譲渡証明書が必要なんだけど書き方がいまいち分からない。
こういったことをたまに耳に
することがあります。
譲渡証明書と言えば車の譲渡を証明する書類。
主に車の購入や売却時に必要となる書類ですが…
提出する際には記入が必要で、項目に沿って
正しく書く必要があります。
この記事では、そんな譲渡証明書について注意点も含めて詳しくお伝えしていきます。
そもそも譲渡証明書って何?
讓渡証明書は、旧所有者から新所有者に
車の譲渡を証明する書類です。
例えばよくあるのが
・ディーラーや販売店で買った時
主に2つの時の名義変更をする際に必要となります。
基本的に車屋さんなどにお願いする際には自分で用意する必要はありませんが…
個人間の取引の場合は、自分で指定の用紙を
準備して記入する必要があります。
自分で譲渡証明書を準備するやり方については、以下の記事でまとめているので参考にしてみましょう。
譲渡証明書の書き方
続いて譲渡証明書の書き方について。
車屋さんなどにすべてお願いする方にとっては不要となる事ですが…
もしこれから自分で名義変更する時用に知って
おきたいという方は、今後の為に参考にしてみましょう。
車の情報の記入欄
①では車の情報の記入欄となります。
車の情報は
②型式
⓷車体番号
④原動機の型式
①車名
車名にはメーカー名のみを記入します。
たとえば
例②スバル インプレッサ⇒スバル
例⓷トヨタ アクア⇒トヨタ
②型式
型式は、車ごとに割り当てられたコードの事。
型式を調べる事で、どのメーカーの車種の
モデルなのかを導き出すことができます。
⓷車体番号
車体番号は車ごとに割り当てられたコードです。
専用のコードなので、同じになると言う事は決してありません。
④原動機の型式
その車両に搭載されたエンジンの型式になります。
旧所有者の氏名・住所・実印を記入
②では旧所有者の氏名・住所・実印の記入となります。
旧所有者。つまりは元々所有していた
方の氏名や現住所を記入します。
記入後は隣の譲渡人印に実印を押しましょう。
譲渡の日付を記入
⓷では譲渡年月日を記入します。
新所有者の氏名・住所を記入
④では新所有者の氏名・住所を記入します。
新所有者。つまりは新しく所有する
方の氏名や現住所を記入します。
記入後は隣の譲渡人印に実印をと言いたいところですが…
ここでは印鑑は必要ないので押さなくて大丈夫です。
書き方については以上となります。
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合わせて記入時の注意点も知っておこう
最後に譲渡証明書を記入する上で注意する事も
あるので、合わせて参考にしてみましょう。
記入ミスをしない
まずは記入ミスを絶対にしない事。
記入に誤りがあると譲渡証明書としての効力がなくなってしまうので、必ず確認しながら書くようにしましょう。
また、記入の際はボールペンでなおかつ記入ミスをした場合は、訂正する箇所に旧所有者の実印を押印して訂正しましょう。
譲渡後15日以内に手続きが必要になる
もう一つは譲渡後15日以内に手続きする必要がある事。
書類自体には期限はありませんが…
車の譲渡が完了した場合に、15日以内に手続き
しなければいけないルールがあります。
15日以内に手続きできないと、『譲渡権が移っていない』と判断されてしまうため注意が必要です。
このように譲渡証明書には注意点もいくつかあるので、自分で済ませる際には一緒に覚えておくといいでしょう。
記事のまとめ
以上、譲渡証明書の書き方と記入時の注意点をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
名義変更(移転登録)の際に必要
旧所有者の氏名・住所・実印を記入
譲渡の日付を記入
新所有者の氏名・住所を記入
譲渡証明書には有効期限がある
記事でもわかる通り、譲渡証明書は旧所有者から
新所有者に車の譲渡を証明するものです。
名義変更をする際に必要となる書類で、車の所有者が変ったことを意味します。
本来であれば車屋さんなどにすべてお任せ
すれば自分でやる必要はありませんが…
自分で名義変更をする場合にはそうもいきません。
譲渡証明書を書かないとそもそも証明ができないので、名義変更までの一連の作業をすることができなくなります。
名義変更ができない=いつまでの自分の車にならない。
そのため、もしこれから自分で名義変更をしてみたいという方は譲渡証明書について先に学んでみましょう。
車に関する書類について他にも知りたい人向け
今回紹介した以外にも車関係に必要となる書類の知識をつけたい。こんな方向けに別記事で項目ごとにまとめているので参考にしてみてください。