発炎筒には正しい使い方があるって聞くけど本当なの?どうやって使うものなの?自分でも確認したいので詳細を教えてほしい
このような悩みはありませんか?
通常発炎筒と言えば、緊急時の後続車に
危険を知らせる為のもの。
危険を知らせる事で予期せぬトラブルを防ぐ訳ですが…
いざ使う必要が出た場合、どうやって使えばいいのか疑問に思う事ってありますよね?
そこで今回の記事では、発炎筒の使い方の手順から処理の方法まで詳しく解説していきます。
記事を最後まで読む事で知識を得ることはもちろん。
これから先のトラブルの際に役立てることがあります。
あらためて発炎筒とは?
まず初めに、発炎筒とはどのような
ものなのか紹介します。
発炎筒は、緊急時路肩に停車した際に、
後続車に危険を知らせる為のものになります。
簡単に言えば炎を起こさせて目視で危険を知らせる役目です
主に、
・車のトラブルで走行不能
2つの場合に使用します。
走行中の事故では、相手の車に衝突。もしくは後続車に追突された場合いずれかの事故の際に使用します。
車のトラブルでは、
・エンジンが急に止まってしまった
など緊急時の場合が当てはまります。
特に夜間等に走行不能になった場合、発炎筒を使用しないと事故になる可能性があります。
そのため、症状によって使い分ける
必要があります。
発炎筒の使い方
そんな発炎筒の正しい使い方に
ついては以下の通りです。
今回は、高速道路で事故を起こして
しまったと仮定してご説明していきます。
車内から発炎筒を取り出す
まず初めに、助手席のドアを開け
助手席下にある発炎筒を取り出します。
無い場合には、ネットショッピングなどでも購入
できるので事前時常備しておきましょう。
発炎筒のキャップをひねりながら抜く
車内から取り出す事ができたら、ケースと
キャップを握り中の発炎筒を取り出しましょう。
キャップを抜きこすりながら着火する
発炎筒のキャップを抜くことが出来たら、
中にある白いキャップをぬきましょう。
抜くと画像のようになっているので、
キャップの裏側とこすり合わせて
発炎筒を着火させましょう。
道路に置き安全な場所に避難する
着火する事ができたら車の後方に置き、
自身は安全な場所に避難しましょう。
その間に、警察機関や車屋さんへ連絡して
来るまで待機して待ちましょう。
以上が発炎筒の正しい使い方になります。
もし使う機会がある場合には、
上記の手順でやってみてください。
発炎筒の処分方法はどうすればいい?
最後に処分方法になりますが、
使用済みと未使用で処分方法が変わってきます。
未使用の発炎筒処分方法
発炎筒にも4年の使用期限があるので、
未使用の場合でも交換が必要になります。
期限が切れると点火できない可能性が
でてくるためですね。
処分する場合は火薬類取締法によってがん具煙火に分類されているので、個人で処分することが出来ません。
実際に以下、法律に記載があります。
第1条【この法律の目的】この法律は、火薬類の製造、販売、貯蔵、運搬、消費その他の取扱を規制することにより、火薬類による災害を防止し、公共の安全を確保することを目的とする。第2条【定義】この法律において「火薬類」とは、左に掲げる火薬、爆薬及び火工品をいう。①火薬イ黒色火薬その他硝酸塩を主とする火薬ロ無煙火薬その他硝酸エステルを主とする火薬ハその他イ又はロに掲げる火薬と同等に推進的爆発の用途に供せられる火薬であつて経済産業省令で定めるもの
ですので、個人的に処分ではなく引き取ってもらうのがおすすめです。
使用済みの発炎筒処分方法
逆に、使用済みの発炎筒は花火などと同じ扱いなので一般ごみとして処分する事ができます。
その場合にはあらかじめ水につけて
消化した状態で捨てましょう。
このように状態に応じて処分方法が異なるので注意して処分しましょう。
記事のまとめ
以上が発炎筒の正しい使い方や処分の方法でした。
今回の記事のおさらいです。
発炎筒のキャップをひねりながら抜く
キャップを抜きこすりながら着火する
道路に置き安全な場所に避難する
・個人で処分ができないので引き取ってもらう。
使用済みの発炎筒処分方法
・一般ごみとして処分できる
記事でもわかるように発炎筒は事故を起こしてしまった際に、後続車に危険を知らせるという意味で重要な道具になります。
特に夜間のトラブル発生時では目視だと確認しずらくて、追突される…なんて事になりかねません。
ですので、いざという時のために期限切れでないものを常備して使い方をしっかり覚えましょう!
今回紹介した発炎筒について
今回紹介した発炎筒は通常の煙タイプですが、
場合によってはLEDタイプという選択肢もあります。
通常の発炎筒とは何が違うの?
通常のが一回限りなのに対して、LEDタイプのは半永久的に使えるのが特徴だね。
他にも
・車両側面等への固定ができる
・スイッチONのみで点灯
・LEDなので消費が少ない
・持続効果が長い
・車検にも適合
など様々なメリットを得られます!
発炎筒のように有効期限やヤケドの心配もないので安心です。
また、20時間以上点滅するので事故処理が長引いても安心。通常タイプもいいけど、長く使いたい場合にはLEDを選択するのも1つの手だね!