坂道発進の方法が知りたいんだけど。失敗しない3つのコツがあるって聞くけど。どんな内容なの?
以上のような疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅ 失敗しないコツが知りたい
この記事では、車に乗る上で知っておきたい坂道発進のコツと方法について解説していきます。
坂道発進の方法を事前に理解しておけば、知識を深める事にも役立ちますし、初心者からでも実践として活用する事ができます。
また、記事の後半ではサイドブレーキを使わない方法も紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
坂道発進=苦手な方も少なくないと思いますが、今回の手順を踏めば簡単に実践する事が出来ます!
これから先参考にしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
坂道発進で失敗しない3つのコツ
それではまず初めに、坂道発進で失敗しない
3つのコツについて見ていきましょう。
コツとしては以下3つがあります。
・エンジンの音を聞いて回転数を判断する
・サイドブレーキをうまく活用する
クラッチの操作
1つ目はクラッチの操作です。
ATと違いMTにはクラッチ操作があるので、踏み込んだ状態のクラッチペダルをゆっくり離すことでエンストするリスクを減らします。
逆に、一気にクラッチを離してしまうと伝わるショックが大きすぎてエンストしやすくなります。
そのため、クラッチをなめらかに離していくことでスムーズに発進できるようになります。
エンジンの音を聞いて回転数を判断する
2つ目はエンジンの音を聞いて回転数を判断する事です。
本来エンストは、低い回転数の時に起こりやすい物です。
そのため、クラッチを離すときにアクセルを踏みつつ、エンジンの回転を上げておく事でエンストしにくい状態を作ります。
最初はわかりにくいかもしれませんが、慣れてくるとエンジンの音を聞いて回転数を判断できるようになります。
ちなみに回転数ってどのくらいがいいの?
目安としては3000~5000の間だね。
サイドブレーキをうまく活用する
3つ目はサイドブレーキをうまく活用する事です。
サイドブレーキ=停車の時だけと思われがち
ですが、一時的であれば坂道でも有効です。
そのため、うまくサイドブレーキを活用してみましょう。
実際の坂道発進の手順とやり方
それでは事前にコツがわかったところで、坂道発進の手順とやり方に移ります。
手順については以下の通りです。
2.ギアを1速(ロー)に入れる
3.ハンクラを維持しつつ徐々にアクセルを強める
4.サイドブレーキを下ろし発進
ギアをニュートラルに入れサイドを引く
まず初めにギアをニュートラルに入れ、
サイドブレーキをしっかり引きましょう!
サイドブレーキをしっかり引いてニュートラルに入れていれば、たとえクラッチを離してもエンストしません。
また、ブレーキを離していても下がることはありません。
ギアを1速(ロー)に入れる
一度止まってしまうとギアが合わなくなるので、
発進時と同じく1速に入れましょう。
この時足元はクラッチと
ブレーキを踏んだ状態です。
半クラを維持しつつ徐々にアクセルを強める
1速に入れる事ができたらブレーキから足を離し、アクセルと切り替えハンクラ状態で徐々に踏んでいきます。
最初でも触れたように、一気に離すと
エンストするので注意しましょう。
サイドブレーキを下ろし発進
回転数を合わせる事ができたら、ハンクラを維持しつつサイドブレーキを下ろしましょう。
下ろす事で徐々に車が前進するので、そのままハンクラを
維持しつつアクセルを踏み込み坂道を登りきりましょう!
目安としては回転数を3000~5000の間を維持する事ですね。
実際に私も最初は坂道発進が苦手でした。
特に、信号待ちなどで坂道の途中で止まった時。
・登れなかったらどうしよう
・下がって後続車にぶつけたら…
こんなことばかり考えていました。
ですが、この方法を実践するようになってから
坂道発進が苦でなくなりました。
ですので、もしMT車の坂道発進がうまくいかない方や、苦手な方はこの方法を実践してみてはどうでしょう?
最初のうちは難しく感じるかもしれませんが、
何度か練習するうちにできるようになります。
合わせて知っておきたい!サイドブレーキを使わない坂道発進の手順
合わせてサイドブレーキを使わない坂道発進の
手順についても確認しておきましょう。
これから紹介する手順を事前に理解しておけば、慣れた際にサイドブレーキを用いなくても実践ができます。
クラッチとブレーキを踏んだ状態で1速に入れる
まず初めに、半クラ状態を維持する事から始めましょう。
ギアはN(ニュートラル)の状態。
Nからブレーキ+クラッチを踏んだ状態でギアを1速に入れます。
ブレーキ+クラッチを踏んだ状態では発進ができ
ないので、ゆっくりクラッチペダルを戻してきます。
徐々に離すと半クラッチ状態が始まって少しずつエンジン回転数が下がってきます。
半クラ状態を維持する事で、前進する力がタイヤに伝わるため坂道でも下がる量を減らすことができます。
ブレーキからアクセルに切り替える
半クラ状態を維持出来たら、ブレーキから
アクセルペダルに切り替えましょう。
この時、切り替えが遅くなってしまうと坂道で車が下がってしまうので注意が必要です。
なので、大切なのはブレーキ⇒アクセルペダルの
切り替えを素早くする事です。
適切な速さで切り替える事で下がるのを防げます。
アクセルとクラッチをうまく活用して坂道を上る
最後はアクセルとクラッチをうまく活用して坂道を上るだけです。
サイドブレーキの時でも言いましたが、3000~5000回転の間を維持しながら発進する事で下がることなく登りきる事ができます。
最初は難しいと思うかもしれませんが、慣れてくれば意識しなくても自然とできるようになります。
私自身も元々は坂道が苦手で下がったこともありましたが、実際にこの方法で出来るようになりました。
なので、
・サイドブレーキを使わない方法
2つの方法を理解して自分なりに工夫して出来るようになりましょう。
手順通りにやれば坂道発進もスムーズに!
以上、坂道発進の手順とやり方に
ついてご紹介させていただきました。
今回の記事のおさらいです。
エンジンの音を聞いて回転数を判断する
サイドブレーキをうまく活用する
ギアを1速(ロー)に入れる
半クラを維持しつつ徐々にアクセルを強める
サイドブレーキを下ろし発進
ブレーキからアクセルに切り替える
アクセルとクラッチをうまく活用して坂道を上る
坂道発進をスムーズに行うには、クラッチを離さないことが大切です。
もし慣れていない方で坂道発進をする際には、
初心に戻りクラッチを離しすぎないようにしましょう。
その際の回転数は、3000~5000の間を
維持しながら発進を試みてください。
焦らず実践をする事で、苦手な方でも
できるようになります!