エアバック警告灯を消したいんだけど玉を抜くのとキャンセラーだったらどっちがいいのかな。
このような事をたまに聞くことがあります。
一般的にエアバック警告灯と言えば、ステアリングを交換した際にエアバックを取り外すと点灯する警告灯。
警告灯自体は走行に影響がないことから無視
すれば大丈夫なのでは?と思われがちですが…
車検にも影響するため点灯状態を
どうにか解決する事が大切です。
とはいえ一重に解決と言っても何もしなければ当然消えないため、玉を抜くもしくはキャンセラーによって調整する必要があります。
今回はそんなエアバック警告灯について、玉を抜くのとキャンセラーで消す場合どちらがおすすめなのか記事で順を追ってお伝えしていきます。
エアバック警告灯を消すならおすすめはキャンセラー
早速ですが、結論から言ってエアバック警告灯を消すならおすすめはキャンセラーとなります。
手っ取り早く消すなら玉抜いた方が楽だと思うんだけど?
確かにそっちの方が楽なんだけど、玉を抜いただけだと後々車検に影響が出るからおすすめ出来ないんだよね。
というのも警告灯は危険を知らせるのが目的なので、条件下では点灯してそれ以外では消灯しないといけない決まりがあります。
たとえば
・エンジン始動で警告が消灯ですね。
なので簡単に出来る方法でありますが、玉を抜く方法はおすすめではありません。
逆にエアバックキャンセラーの場合。
エアバックキャンセラーは名前の通り
キャンセルすること。
警告灯が常に点灯することを抑える事ができるので、玉を抜く方法よりは効果的です。
また、キャンセラーを使うことで通常のエアバック有り車のように点灯⇒消灯ができます。
玉を抜いても消えることには消えるが…
もちろん玉を抜いても消える事には消えるので、決して使えない方法ではありませんが…
先にも言ったように後々車検に影響が
出るのでおすすめ出来ません。
玉を抜くということは、警告灯自体が点灯
しないことを意味します。
警告灯が点灯しない=条件下で点灯⇒消灯がそもそも出来ないので車検には通らなくなります。
実際に以下に記載があります。
平成29年2月以降は、警告灯(「エンジン警告灯」「ブレーキ警告灯」「ABS警告灯」「エアバック警告灯」)が点灯又は点滅している自動車は車検の審査を行わない。
「警告灯が点灯又は点滅している自動車は車検に通らないので直してくださいね。」という意味ですね。
車検に影響が出ないようにしたいならキャンセラー。あえて自作するという手もあり!
この事からもわかる通り、玉を抜く方法はおすすめ出来ないということがわかります。
なので、もしエアバック警告灯の対処をしたいならキャンセラーを取り付けることをおすすめします。
車種によっては設定がなかったり、購入するのが面倒なんだけど。これって自作とかできるのかな?
材料さえ揃えられれば簡単にできるよ。やり方もそこまで難しくないから、自作で作るのも一つの手だね。
ので参考にしてみて下さい。
簡単1分で自作できるエアバッグキャンセラー製作手順とおすすめの抵抗値 ≫
自分に合った最適な方法を選んでこれからに活かそう!
以上、エアバック警告灯を消すなら玉を抜くのとキャンセラーどっちがいいのか?についてご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
エアバック警告は、エアバック無しの社外のステアリングに交換した際に点灯することが多いです。
そのままでは車検に通らなくなるので玉を抜くという方も少なくないですが…
警告灯はエンジン始動直後は点灯していないと車検に影響するので、玉を抜いてしまうとそもそも点灯自体しなくなります。
なので、もしこれからエアバック警告が点灯するような状況になる場合には、玉を抜くのではなくキャンセラーを取り付けて対処するようにしましょう。
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