AT車でたまに見る「S」「B」のギアって何?どんな時に使うの?

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このような悩みはありませんか?

通常AT車のギアと言えばP・R・N・Dなどの一般的なもの。ですが、車によっては加えて「S」「B」などのギアもあります。

一見すると「そんなギアもあるんだ」程度ですが…

気になる方にとっては

・どんな意味を持つのだろう?
・使うタイミングはいつだろう。

と疑問に思うことってありますよね。

実際に私も初めて見た時は同じように思っており、意味や使うタイミングについてはよくわかっていませんでした。

ですが、実際に調べていくうちに知識をつけて詳しくなりました。

今回の記事では、『「S」「B」のギアの意味や使うタイミングが知りたい。』こんな方向けに順を追ってお伝えしていきます。

記事を読む事で知識を得ることはもちろん。これから先「S」「B」のギアがついた車に乗る機会がある方にとって、タイミングが分かるので正しく使い分ける事ができるようになります。

この記事がおすすめな人
✅ 「S」「B」の意味が知りたい
✅2つのギアの使うタイミングが知りたい
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AT車の「S」「B」の意味

それでは早速AT車の「S」「B」の意味に
ついて見ていきましょう。

AT車の「S」の意味

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まずSの意味について。

Sは幾つかあるギアの1つで、主にスポーツ
モードのSを表しています。

SレンジはDレンジよりも回転数が高くなるのが特徴で、力強い加速をしたい場合に役立ちます。

 AT車の「B」の意味

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AT車のBはブレーキを表しています。

主に

・電気自動車
・一部のハイブリッドカーに設定。

意味としてはブレーキですが、特に入れたからと言って車が止まる訳ではなく…

減速する(エンジンブレーキ)目的で使われます。

このシフトがある意味としてはハイブリッドカーならではの理由があるため。

例えば、一般的な自動車ならアクセルペダル離すと、
負荷がかかり自動でエンジンブレーキがかかる訳ですが…

ハイブリッドカーなどはDレンジを離すと
回生ブレーキで発電する仕組みになっています。

※回生ブレーキは車が減速した時のエネルギーを再利用して、車を動かすためのモーターを充電することを言います。

結果エンジンブレーキがかからない仕組みになるので、Bレンジを設定する事で別でエンジンブレーキをかけられるようにしているという訳です。

「S」「B」2つのギアの使うタイミング

このように2つのギアにはそれぞれにあった
意味があることがわかります。

では、もし使うとなったらどのタイミングがいいのか?

次で詳しく確認してみましょう。

Sレンジを使うベストなタイミング

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Sレンジを使うタイミングは主に

・普段よりも踏み込んでいきたい時
・エンジンブレーキをかけたい時2つです。

先にも言ったようにSレンジはスポーツモードを意味し、回転数を上げることで普段よりも力強い加速ができます。

特に高速道路の合流や追い抜きをしたい時などに便利です。

またエンジンブレーキとしても使えるので、DからSに切りかえて減速をさせることもできます。

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おすすめとしては下り坂ですね。

下り坂はスピードもでやすく、そのままでは前車との車間が近くなりがち。

かと言ってブレーキを踏み続けると、フェード現象になりやすく効きが悪くなる。

そこでSモードの出番です。

タイミングよくSモードに切り替える事で、
ブレーキの多用を押え減速することが出来ます。

Bレンジを使うベストなタイミング

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Bレンジもブレーキ(エンジンブレーキ)を意味しているので、下り坂で減速したい時におすすめです。

やり方としては下り坂でDレンジ
走行中にBに入れるだけ。

タイミングよく切り替えれば通常のブレーキを
多用することなくうまく活用ができます。

このようにS・Bによってそれぞれ使い方があるので、自分の車に合わせてうまく活用してみましょう。

記事のまとめ

以上、AT車でたまに見る「S」「B」のギアについて解説しました。

今回の記事のおさらいです。

AT車の「S」とは?
スポーツモードの意味を持つギア。
AT車の「B」とは?
ブレーキの意味をもち一部の電気自動車や
ハイブリッドカーについてるギア。
それぞれどんな時に使うのがベストなのか?
・Sモードは高速の合流もしくはエンジンブレーキを使う場面。
・Bモードはハイブリッドカーなどのエンジンブレーキを多用したい減速時に。

記事でもわかる通り、「S」「B」共にAT車に
取り付けられたギアです。

Sはトヨタ車系の車に多く、Bは電気自動車や
一部のハイブリッド車に設定されたギア。

車によっては設定がない場合もありますが…

設定されている事で通常よりも加速が欲しい時や
減速で車間を詰めたくないシーンで役立ちます。

使い方自体も難しくはないのでうまく活用してこれからに役立ててみましょう。

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