車に付着した”融雪剤を洗車する3つの方法と使用時の注意点”

冬に起きやすい・注意する事
この記事は約5分で読めます。

雪が降る寒い季節になると必ず
散布される融雪剤(塩カル)。

その目的として凍結を防止する
役割がありますが…

その反面で車にとってはサビを進行させる
デメリットがあるため早めの洗車が必要です。

この記事では、そんな洗車についで3つの
方法と使用時の注意点について解説します。

この記事でわかること。

✅ 洗車する3つの方法(選択肢)
✅洗車のやり方
✅使用時の注意点
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融雪剤洗車の方法(選択肢)

冒頭でも軽く触れた通り、融雪剤(塩カル)は路面が凍結するのを防ぐ目的で散布される溶剤。

本来であれば凍結を防げるので安全な
走行が出来て大変嬉しいものですが…

融雪剤(塩カル)には車のサビを進行させる効果も含まれるのでいいことばかりではありません。

サビが進行=車が腐食して乗れなくなる危険性。

融雪剤(塩カル)でサビが進行する原因については別記事にてまとめているので参考にしてみてください。

融雪剤で車が錆びるって本当?冬にこそ気をつけたい塩カルがもたらす影響!
この記事では、冬場に運転をする上で最も危険な塩カルがもたらす影響について解説していきます。塩カルの危険性について事前に理解できれば、実際に雪道を走行する際に車の腐食を防ぐ走行ができるようになります。また、記事の後半では塩カルの腐食を防止する対策も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

そのため、もし付着した場合には
早めの洗車が必要となります。

ただ、一括りに洗車と言ってもどのような方法(選択肢)をとればいいのか分かりませんよね。

そこでここからはおすすめの
選択肢を3つご紹介します。

・自宅(DIY)で洗車をする
・洗車機に車をいれる
・お店に依頼する

自宅(DIY)で洗車をする

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1つ目は自宅(DIY)で洗車をする方法。

自宅で洗車する場合はホースを使って全体
的に洗車するという方法もありますが…

ホースではこびり付いた融雪剤が落としきれないので高圧洗浄機の使用がおすすめです。

融雪剤は熱が加わると固着する性質があるため、マフラー付近に付着した場合は落ちにくくなります。

高圧洗浄機は高圧の水を出すことが出来るので、
使用するとしっかり落とすことができます。

洗車機に車をいれる

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2つ目は洗車機に車をいれる事。

・ガソリンスタンドの自動洗車機
・洗車場に洗車機

いずれかを使って洗車。

洗車機であれば自分の手を汚す必要もありませんし、下回りもしっかり洗車してくれるので安心です。

また、雪国には『下部洗車』と
いうものがあります。

雪国限定で融雪剤の除去を前提としたもので、
通常の洗車コースにプラスすると利用できます。

ただし、あくまで自動洗車なのでちょっとした汚れ等が気になる方はあまりおすすめしません。

お店に依頼するへ依頼する

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3つ目はお店に依頼する事。

お店に依頼するとリフトを使うので、目視の
状態で汚れや融雪剤を落としてくれます。

細かくやるので洗車機などに比べて
費用は高めになりますが…

隅々まで洗浄できる点を考えると
おすすめの方法といえます。

洗車をするやり方(DIYの場合)

ここからは先程紹介した中からDIYで
洗車をしてみたい方向けのやり方について。

やり方自体も難しくは無いので、業者や洗車機に入れたくない人は参考にしてみてください。

・車全体に水をかける
・カーシャンプーで洗う
・洗い流して拭きあげる

車全体に水をかける

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まず初めにやることは車全体に水をかけること。

高圧洗浄機を使って満遍なく
かけていきましょう。

目安として

・ボディ全体
・下回り
・ホイール内部

中でも下回りやホイール内部は融雪剤が
付着しやすいので重点的にかけましょう。

カーシャンプーで洗う

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水洗いが終わったらカーシャンプー
全体を洗っていきましょう。

おすすめとしては、普段の洗車時より少し多めに使うこと。多めに使うことで融雪剤を落としやすくできます。

また、カーシャンプーだけでは不安な方は【融雪剤専用除去剤】をプラスして使うと落としやすくおすすめです。

洗い流して拭きあげる

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あとはシャンプーを洗い流すだけ。

いつもの洗車同様に残しがない
ように洗い流しましょう。

洗車後は柔らかい布で拭き上げます。

布が硬すぎると車体に傷がつくので使う場合はマイクロファイバー製がおすすめ。

このように手順通りに作業が出来れば、自宅(DIY)でも簡単に融雪剤が落とせます。

合わせて知っておくとおすすめ!洗車時の注意点について

最後は洗車時の注意点について。

・洗車は必ず下回りまでしっかり洗う
・融雪剤が目に入らないように注意する

洗車は必ず下回りまでしっかり洗う

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記事でも言っているように、洗車は必ず
下回りまでしっかり洗う事が大切です。

融雪剤はボディにも付着しますが…

ほとんどの場合、タイヤで巻き込んだ融雪剤は車体の下。下回りに付着することが多いです。

下回りに付着すると普通に洗車しただけだと腹下まで到達しないので融雪剤(塩カル)が残ることになります。

融雪剤(塩カル)が残る=付着して
サビを進行させる。

結果としてボディの腐食に繋がるので、洗車する場合には必ず下回りまで忘れずやるように心がけましょう。

融雪剤が目に入らないように注意する

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もうひとつは融雪剤が目に入らない
ように注意する事

融雪剤は車だけ気をつければいいと
思われがちですが…

人体にも影響を与えることが多く、目に入れば炎症。皮膚なら状況次第で皮膚炎になる危険性があります

そのため、飛び散りに注意して
洗車することが大切です。

もし目や皮膚に飛び散るのが心配な方は

などがおすすめです。

洗車の方法を理解して正しく融雪剤を除去しましょう

以上、車に付着した融雪剤を洗車する3つの方法と使用時の注意点についてお伝えしました。

記事でもわかる通り

・自宅(DIY)で洗車をする
・洗車機に車をいれる
・お店に依頼する

3つの方法が洗車におすすめとなります。

中でも、自宅(DIY)で洗車をする方法を理解しておけばこれから先の融雪剤の度に自分で除去がしやすくなります。

そのやり方も簡単で

3工程だけ。プラスで融雪剤除去に効果的な
シャンプーを選べばより落としやすくなります。

融雪剤=面倒臭いという理由
から放置しがちですが…

放置すると、サビが進行して車が腐食しやすくなってしまうのでできる限り早めの対処がおすすめです。

洗車の際におすすめのパーツ。
高圧洗浄機…融雪剤を落としやすいパーツ。
洗車セット…バケツやタオルなど洗車に必要なものがセットになったもの。
ゴム手袋…手に融雪剤がつくのを防止。
ゴーグル…目に飛ぶのを防止。
長靴…足の濡れや皮膚に付着するのを防止。
カーシャンプー…洗車の際に汚れや融雪剤を落とす
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