AT車のPRND2Lてなに?どんな意味があるの?使うタイミングは?
このような悩みはありませんか?
実は過去の私も同じように意味を知らずに悩んだ経験があります。
通常AT車を運転する場合、PやDなど。いくつかのギアが存在します。
それぞれに意味があり、正しいタイミングで
使うことでスムーズな運転を可能とするもの。
ただ、これから教習所に通う方。もしくは運転を初めてする方にとって、ギアの意味や使い方と言われても…
どんな意味があっていつ使うのか
なんてわからないですよね?
そこで今回の記事では、
✅どんなタイミングで使うのか
それぞれ順を追って解説していきます。
記事を最後まで読むことで知識を得ることはもちろん。
これから先のカーライフで実践として役立てるきっかけを作ることが出来ます。
一度覚えてしまえば簡単なので記事を参考にこれからに活かしてみましょう。
PRND2Lについて
それでは早速、PRND2Lそれぞれの意味について確認していきましょう。
Rはリバース
Nはニュートラル
Dはドライブ
2はセカンド
Lはローギア
Pはパーキング
1つ目はPの意味について。
P=パーキングの意味があります。
パーキングは主に
・エンジン始動をする際に使います。
Rはリバース
2つ目はRの意味について。
R=リバースの意味があります。
リバースギア。つまりはバックギアを意味していて、後退する際に使います。
Nはニュートラル
3つ目はNの意味について。
N=ニュートラルの意味があります。
ニュートラルは唯一、エンジン動力から
完全に離れたギアになります。
N(ニュートラル)=エンジンをいくら回しても
車は全く動きません。
Dはドライブ
3つ目はDの意味について。
D=ドライブの意味があります。
D(ドライブ)は走行を目的としたギアで、
発進する場合はこのギアに入れます。
2はセカンド
4つ目は2の意味について。
2=セカンドの意味があります。
速度を下げたい場合にDから切り替えます。
Lはローギア
5つ目はLの意味について。
L=ローギアの意味があります。
ほかにもSやBレンジもありますが、今回は省くので合わせて知りたい場合は以下を参考にしてみましょう。
どんなタイミングで使う?
このようにそれぞれのギアによって
意味が違うことがわかります。
次はどんなタイミングで使うのか?順を
追って見ていきましょう。
Rはバック駐車の時
Nは基本使わないが…
Dは発進する時
2は減速の時
Lはさらに減速したい時
Pは停車する時
まずP(パーキング)ギア。
Pは停車するタイミングやエンジンを
切るタイミングで使います。
特にエンジンを切る場合、Pにしておかないと
車の鍵が抜けないトラブルが発生します。
キーレスならエンジンがかからないなど。
そのため、停車する際には必ずPレンジに
入れることを心がけましょう。
Rはバック駐車の時
Rはバック駐車のタイミングで使います。
特にコンビニやスーパーなど、バック駐車を推奨している所やバックでしか入れられない駐車場など。
特定の場所に止める際に使います。
Nは基本使わないが…
N(ニュートラル)は基本的に使わないギアですが…
・故障して動かせないなど。
特定のトラブルが起きた際に使います。
例)車が故障でエンジンがかからない⇒ギアをNに入れる⇒車を移動させて牽引など。
Dは発進する時
Dは基本的に発進するタイミングで使います。
Dレンジにさえ入れておけば速度によって
自動でギアが切り替わります。
例えばMT車のイメージだと自分で1速、2速…と切替えるわけですが…
AT車は自動変速機構があるので、○○キロならこれ。△△ならこれと言うように自動で切り替わります。
2は減速の時
2(セカンド)ギアは減速のタイミング。
特に下り坂など車間が近くなり
やすい場面で使うと効果的です。
おすすめはブレーキと2ギアの併用。
上手く組み合わせが出来ればブレーキを
多用すること無く済ませることが出来ます。
ブレーキを使うなとは言いませんが…
ブレーキを多用する事によってベーパロック現象を引き起こしやすくなるので、防ぐ名目でブレーキと2ギアの併用が最適となります。
ベーパロック現象に関しては別記事でまとめているので合わせて参考にしてみてください。
Lはさらに減速したい時
また、2よりもさらに減速したい場合は
L(ロー)ギアに入れるものおすすめです。
ローギアはMTで言うところの3速よりも
前のギア。1速や2速に匹敵します。
本来であればいきなりローギアに
入れると負荷もしくは入りませんが…
順を追って2⇒Lの順で入れていくと上手くエンジンブレーキがかかって車間を保つことが出来ます。
また、急な登坂の場面でも役立ちます。
ギアを落とすことで回転数が上がる⇒高回転になる事で力強い加速ができるので、Dレンジの時よりも上りやすくなります。
中でもよく使うギアは?
最後に【P・R・N・D・2・L】といくつか
ギアがある中でよく使うギアについて解説します。
走行中ならDレンジ
まず走行中であればDレンジだけで大丈夫です。
MTとは違いATはギアを自分で変えていくわけではないので、Dレンジに入れておけば速度に応じて自動で調整してくれます。
停止までに使うならRやPレンジ
また、停止までに使うならRやPレンジがよく使います。
Rギアで後退して所定の位置に停める。
停めた後はPレンジに入れて完了の流れ。
紹介したギアを必ず全部使うとは限りませんが…
最低限P・D・Rの3種類だけでも覚えておくと今後の運転で役立ちます。
使うタイミングも決して難しくは無いので
参考にしてみてください。
ギアの意味を理解して正しく使い分けよう
以上、AT車のPRND2Lについて解説しました。
今回の記事のおさらいです。
Rはリバース
Nはニュートラル
Dはドライブ
2はセカンド
Lはローギア
Rはバック駐車の時
Nは基本使わないがトラブル時に役立つ
Dは発進する時
2は減速の時
Lはさらに減速したい時もしくは急こう配の登坂
停止までに使うならRやPレンジ
記事でもわかる通りギアそれぞれに意味があり、適したシフトに切り替えることで運転をスムーズにすることが出来ます。
中でも
・D
・R
3つのギアはよく使う種類なので、最低限3つは覚えてこれからのカーライフに活かしてみましょう。