今回ご紹介するのはエアコンの
効きが悪い原因について。
車のエアコンは、本来スイッチを
押す事で風が出る流れ。
スイッチの他には風量を調整できるようになっていて、その時の気温などによって自分好みに調整ができます。
ただ、いつもの風量なのに何故か効きが悪い。
こんな場合には関連するパーツに問題が
起きている場合があります。
どんな事が原因で効きが悪くなるのか?解決するにはどうすればいいのか。この記事で順を追ってお伝えしていきます。
✅解決に向けた対処方法
✅防ぐための対策
エアコンの効き悪い原因は4つ
エアコンの効きが悪い原因として
考えられるのは以下4つの項目です。
・エアコンガスの漏れ
・エアコンガス不足
・コンプレッサーの故障
エアコンフィルターの目詰まりが起きている
1つ目はエアコンフィルターの
目詰まりが起きていること。
本来エアコンフィルターというのはちりや
ほこり・花粉などを取り除く役割を持つパーツ。
フィルター自体は通り道についていて、外気(車外)からの空気を取り込む際にちりやほこり・花粉などを取り込みます。
取り込むことで車内には新鮮な空気
だけを取り入れる流れです。
その一方で、エアコンを使う度にちりやほこりなどは蓄積されていくので時間経過と共に詰まっていきます。
詰まる=空気の通り道が無くなる。
当然こうなると送られる送風量にも影響するので、エアコンの風が弱くなる事で効きが悪いとなる訳です。
エアコンガスが漏れている
2つ目はエアコンガスが漏れていること。
エアコンガスは冷房を使う
場合に必要なもので…
このエアコンガスが漏れることで、エアコンをつけた時に風量が上手く伝わらずに効きが悪くなる原因を作ります。
エアコンガスが不足している
3つ目はエアコンガスが不足していることです。
先にも言ったようにエアコンガスは
冷房を使う上で必要なもの。
漏れる同様にエアコンをつけた時に風量が上手く伝わらずに効きが悪くなる原因を作ります。
エアコンプレッサーの故障
4つ目はエアコンプレッサーの故障です。
本来エアコンガスはそのまま送ることは出来ないので、一度コンプレッサーによって圧縮する必要があります。
つまりはコンプレッサーはエアコンガスを
圧縮する装置となる訳ですが…
コンプレッサーが故障することによって上手く圧縮が出来ない。
もしくは圧縮されないことでエアコンが
うまく効かなくなる場合がある訳です。
まとめると
・エアコンガスの漏れ
・エアコンガスの不足
・エアコンプレッサーの故障
いずれか一つでも不具合が起きるとエアコンの効きが悪くなる原因を作ります。
4つの中から原因を特定する方法は?
ここからは先程紹介した原因を特定する方法について。
方法についてはそれぞれやり方が異なるので
確認すると今後の作業で役立ちます。
流れとして
②エアコンガス不足
③エアコンガス漏れ
④エアコンフィルター
というように確認していくとおすすめです。
コンプレッサーは音によって判断ができる
まずはコンプレッサーの確認から。
コンプレッサーはスイッチを入れると
作動する仕組みなので…
スイッチを入れた時の音で正常か
どうか判断できます。
不良なら音がしない
もしこの時、音がしない場合はコンプレッサーが原因かも?と判断することが出来ます。
エアコンガス不足はサイトグラスから見える泡の量で判断できる
2つ目はエアコンガスの不足。
サイトグラスと呼ばれるパーツの小さい窓から見える泡の量によってガス不足かどうか判断できます。
例えば
・それ以外なら正常
というように確認することが出来ます。
エアコンガス漏れか判断する場合はガス漏れ検知器や特殊な蛍光塗料を使う
3つ目はガス漏れかどうか判断する方法。
エアコンガスの漏れはパッと見だと
判断しにくいので…
・特殊な蛍光塗料
いずれかによって判断します。
ガス漏れ検知器は名前名の通り漏れて
いないかを検知器を使って確認する。
特殊な蛍光塗料は中に混入させて、エアコンをつけた時にその色が漏れていないかで判断します。
どちらも問題がなければ漏れで
