車を所持している方なら一度は聞いた
ことのあるパーキングランプ。
パーキングランプは車に使われるパーツの
一つで知っている方であれば○○ねとなりますが…
知らない人からするとどんな時に
役立つの?と疑問に思う事もあるでしょう。
そこでこの記事では、パーキングランプの仕組みを解説した上で役立つ用途について解説していきます。
パーキングランプとは何か?
パーキングランプはスモールランプと連動して作動するパーツの事。
駐車灯とも呼ばれる事はありますが、
呼び方はパーキングランプでも問題はありません。
本来の目的は
以下の道路運送車両法にも実際に記載があります。
「駐車灯」とは、保安基準第 37 条の3に規定された灯火器をいい、駐車車両の
存在について注意を喚起するために自動車に備えるものをいう。
駐車灯はONにする事で強制的にスモールランプを点灯させるというものです。
手順としてパーキングランプON→スモールランプが点灯なので、スモールスイッチと同じです。
ただし違う点は、どのタイミングでも
点灯ができると言う事。
たとえばスモールスイッチの場合。
エンジンを切ってしまうとONにしても
点灯はしないですよね?
※古い車種の場合は一部点灯する物もあります。
逆にパーキングランプはエンジンOFFでもスイッチで点灯ができます。
この違いはつながる電源にあります。
スモールスイッチはあくまでスモールランプを点灯させる目的なので、繋がる配線はイルミ電源。
パーキングランプは、常時電源に連動しています。
・ONでスイッチを介して常時電源が流れスモールが点灯
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どんな車に取り付けられたもの?
続いてパーキングランプがどのような車に
取り付けられているのかですが…
結論を言えば
・スバル車
・一部の車
2種類の車に装着されています。
すべての車についてるわけじゃないのね。
性能上、そこまで重要な機能じゃないからね。
スバル車や一部の車
上記でも軽く触れたとおり、取り付けられているのは
・一部の車です
たとえば、代表的なので言えばインプレッサや
レガシィなどが挙げられますね。
基本的にハンドル周りや運転席側の
ダッシュボード付近に取り付けられています。
私が乗っているインプレッサで
あれば赤〇部分ですね。
現在ではほとんど存在しないランプ?
ただし、パーキングランプ事態現在では
ほとんど装着されていません。
理由は簡単でそこまで重要でない為。
本来の目的は駐車灯なので後続車もしくは対向車に停まっていることを知らせる目的。
実際は別物ですが、内容としてはスモールランプ(車幅灯)でも補えます。
※スモールランプがよく分からない方は、【ポジションランプ(車幅灯)とは何か?実際に点灯させる意味や仕組みとは?】を合わせて読んでおく事をおすすめします。
駐車灯も元々はスモールランプを点灯する事なので、なくても問題ない部品と言えます。
しかも駐車灯はエンジンOFFでも点灯しますが…
消し忘れるとバッテリー上がりの原因にもなります。
少なからずこのことも関係していますが、実際には現在使われている車種はほぼありません。
ただし、使い方次第では役立つ機能!
ただそんな駐車灯(パーキングランプ)でも、
正しくつかえば役立つ機能でもあります。
それが
・駐車していることを知らせる目的
事故でエンジンをかけられない状態の時
事故を起こしてエンジンをかけられない時。そんな時にパーキングランプの点灯ができます。
存在意義を少しでもわかりやすくするために
後続車に知らせる目的として使えます。
『ハザードランプ使えばいいじゃん』と
言われたらそこまでなんですが…
補助としてハザードランプと一緒に点灯する事で認識されやすくなります。
駐車していることを知らせる目的
もう一つは基本的な目的として
駐車を知らせることですね。
何度も説明したように駐車灯なので、
相手に存在意義を知らせる目的で使います。
このように目的によって使い分けることで、あまり効果のなさそうなパーキングランプでも役立ちます。
パーキングランプを正しく使ってこれからに役立てよう!
以上、パーキングランプについて紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・本来は後続車もしくは対向車に停まっていることを知らせる目的です。
・一部の車
・駐車していることを知らせる目的
駐車灯とも呼ばれ、本来の目的は後続車
もしくは対向車に停まっていることを知らせる事。