・仮免許って何?
・どうやって取得するの?
・取得した場合使用期限があるって本当?
このような悩みはありませんか?
実は過去の私も同じように悩んだ経験があります。
仮免許と名前くらいは聞いたことあるものの、どういった免許で取得に条件があるのか分からずじまい。
ですが、調べていくうちに運転免許を取得する上で必要な免許ということがわかりました。
この記事では、『仮運転免許について詳しく知りたい。』そんな方向けに順を追って詳しく解説していきます。
仮運転免許とは?
それではまず、タイトルにある【仮免許】について。
仮免許は、第一種免許を受けようとする人が練習のために道路で運転する場合に必要な免許です。
・仮免
などと呼ばれるものもありますが、好きな呼び方でOKです。
仮とは言え一応免許なので、道路交通法87条にも記載されています。
以下一部内容です。
4仮免許を受けた者は、第2項の規定にかかわらず、旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的で旅客自動車を運転することはできない。仮免許を受けた者は、第2項の規定にかかわらず、代行運転普通自動車を運転することはできない。
買い物や遊びなんかでは使えないって事?
そういう事だね名前の通りあくまで仮の免許だからね。
仮免許証はあくまで本免許を取るまでの『仮』の
免許なので、ドライブなどの目的で使用してはいけません。
また、仮に助手席に運転免許を持っている方が同乗していても同じです。
免許持ちの方が運転するならまだしも、仮免許しか持っていない人は行動を走行する条件を満たしていないので、練習以外で使うことは絶対にやめましょう!
詳しくは以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
この記事の詳細はこちら
仮免許の取得方法
続いて仮免許の取得方法です。
仮免許=入校すればすぐに取れるわけではないので、
この機会に条件を知っておきましょう。
一段階目の学科と技能を受ける
まず必要となるのが、一段階目の
学科と技能を受ける事です。
学科は運転に関する知識や道路標識など。必要最低限な事を学びます。
技能は場内で行う車の運転ですね。発進の仕方や運転方法を学びます。
・技能教習がMTで15時間となります。ATの場合は12時間。
ちなみに最初の学科1時間については、先行学科と
なるので決められた時間に受ける必要があります。
その後の学科は決まりがないので、時間割を
参考にしながら受けられるだけ受ける事も出来ます。
技能教習については、第一段階がシミュレーションを使った車の動かし方。
その後は実車を使った教習所内のコースを走行します。
コース内は公道を想定して信号や、縦列駐車・S字カーブ・坂道発進など。一般的な操作を運転技術を覚えます。
その繰り返しで条件をクリアすれば試験を受ける事ができます。
一段階目の試験を受ける
決められた第一段階の技能学習・学科講習をある程度済ませると、仮免許取得に必要な試験があります。
・学科試験は50問のペーパー試験
・技能は100点からの減点方式
技能試験は学んだことの内容。一般的な運転やS字カーブなど。決められた項目を実践します。
両方を合格出来れば仮免許が発行されるという流れです。
仮免許の期限について
また、本来の免許と違い仮免許には
期限があるので、一緒に学んでおきましょう。
普通免許と違い使える期限が少ない
というのも、本来の運転免許は3~5年ごとに更新なのに対して、仮免許は合格した日から起算して6カ月です。
3~5年ごとに更新というのは免許の色で更新日が変るからだね。
たとえば
・ブルー=3年
・ゴールド=5年
というようになります。
運転免許は車を運転する際に必要となる免許なので、更新の日付は比較的に長めです。それに対して仮免許は6か月。
期限が決められた理由は道路交通法に記載がある為
どうして6か月なの?
仮で使える免許ってのもあるんだけど、道路交通法で決められているからだね。
そのため免許の期限は6か月。あくまで仮の免許なので、用途以外では使えないと言う事を覚えておきましょう。
仮免許はあくまで仮の免許。取得した場合には気を付けて活用しよう!
以上、仮免許の取得前に気を付けるべき
期限と免許の内容を紹介しました。
今回のおさらいです。
運転免許のように通常使用ができない
一段階目の試験を受ける
期限が決められた理由は道路交通法に記載がある為
仮免許=運転免許ではありません。
あくまで仮で条件付きの免許なので、
実際に使う場合には気を付けて活用しましょう。