はないと言えます。
3つとも当てはまらない場合はエアコンフィルターの目詰まり
4つ目はエアコンフィルターの目詰まり。
3つとも確認したけど特に問題が見られない。
こんな場合にはエアコンフィルター
かも?と判断ができます。
ちなみにフィルターで判断する場合は、
フィルター内に蓄積されたゴミやホコリなど。
どのくらい溜まっているのかを確認
することで判断もできます。
まとめると
・ガス不足は泡の量
・ガス漏れは検知器や塗料
・フィルターは目詰まり具合
というように、それぞれの箇所によってあった方法で確認をすることで原因を特定しやすくなります。
スポンサーリンク
エアコンの効きが悪い場合の対処方法について
ここからはエアコンの効きが悪い場合の
対処方法についてお伝えします。
フィルターの目詰まりはフィルター交換で解決
エアコンフィルターの目詰まりがあった場合は、フィルター自体を交換する事で解決できます。
たまにフィルター内のゴミやホコリ
だけとって再利用する人がいますが…
あまり意味はないので時期を目安に
早めの交換を心がけましょう。
エアコンガスの漏れは漏れ箇所を交換で解決
エアコンガスの漏れは漏れ箇所を
交換する事で解決ができます。
漏れを放置すると穴が広がる事はもちろん。
ガスを補充してもその都度漏れて
意味が無くなるので…
早めの交換をして対処しましょう。
もし自分で出来ない場合はお店に
依頼するのもおすすめです。
エアコンガスの不足は補充で解決
エアコンガスが不足した場合は、不足した
分の補充をすることで対処ができます。
ただし、上記でも言ったように漏れがある
場合は補充しても意味が無くなるので…
漏れがある場合は先に漏れを直す。その後に補充をするのがおすすめです。
コンプレッサー交換で解決
コンプレッサーの故障が原因の場合は
交換することで解決ができます。
この時、費用が高い場合は中古でもいいですが…
中古品だと使用状況が分からずいつ壊れるか分からないので、できる限り交換する場合は新品を選びましょう。
トラブルを起こさない為にこれからできること
最後はトラブルを起こさないための対策に
ついてお伝えしていきます。
時々点検をする
1つ目は時々点検をすること。
毎日でなくていいので、関連する箇所の
点検を時々やってましょう。
点検をすることで怪しい箇所や既に壊れ始めているなど。早期発見に役立ちます。
交換時期を目安にパーツの交換をする
もうひとつは交換時期を目安に
パーツの交換をすること。
完全に故障する前に、ある程度の時期を見て
交換を心がけることでトラブル回避に繋がります。
一見すると大したことがなさ
そうに見えますが…
日々の積み重ねによって今後も快適なエアコン
ライフが送れるのでやって損はありません。
原因を理解して今後のトラブル解決に役立てよう
以上、エアコンの効きが悪い原因に
ついてお伝えしました。
エアコンガスが漏れている
エアコンガスが不足している
エアコンプレッサーの故障
エアコンガス不足はサイトグラスから見える泡の量で判断できる
エアコンガス漏れか判断する場合はガス漏れ検知器や特殊な蛍光塗料を使う
3つとも当てはまらない場合はエアコンフィルターの目詰まり
エアコンガスの漏れは漏れ箇所を交換で解決
エアコンガスの不足は補充で解決
コンプレッサー交換で解決
交換時期を目安にパーツの交換をする
記事でもわかる通り
・エアコンガスの漏れ
・エアコンガス不足
・コンプレッサーの故障
効きが悪い場合はいずれかが当てはまります。
フィルターの目詰まりはホコリやちり・花粉などが蓄積されることで起こる症状。
エアコンガスの漏れは関連する
箇所の亀裂などにより起こる症状。
エアコンガスの不足はガスが
足らないことで起こる症状。
コンプレッサーの故障はコンプレッサーが
故障することで起こる症状。
どれかひとつでも当てはまればエアコンの効き悪い原因を引き起こしやすくなるので…
もしこれから先
・少し怪しいかも
こんな方は記事を参考にトラブル解決に
役立てて見てください。