【軽自動車・普通車】の永久抹消登録に必要な書類と申請までの簡単な流れ

一時抹消・永久抹消
この記事は約8分で読めます。

永久抹消は、正式名称を永久抹消登録。軽自動車の場合は解体返納と呼びます。

使用目的は主に

・使う予定がない
・廃車にするこんな場合です。

似ているもので一時抹消登録がありますが、
一時抹消は一時的に使用を止める事です。

一時的に抹消をすることで公道走行を禁止し、
自動車税などの支払いを止める事ができます。

一時抹消について詳しくは以下を参考に。
【初心者から学ぶ】車の一時抹消登録の申請方法と簡単な手続きの流れ
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。車の一時抹消の基本内容と申請できる場所について解説しています。一時抹消の内容を事前に理解しておけば、どんな時に抹消が必要になるのかを詳しく知る事ができます!結果として、保険関係や売却の際に役立てられます。また、記事の前半では一時抹消申請ができる場所も合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。

逆に永久抹消登録になると一時抹消の
ように再登録はできなくなります。

ただそれでも永久抹消登録をする場合には軽自動車で11。普通車で7とどちらでやるかで必要な書類が変わります。

どんな書類が必要なのか。また永久抹消の流れとは?など項目ごとに詳しくまとめているので参考にしてみてください。

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永久抹消に必要な書類

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まず永久抹消に必要な書類についても確認
しておきましょう。

軽自動車の永久抹消に必要なもの

軽自動車の永久抹消は、管轄の軽自動車検査協会にて自動車検査証返納届を書きます。

その際に必要な書類は以下になります。

・車検証
・所有者の印鑑
・ナンバープレート(前後2枚)
・リサイクル券
・申請書
・手数料納付書
・自動車検査証返納届
・軽自動車税申告書
・自動車重量税還付申請書
・移動報告番号と解体通知日の控え
・自動車重量税の還付を受ける口座の情報

車検証

車検証は、車が車検に適合しているかどうかを
証明するもので常時携帯が義務づけられたもの。

基本的には社内に保管されています。

所有者の印鑑

所有者本人の印鑑が必要です。

印鑑については基本的には実印。

ナンバープレート(前後2枚)

ナンバープレートは車に装着されているナンバーの事。

前後で2枚なので両方用意しましょう。

リサイクル券

リサイクル券は、廃車にかかる費用を車の所有者が
負担するために購入しなければいけないものです。

車の購入後に支払うものなので、車検証などと一緒に基本は保管してあります。

申請書

申請書は永久抹消の書類の事。

永久抹消登録申請書は窓口にて受け取りができます。

手数料納付書

手数料納付書は支払いの時に
一緒に貰える納付書の事。

特に自分で準備することはありません。

自動車検査証返納届

自動車検査証返納届は、軽自動車の使用を
一時中止する場合に必要な書類の事。

軽自動車検査協会の窓口にて受け取ることができます。

軽自動車税申告書

軽自動車税申告書は軽自動車を購入
もしくは廃車する際に必要になる書類。

一般的には軽自動車検査協会に
隣接する税関係の窓口で入手が出来ます。

自動車重量税還付申請書

自動車重量税還付申請書は車検残が一か月
以上あれば受け取ることができる書類の事。

要は自動車税の残価に応じてもらえる還付金に必要な書類ですね。

基本的には国土交通省HPもしくは窓口で書類を受け取れます。

移動報告番号と解体通知日の控え

移動報告番号と解体通知日の控えはともに
永久抹消をする際に受け取る書類の一つです。

特に自分で用意するということはありません。

自動車重量税の還付を受ける口座の情報

自動車重量税の還付を受ける口座の情報。

つまりはどの口座に入金すればいいかを示すものですね。

自分の振り込んで欲しい口座の情報を準備すればOKです。

普通車の永久抹消に必要なもの

普通車の永久抹消に必要なものは以下になります。

自動車検査証
ナンバープレート(前後2枚)
永久抹消登録申請書
手数料納付書
印鑑証明書
委任状
自動車税申告書

自動車検査証

車検証は、車が車検に適合しているかどうかを
証明するもので常時携帯が義務づけられたもの。

基本的には社内に保管されています。

ナンバープレート(前後2枚)

ナンバープレートは車に装着されているナンバーの事。

前後で2枚なので両方用意しましょう。

永久抹消登録申請書

申請書は永久抹消の書類の事。

永久抹消登録申請書は窓口にて受け取りができます。

手数料納付書

手数料納付書は支払いの時に
一緒に貰える納付書の事。

特に自分で準備することはありません。

印鑑証明書

印鑑証明書は、押印した印鑑がその人
本人であるかを証明するものです。

盗んだものでない証明とでも
覚えておくといいでしょう。

印鑑証明書の発行方法については以下でまとめているので参考にしてみてください。

【車の購入や売却に必要】印鑑証明書の発行に必要な枚数と取得の流れ
車の購入や売却に必要となる印鑑証明書。印鑑証明書には枚数の決まりがあり、適当に揃えると足りずに二度手間になる事も…そこでこの記事では、必要となる枚数や発行までの手順。2つをわかりやすくまとめています。

