バッテリー警告灯は異常を感知すると点灯。正常ならエンジン始動の段階で消灯する仕組みを持っています。
ただ、ふとした時にバッテリー警告灯が点灯。走行すると一時的に消灯するという現象が起きます。
片方なら分かりますが、両方の状態になると一体何が原因なのか不安に感じる方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、『何が原因で点灯/消灯の状態になるか知りたい。』
こんな方向けに原因を元に対処方法や防ぐ対策について詳しくお伝えしていきます。
バッテリー警告灯が点灯/消灯する原因は2つ
バッテリー警告灯が点灯して走行
すると消えるを繰り返す。
こんな場合にはファンベルトやオルタネーター本体のトラブルが考えられます。
ファンベルトのトラブル
1つ目はファンベルトのトラブル
ファンベルトはオルタネーター・エアコンなどいくつかの場所で回すベルトのこと。
本来は場所によって回す事でパーツを
作動させる補助の役割をしています。
ですが、ファンベルトの緩みや裂けの症状が起きると上手く伝えることが出来ずにトラブルが起きます。
そのひとつが今回のオルタネーター
側のファンベルト。
役目はオルタネーターにエンジンの回転力を
伝えて作動させる事なので…
ベルト自体にトラブルが起きるとオルタネーターに上手く回転を伝えられずに作動しにくくなる状況を作ります。
その結果として危険を知らせる目的で点灯。
一時的に正常になって消灯と繰り返します。
オルタネーター本体のトラブル
もうひとつはオルタネーター本体のトラブル。
オルタネーターには発電機として電気を
貯めておく性能がありますが…
本体に異常が起きるとこの機能が低下して発電したりしなかったりといった状態になります。
当然コンピューター上では危険と感知して点灯。走り出すと貯めていた電気で一時的に動くので正常と判断して消灯となります。
ただ、オルタネーター本体が原因だと結局は
発電機能が最終的に無くなるので…
常に警告灯が点灯⇒エンジンが止まるという流れになります。
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警告灯が点灯/消灯した場合の対処方法
もしいずれかの状態になった場合には車検にも影響するので早めの対処がおすすめとなります。
・自宅で起きた場合は原因を明確にした上で対処する
出先で起きた場合は安全な場所に停車する
まず走行中に点灯した場合。
走行中に点灯した場合、安全な場所に退避
した上で車屋さんに連絡して対処を仰ぎましょう。
流れとしては
・安全な場所に退避する
・車屋さんに連絡
ハザードランプを先につける理由は周囲に
異常が起きたことを知らせる為です。
何もしないままいきなり退避しようとすると追突される危険もあるため、安全な場所に退避する前に必ずハザードランプを点灯させましょう。
その後は車屋さんに連絡という流れです。
自宅で起きた場合は原因を明確にした上で対処する
自宅で起きた場合は原因を明確に
した上で対処しましょう。
流れとしてはファンベルト⇒
オルタネーターの順で。
ファンベルトで確認する項目は
ベルトの緩みや裂けの状態。
手で触ってもわかるほど緩んでる場合や、ベルトに亀裂が走っていつ裂けてもおかしくないような状態。
この場合にはベルトの締め付け直しや新しいものに交換して対処しましょう。
逆にベルトには異常がない場合にはオルタネーター本体の問題になるので、古いものを取り外して新しいオルタネーターに交換しましょう。
オルタネーターの交換方法についてはやり方を以下でまとめているので参考にしてみてください。
警告灯が点灯/消灯するトラブルを防ぐために
最後は警告灯の不具合を起こさない
為の対策について。
もしこれから先、突然の不点灯で焦りたくない。こんな方は以下の事を心がけると防ぐきっかけをつくれます。
・時期に応じて交換をする
時々でいいので点検をする
まずは日ごろから関連箇所の
点検をするというのがおすすめです。
毎日ではなくていいので、時々点検する事で
警告灯が点灯/消灯する原因を見つけやすくなります。
時期に応じて交換をする
2つ目は時期に応じて部品を交換をすること。
ファンベルトやオルタネーターなど使い続ければいずれは寿命が来るので、交換時期を目安に交換を心がけるとおすすめです。
目安としては
・オルタネーター10万キロ
箇所によって時期は異なりますが、早めに交換をすませることでいきなり点灯/消灯するリスクを減らすことが出来ます。
原因を理解してこれからに活かそう
以上、バッテリー警告灯が点灯/消灯する
原因についてお伝えしました。
記事でもわかる通り原因はファンベルトや
オルタネーター本体のトラブルです。
ベルトが緩むもしくは切れかかる。オルタネーター本体に異常が起きることで点灯/消灯を繰り返す。
対処方法としては原因を明確にした上でファンベルトやオルタネーター本体を変えること。
ベルトから確認してみて違ったらオルタ
ネーターという流れでやるとおすすめです。
勘で『オルタネーターだ』と思って購入したしてみたけど、実はベルトでした。という場合もあるので必ず事前に確認しましょう。
また、対策として定期的な点検や交換時期を目安に早めの交換をしておくことで防ぐことも出来るので自分に合ったやり方で実践してみましょう。
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