同じ車である程度距離を走行していると、ふとした時にリアゲート(トランク)が落ちてくるという現象が起こります。
落ちてくる=抑えていないと下がってくる。
通常であれば、リアゲートを上にあげれば手を離しても下がってくることはありませんが…
急に落ちてくることがあります。
それは一体何が原因なのか?というのが
今回の記事の悩み事です。
特に現在同じ症状で悩んでいる。そういった方は参考にしてみてください。
原因はリアゲートを固定しているダンパー
まず結論として、リアゲートを固定している
ダンパーが根本的な原因となります。
というのも本来ダンパーというのは、中に専用のオイルが入っていてオイル(油)の力。
つまりは油圧によって調整されることで、
勝手に下がることを防いでいます。
ですが、使い続けることでオイルが劣化して
油圧で調整する機能が著しく低下します。
これがダンパー抜けによるバック
ドア下がりの原因です。
対処するにはダンパーを交換する
もしなった場合の対処方法としては、
ダンパーを交換することで解決ができます。
交換方法も決して難しくはなく、車体側の
ダンパーのボルト2本を外すだけ。
大抵は内張りで見えないことがほとんどなので、内張りを外した後にダンパーのボルトを外すという流れです。
自分で出来ない場合はお店に依頼するのもあり
それでもよく分からないから出来ない。
こんな方はお店に依頼するのもありです。
費用+作業工賃はかかりますが…
自分でやって失敗するリスクを防げるので、安全性をとるならおまかせするのも手です。
原因を起こさないための対策について
最後は原因を起こさないための対策について。
ダンパーも消耗品なのでいつかは壊れますが…
対策を立てておく事で、ある日突然壊れた。
なんてことを防ぐことが出来るので参考にしてみてください。
対策は主に2。
・10万km超えた頃に交換をする
まず異音が出始めた段階で交換すること。
油切れのような『ギィー』『キーキー』という音。
こうなった場合は一時しのぎとしてシリコンスプレーで鳴きは防げますが…
結局そのうち落ちることに変わりは
ないので早めの交換がおすすめです。
また、10万km毎に交換するのもおすすめです。
ダンパーも消耗品ということでいつかは壊れるもの。それが今日なのか明日なのかは分かりません。
ただ、純正のまま使い続けると大抵10万km超えた辺りから様々な部品が壊れてくるので…
同じように目安として交換をしておくと対策ができます。
当たり前のことと思うかもしれませんが、小さなことからの積み重ねで防ぐことが出来るのでこれからの参考にしてみてください。
正しい原因や対処方法を理解してこれからに活かそう
以上、車のリアゲート(トランク)が抑えてないと落ちてくる原因と対処方法を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
・10万kmを目安に交換
記事でもわかるように、リアゲートを抑えないと落ちてくるのにはダンパーが原因というのが分かります。
本来であれば油圧調整で勝手に落ちて(下がって)来ることはありませんが…
中のオイルが劣化でショック抜けを起こすことで、油圧調整が出来ずに落ちるという訳です。
もしそうなった場合にはダンパー本体を新品に交換すると対処ができるので、もしこれから。
もしくは現在同じ症状で悩んでいる方は実践してみてください。