クラッチスタート解除スイッチについて知りたいんだけど。どんなスイッチなの?
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅クラッチスタート解除スイッチについて知りたい
✅種類ごとの使い方が知りたい
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。クラッチスタート解除スイッチの基本について解説していきます。
どんなスイッチなのかを事前に理解しておけば、知識として覚えておく事も出来ますし、実際に使えるかどうかを知るきっかけとなります。
また、記事の後半では種類ごとの使い方も合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。
ちなみに今回の内容は以下の順で読むとおすすめです。
③簡単5分で出来るクラッチスタート解除スイッチの作り方と取り付け方法 ≫
クラッチスタート解除スイッチとは?
名前の通りですが、クラッチを踏むことなく
エンジンスタートができるスイッチです。
このスイッチが必要な理由は、MT車はクラッチを踏まないとエンジンスタートができない事が関係しています。
専門的な言葉で言えば【クラッチスタートシステム】と呼ばれるものだね。
どうしてそんな邪魔くさい機能付いてるの?
理由としては、誤発進を防ぐ目的があるね。
たとえば、エンジンをかけようとなった時。
・ギアは3速に入ったまま
この状態でエンジンをかけると、誤発進により
前に進んだ状態でエンストします。
何もない状態ならいいですが、前が壁もしくは車がいた場合に追突の危険などがあります。
それを防ぐ目的で、クラッチを踏み込んだ状態で
ないとエンジンがかからないようになっています。
ただ、この機能は上記にも言ったように
意外と邪魔くさい機能なんですよね。
特に夏場と冬場。
夏は車内が熱くなっている事が多く、出来れば乗り込まずにエンジンスタートしたい。
冬場は暖気しないと発進ができないし、車内が温まるまで寒いので乗り込みたくない。
こんな理由から椅子に座らない状態もしくは窓の隙間からエンジンスタートしたい方も少なくないはずです!
そこで【クラッチスタート解除スイッチ】の出番という訳です。
椅子に座らないのはもちろんですが、
窓の隙間からというのも楽々できます。
スイッチの種類で盗難防止にも役立つ
また、クラッチスタート解除スイッチは
スイッチの種類で盗難防止にも役立ちます。
種類については以下2つ。
・3極スイッチ
2極スイッチの場合
2極スイッチはON・OFFの2パターンが
できるスイッチで、
・スイッチOFFではスタートできない
車両側とクラッチ側をそれぞれ分離させた状態で、別途で作ったカプラーとつなげるだけです。
あとはスイッチのON・OFFに合わせて
連動させるだけです。
意外と難しいように感じるかもしれませんが、
実際にやってみると簡単に出来ます。
3極スイッチの場合
もう一つは3極スイッチの場合です。
3極として使われるのはエーモン製のトグルスイッチ3202です。
トグルスイッチ(3202)は、スイッチの倒れる向きによって電装品を切り替えるパーツです。
②フリー(OFF)状態
③が電装品B
というように倒す向きで電装品が切り替わります。
ここまでが本来の使い方です。
これをクラッチスタート解除スイッチに代用すれば、
・通常のクラッチを踏んだスタート
・クラッチを踏んでもエンジンがかからない
3つのパターンが実践できるようになります。
どちらか選ぶならおすすめはどっち?
2パターンあるのはわかったけど、どちらか選ぶならどれがいいのかな?
おすすめとしては3極タイプのスイッチだね。
おすすめは3極スイッチ
まずおすすめは3極スイッチ。
上記でも言ったように、3極にすることで
・通常のクラッチを踏んだスタート
・クラッチを踏んでもエンジンがかからない
3つのパターンが実践できるようになります。
特にクラッチを踏んでもエンジンがかからないという点。
一見すると面倒ではありますが、エンジンがかけ
られないと言う事で盗難防止として役立ちます。
2極でも使えないことは無いが…
もちろん2極でも使えないことは無いですが…
2極の場合はOFF状態にしてもクラッチを踏めばエンジンがかかってしまうので、3極の方がおすすめですね。
とはいえどちらにするかは好みの問題なので、もし取り付けたい場合には自分に合ったスイッチを取り付けてみましょう。
クラッチスタート解除スイッチの基本を理解して自分に合ったものを取り付けましょう。
以上、クラッチスタート解除スイッチの基本と種類毎の使い方をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・スイッチONでエンジンスタート
・スイッチOFFではスタートできない
3極スイッチの場合
・クラッチを踏まずにエンジンスタート
・通常のクラッチを踏んだスタート
・クラッチを踏んでもエンジンがかからない
記事でもわかるように、解除スイッチはクラッチを踏むことなくエンジンスタートができるスイッチです。
使い方次第でクラッチを踏まなくてもエンジンスタートができるようになるので、うまく活用して見ましょう。
基本が理解出来たらスイッチの作り方と取り付け方法を見てみましょう。