮に無視して色を変更すれば車検に通らない事はもちろん。違反として反則金や減点の対象にもなります。

そのため、先に自分の車は問題ないかを確認しておきましょう。
※大丈夫かどうかは【通らないと噂のイエローヘッドランプ!今の基準で使うと車検はどうなの?】でまとめているので参考にしてみてください。

選ぶ場合はメリット・デメリットを参考に

ここからはどちらのバルブがいいのかについて。
メリット・デメリットでそれぞれ紹介しているので参考にしてみてください。
ハロゲンバルブのメリット・デメリット
| メリット | |
| ① | 雨、霧、雪に強い |
| ② | 旧車の雰囲気に合う |
| ③ | 比較的安価で購入できる |
| ④ | ハロゲンの熱で付着した雪を溶かせる |
| デメリット | |
| ① | 消費電力が高い |
| ② | LEDに比べると暗い |
| ③ | LEDに比べると寿命が短い |
まずハロゲンですが、雨天時に強いことはもちろん。温かみのある色合いで旧車の雰囲気にマッチしやすいです。また付着した雪を溶かせるのもメリットの一つ。
特に雪の降りやすい地域ではヘッドライトレンズに雪が付着しやすい。付着すると当然明るさも半減しますが、ハロゲンの熱によりレンズの雪を溶かす事ができます。
逆にデメリットには、消費電力の高さや寿命・暗さがあります。
消費電力に比例してそこそこ明るくできますが、その分で消費が大きくなります。
消費が大きい=バッテリーにも負荷がかかる。
特に電装品を追加で多く使っている場合は注意が必要。
LEDのメリット・デメリット
| メリット | |
| ① | 雨、霧、雪に強い |
| ② | ハロゲンよりも明るい |
| ③ | 消費電力が低い(省エネ) |
| ④ | 寿命が長い |
| デメリット | |
| ① | ハロゲンよりも割高になりやすい |
| ② | ハロゲンのような濃い黄色味がない |
| ③ | 付着した雪が溶けにくい |
逆にLEDには省エネや寿命の長さがメリットとしてある。もちろん明るさに関しても、省エネながらハロゲン球よりも期待が持てます。
ただし、その反面で割高な面や色味などでは
デメリットとなる場合も…
特に色の濃さ。ハロゲンだと濃い目の黄色なのに対して、LEDは白が混ざった明るめの黄色に変わります。
また、ハロゲンなら数千円で買えた物もLEDになると性能次第で数万円になることも考えられます。
結局選ぶならどっちがいい?


メリット・デメリットがそれぞれあるのはわかったけど、結局どっちがいいのかな?

最終的には個人の自由になるんだけど、敢えて選ぶなら用途や性能で選ぶのがおすすめだね。
雪などの安全性重視ならハロゲン球
まず雪が降りやすい地域等で
使う場合はハロゲン球。
先にも言ったように、ハロゲン球はそこそこ明るい代わりに消費電力が高くなるのが特徴。
消費電力が高い=負荷がかかりやすい訳ですが…
同時に熱を持ちやすい事を利用すれば、レンズに付着した雪を溶けやすくできます。雪が付着すると視界を奪うので視認性がダウン。ですが、その都度熱で雪が溶ければ妨げることになりません。
※ハロゲン球を探している方向けに【雨天・雪に強い”イエロー(黄色)ヘッドライトバルブのおすすめ4選”】でおすすめをまとめているので参考にしてみてください。
悪天候時の視認性や寿命を重視するならLED
逆に悪天候時の視認性や寿命を重視するならLEDがおすすめ。
悪天候は雪だけでなく、霧や雨等も含まれます。同じイエロー系のバルブなら視認性UPに繋がるので、LEDであっても問題ありません。
しかもLEDならハロゲンよりも明るくなるので広範囲まで確認ができる。
また、省エネになることでバルブを長く
使いたい方に最適となります。
※LED球を探している方向けに【悪天候や夜間走行に効果的″イエローヘッドライト(LED)のおすすめ4選″】でおすすめをまとめているので参考にしてみてください。

最終的にどれを選ぶかは個人の自由ですが、もし迷っている方は性能や視認性を目安に選ぶと決めやすいです。
自分に合ったイエローバルブを選んで今後に役立てよう
以上、ハロゲンとLEDどちらがおすすめなのかお伝えしました。
記事でもわかる通り、まずイエローバルブを選ぶ場合は車検に通る前提で選ぶ必要があります。
イエロー光=年式で車検に通らない。
基準の年式以下であればイエローバルブであっても問題はありません。
その際に選ぶ場合は
・悪天候時の視認性や寿命を重視するならLED
というように、使う目的で選ぶと失敗するリスクを減らせます。
また使い方次第では雪の日⇒ハロゲン球。それ以外の悪天候時⇒LEDという方法もあるので、自分に合った使い方をして今後に役立ててみましょう。