委任状

委任状は、名義変更手続きを買取業者に
委任する場合に必要になる書類です。

自分でやる場合には特に必要ありません。

もし必要な場合は

から取得可能

もし委任状の書き方や入手までの流れが知りたい方は以下を参考にしてみてください。

【車の売却や購入時に役立つ】委任状の簡単な書き方から取得までの流れ
委任状は、何らかの理由で本人が手続きできない場合に、本人の代わりに手続きができるようにするための書類。ですが効力を発揮させるためにはいくつか項目を自分で記入する必要があります。この記事では、入手方法や取得の流れを含めた委任状の書き方をまとめています。

自動車税申告書

自動車税申告書は普通自動車を購入
もしくは廃車する際に必要になる書類。

一般的に運輸局窓口で入手が出来ます。



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永久抹消の簡単な流れ

最後に永久抹消の簡単な流れも見ていきましょう。

永久抹消の流れは以下4STEPで終わります。

STEP1.車を解体業者に解体してもらう

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1つ目は車を解体業者に解体してもらう事です。

初めにやる事は解体業者を探す⇒車を解体する事です。

解体を先にしておかないと先に進めないので、解体をしたうえでナンバープレートやリサイクル券を受け取っておきましょう。

車検が切れてて持っていけない場合はどうすればいいの?

そんな時は、レッカーを手配して運んでもらうのがおすすめだね。

・レッカー代は1万円程
・解体費用は数千円を目安にしましょう。
ちなみに、おすすめとしては自分で依頼
するよりも廃車解体業者です!
理由として費用が安くなる事や状態
次第で0円以上の価値がつく事
です。
たとえばカーネクストを例にすれば費用は以下の通りになります。

車買取にかかる費用の比較
カーネクストは車の売却もできますが、
車を廃車にする際にも依頼する事ができます。

その際に、かかる費用がディーラーや中古車業者に比べて安く済みます。

実際に比較するとわかりますが、ディーラーなどの解体費用が1~2万円かかるのに対して、カーネクストの解体費用は無料となります。

また、状態次第で0円以上の価値がつく場合もあるので、解体費用が無料+お金が欲しい。

そんな方はカーネクストに依頼するといいでしょう。

STEP2.運輸支局に行く

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STEP2は運輸支局に行くことです。

解体まで終わったら、上記で紹介した書類を
一式準備して運輸支局に向かいましょう。

運輸支局はお住まいの地域(都道府県)を管轄している運輸支局になります。

STEP3.運輸支局で書類の記入・提出

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運輸支局についたら書類の記入・提出作業となります。

ここでやる事は、事前に準備した書類・ナンバープレート以外に

・自動車検査証返納届
・軽自動車税申告書
・自動車重量税還付申請書
永久抹消登録申請書
手数料納付書

を窓口で貰い記入後に提出です。

軽自動車税申告書は軽自動車の場合。永久抹消登録申請書は普通車の場合のみ。

STEP4.税事務所で自動車税還付の手続きをして廃車手続き完了

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書類の提出が終わったら、税事務所で
自動車税還付の手続きをしましょう。

税事務所は運輸支局の敷地内にあるので、
必要な書類を提出します。

提出後は自動車税の課税がストップされるので、年度末まで払っていた分の自動車税が返ってきます。

※ただし、2月末までに手続きを行った場合が条件です。

以上が永久抹消登録手続きの流れになります。

説明だけだと難しいかもしれませんが、手順通りにやれば手続きはできるのでぜひ覚えてみてください。



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合わせておすすめ永久抹消手続きができる場所について

合わせて永久抹消手続きができる場所について。

抹消手続きと言えど、どこでもできる訳では無いので正しい場所を知る必要があります。

その場所というのは、軽自動車・普通車どちらかで別れます。

軽自動車の永久抹消について

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軽自動車の場合は、本拠点で管轄する軽自動車検査協会の事務所で申請が出来ます。

例えば私が申請するとすれば、本拠点が群馬県となります。

なので、前橋市にある軽自動車検査協会
群馬事務所になります。

普通車の永久抹消について

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普通車の場合は、現住所を管轄する運輸支局になります。

群馬県を例に例えれば、前橋にある
群馬運輸支局です。

どこで申請するのかは、現住所の管轄。軽自動車もしくは普通車で変わってくるので、事前に把握しておきましょう。

必要な書類や手順を覚えて抹消登録をしてみましょう!

以上、【軽自動車・普通車】の永久抹消登録に必要な書類と申請までの簡単な流れを紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

永久抹消について
車の使用を永久的に抹消する事
一時抹消との違いは一時的か永久か
どんな時に永久抹消するのか?
・使う予定がない
・廃車にする場合
永久抹消手続きができる場所

軽自動車の一時抹消について
普通車の一時抹消について

軽自動車の永久抹消に必要なもの
・車検証
・所有者の印鑑
・ナンバープレート(前後2枚)
・リサイクル券
・申請書
・手数料納付書
・自動車検査証返納届
・軽自動車税申告書
・自動車重量税還付申請書
・移動報告番号と解体通知日の控え
・自動車重量税の還付を受ける口座の情報
普通車の永久抹消に必要なもの
自動車検査証
ナンバープレート(前後2枚)
永久抹消登録申請書
手数料納付書
印鑑証明書
委任状
自動車税申告書
永久抹消の簡単な流れ
STEP1.車を解体業者に解体してもらう
STEP2.運輸支局に行く
STEP3.運輸支局で書類の記入・提出
STEP4.税事務所で自動車税還付の手続きをして廃車手続き完了

手順通りに行う事で永久抹消ができるので、軽自動車・普通車で必要な書類を理解して実践してみましょう。

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