アイドリングストップ車に専用バッテリーって必要なの?通常のバッテリーでも使えるの?専用以外のバッテリーを使うとどうなるの?
このような悩みはありませんか?
通常アイドリングストップ車と言えば
条件下で一時的にエンジンをストップする機能で…
近年では軽から普通車まで多くの車に採用されています。
その中でアイドリングストップ車には専用バッテリーが使われている訳ですが…
アイドリングストップ車に専用バッテリーは
本当に必要なのか?と言うのが今回の内容です。
記事ではまず、専用バッテリーは必要かどうかを解説した後に通常のバッテリーでも使えるのかについて説明していきます。
アイドリングストップ車に専用バッテリーは必要
まず結論から言えばアイドリングストップ車に専用バッテリーは必要不可欠となります。
理由としては性能面で機能が低下する為です。
というのもアイドリングストップ機能は、基本ブレーキを強く踏み込んだ状態で作動してエンジンが一時的に停止。ブレーキを離すと再度エンジンがかかる仕組み。
ということはエンジン始動を繰り返すことになるので、急速充電のスピードと耐久性の高い性能が必要となります。
逆に一般的なバッテリーであればエンジンを始動⇒止める。
2つの機能だけなので急速充電と言った機能は特に必要がありません。
結果としてアイドリングストップ車に使うと
性能低下でバッテリーの寿命が縮む事になります。
そのため、車用のバッテリーをアイドリング
ストップ車に使う事はおすすめできません。
ただし一般的なバッテリーに比べると割高になる
かといってアイドリングストップ車専用のバッテリーを買おうにも、一般的なバッテリーに比べると割高になるのが現状。
例えばセレナのバッテリーを例とした場合。
サイズは同じ110D23Lですが、アイドリングストップ
車用が31144円。一般的なバッテリーが22000円。
だいたい1万円ほどの差があります。
もし通常のカーバッテリーをつけたい場合は機能をOFFにする
特に気にしない方なら専用のバッテリーを購入しようと思いますが…
少しでも費用を抑えたい方にとっては、安く済む通常のカーバッテリーをつけたいという方も少なくないでしょう。
でもつけると性能的に良くないんでしょ?
そのまま使えばなんだけど、条件さえクリアすれば一般的なバッテリーでも問題無くなるんだよね。
その方法がアイドリングストップ機能を停止させる事です。
アイドリングストップが作動する事で負荷がかかる訳ですから、そもそもの問題を除去することが出来れば通常バッテリーでも使うことが出来ます。
ただ、アイドリングストップ機能はエンジン始動でONになるので何もしないままでは停止しません。
・キャンセラーで常にOFF
いずれかの方法を実践する事で機能を停止できます。
実際のやり方に関しては、以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
そのため、もしアイドリングストップ車で通常のバッテリーを使いたい場合には機能自体を停止した上で使うようにするといいでしょう。
記事のまとめ
以上、アイドリングストップ車に専用バッテリーは必要なのかについて解説しました。
記事でもわかる通り、アイドリングストップ車に専用バッテリーは必要となります。
理由としては、一般的なバッテリーでは急速充電に適した機能がない事でエンジン作動・停止に適応出来ないため。
一般的な車では信号待ちなど。一時的にエンジンを切ることも無いので問題はありませんが…
アイドリングストップ機能がある車では長時間止まる度に作動で停止。動くと始動するためにバッテリーの急速充電が求められます。
そのため、基本的には専用のバッテリーが必要で通常のバッテリーを使うことはできません。
もしどうしても使いたい場合は、
・キャンセラーで強制OFF
いずれかの方法を実践した上で取り付けるのが最適です。
なので、最終的には状況に応じて使い
分けることがいいでしょう。
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