
教習所の【技能審査(卒検)の再試験】について詳しく知りたいんだけど。落ちたら初めからにはならないのかな。
以上のような技能審査の再試験について解説していきます。
一般的によく聞く技能審査といえば最後にやる試験。これから通うもしくは教習中という方にとっては必ず通る道でもあります。
ただ実際に経験がないとイメージがしづらく、落ちると初めからやり直しにならないのだろうか。
再試験はできるのだろうかなど不安に
感じる方もいるでしょう。

そこで今回は、技能審査で落ちた(不合格)場合に再試験はできるのか。できる場合の条件について詳しくまとめてみました。
・必要になる費用
・再試験で合格するコツ
技能審査に落ちても再度受けられる

検定に落ちたら最初からやり直しになるのでは…
そう考える方も中にはいるかもしれませんが、技能審査(卒業検定)に落ちても最初からやり直しになる事はありません。
※ただし条件を満たさないと受けることすらできないので注意が必要。
ただし条件をクリアする必要がある

その条件というのが補修教習や追加費用です。
・追加費用を支払う必要がある
1限以上の補習教習が必要
1つ目は1限以上の補修教習が必要になる事。
補習教習は簡単に言えば技能による補修をやることで、習ったことのおさらいと思っておきましょう

苦手な個所を重点的にやるので技術がつきやすい。
卒業検定の参考にもなるのでこの機会に色々苦手な点を教官に聞いておくのが最適。
また補習教習は不合格となったその日に受けることが出来ますが、混雑時にはダメな場合もあるので受付で確認をしましょう。
追加費用(補修教習+再審査費用)が必要
もう一つは追加費用を支払う必要があること。補習教習・再試験共に費用が掛かるので注意が必要です。
たとえば
・再試験=5000~8000円程
補習教習+再試験=合計金額。
教習所によって費用は変わるので必ずこの値段
ではありませんが、目安として金額を覚えておきましょう。
※ちなみに技能教習当日のキャンセル料にも費用が掛かるので注意。

キャンセル費用については、【AT限定解除(教習所)の技能審査(卒検)を当日キャンセル”その時支払う相場と無料になるケース”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。
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再審査にはどんな内容が出るの?

再試験ってどんな内容ができるの?

基本的には一回目にやった内容と同じだね。
内容は1回目と同じ
再試験の内容は基本的に1回目の審査と同じ。
試験内容に沿って場内を30分程度走行します。そこから減点方式で審査。
技能審査は場内を走行して審査
技能審査自体は場内を走行して審査する流れ。
場内教習① | ・一般的な走行 ・縦列駐車 ・方向転換 ・S字クランク ・坂道発進など |
場内教習② | ・流れに乗って走行ができているか ・歩行者にも気をつけているか ・路端停止ができるか ・正しい発進ができているかなど |
一発で合格する為に出来る事
このように再試験になるたびに補習教習や再試験で出費がかかる事になります。
そのためできる限り一度で抑えておきたいという方もいるでしょう。
そこでここからは、何度も再試験にならない
為に合格するコツをお伝えしていきます。
焦らず技能審査を受ける
補修の時に苦手箇所をしっかり学んでおく
まずは補修期間にしっかり学んでおくこと。
補修教習はただ再試験を受けるための条件では
なく苦手なMT運転の箇所を克服する場でもあります。
そこでしっかり学んでおけば、再試験(技能審査)を受ける時にミスを減らし合格しやすくなります。
焦らず技能審査を受ける
もう一つは焦らないこと。大きい原因の元は焦りからくるミス。
いつもは問題なくできていることでも、焦ることによってミスを連発して結果が出せなかったなんてことはよくあります。
そのためまず焦らず正しい運転を心がけましょう。
内容を理解して技能審査の再試験合格に向けての対策をしよう
以上、AT限定解除(教習所)の技能審査に落ちた場合の再試験に必要な条件や費用をお伝えしました。
この記事のおさらい。
追加費用(補修教習+再審査費用)が必要
・再試験=5000~8000円程
焦らず技能審査を受ける
一見すると『落ちたら終わりだ。』と思う方もいるかもしれませんが…再試験は受けられますし、補習教習の際に教習指導員がダメな点をアドバイスしてくれるので苦手な部分を克服しやすくなります。

結果として再試験で受かりやすくなるので、もしこれから先落ちるような事態に陥っても焦らず自分のペースで対処しましょう。