冬の寒い時に車のエンジンルームで【キュルキュル】鳴く異音の正体とは?

車に関する悩みや解決方法
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朝、車のエンジンをかけたら『キュルキュル』という異音が聞こえた。でも、聞きなれない音のせいか原因がよくわからない。

このような経験はありませんか?

特に冬の寒い季節になると起こるという方。今までは何ともなかったのに、エンジンをかけていきなり異音がしだしたら焦りますよね。

実はこれファンベルトが元で鳴きだす症状で、冬の寒さ+とある条件が当てはまると『キュルキュル』という異音に見舞われやすくなります。

もちろん中には一時的に鳴く場合もありますが、鳴きやまない場合は別の原因で解決する必要があります。

この記事ではそんなトラブルについて、2つの原因と解決策。防ぐ対策をまとめました。

記事はこんな人におすすめ
✅キュルキュル音の原因が知りたい
✅防ぐ対策が知りたい
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ベルトが【キュルキュル】鳴く原因は2つ

ベルトが【キュルキュル】鳴く原因には以下2つの原因が関係します。

ゴムの劣化
張力不足

ゴムの劣化

まず1つ目の原因としてゴムの劣化

寒い日。特に冬の寒い日には劣化で異音が
発生するようになってしまいます。

その理由として考えられるのがゴムの特性。

・暑さで柔らかく
・寒さで硬くなる

特性があります。

ファンベルトに当てはめれば、冬の時期にはゴムは寒さで硬くなる事になります。

硬くなったベルト類は劣化部分が多ければ多いほど擦れやすく異音を発生させます…この異音こそが【キュルキュル】の原因。

特に元々の交換時期を過ぎても使い続けた場合、ヒビや亀裂ができやすいので異音が発生する可能性が高くなります。

ただし、新品のように劣化がない状態なら話は別。あくまで異音が発生しやすいのは、劣化がひどい場合です。

もし経年劣化でベルト鳴きが起こる場合には新しいベルトに交換する事で対処ができます。

下手に使い続けると鳴きどころかベルトが切れるリスクもあるので早めの交換が最適。

張力不足

2つ目はベルトの張力不足。

張力不足は簡単に言えばベルトを張る力。本来ならベルトをつける際に、テンション(力)をかけベルトが張った状態で取りつけます。

ですが、ベルトの張りがあまいとその分伸びた状態で回すことになる。その結果ベルト同士が噛み合わなくなるので異音の原因となります。

もしベルトの張力不足が原因ならベルトを適切な位置で張りなおすことで対処ができます。

異音(キュルキュル音)が出たまま放置するとどうなる?

ここからは異音(キュルキュル音)が出たまま放置する危険性について。

・ベルトが千切れる
・エンジンが掛からなくなる

ベルトが千切れる

1つ目はベルトが千切れる。

ヒビや亀裂を長期間放置した結果でベルトが千切れる事があります。

もちろんすぐに千切れる事はありませんが、劣化の状態次第。

ベルト類は車が動いている間は常に動き続けるので、使用頻度によって劣化。冬の間にゴムが固くなり走行中に切れると言う事はあります!

エンジンが掛からなくなる

また、千切れないとまではいかなくてもベルトが伸びる事で、エンジンが掛からなくなる事があります。

これは、オルタネーターに
つながるベルトが伸びた場合ですね。

オルタネーターは本来発電機としての役割があるので、エンジン始動中はバッテリーから貯めた電気を常に放出。電気を放出する事で、エンジンが止まらないようにしています。

つまりはベルトを駆動する(回す)事で動力をオルタネーターに伝え、オルタネーターを駆動させている訳ですが…

ベルトが伸びると、動力をオルタネーターに伝える事ができないのでエンジンが掛からなくなります。

この症状も千切れるのと同様、走行中になると追突などの事故を引き起こす危険性があります。

症状が起きた場合の対処

事故にならない為にも正しく対処をする事が必要となります。

方法としては、

・ベルト鳴き止め剤
・張りの調整
・ベルトを交換する

ベルト鳴きスプレーを使う

1つ目はベルト鳴きスプレーを使う。

一時しのぎになりますが、症状が軽い
鳴きはじめの際に使用すると効果があります。

ベルト鳴きスプレーをベルトの隙間に吹きかける事で一時的に鳴きをやませる事が出来ます。

ただし、あくまで一時しのぎなので甲高く
『キュルキュル』音が鳴る場合にはおすすめしない。

ですが、とりあえずで鳴きを抑えたいという方には使っておいて損はありません。

張りの調整をする

2つ目は張りの調整。

ベルトが緩んでいる際に調整を
すると効果的です。

何でもいいので、隙間に固定用の棒を差し込みつつ、メガネレンチなどで締め付けて調整します。

手順としては、

①ベルトを緩める
②固定用の棒を差し込みベルトを張った状態にする
③ベルトが張った状態でボルトを締めて固定

ですが張りの調整にも限度があるので、調整しても緩んでしまう場合には交換する事をおすすめします。

早めの交換をする

3つ目は早めの交換をする事ですね。

どうしても『キュルキュル音』が消えない
という方は交換をしてみましょう。

異音が鳴り続けるという事は、
ベルトが噛み合っていない証拠です!

早めの交換をする事で、異音を解消させるだけでなく事故の防止にも繋がります。

危険を回避するために実践すべき対策!

また、危険を防ぐために実践できる対策も見ておきましょう。

対策としては

・交換時期で交換をする
・日ごろから点検をする

交換時期で交換をする

まず交換時期で交換をすることです。

ファンベルトにも交換時期があり、○○までなら問題ない。○○kmを超えたら交換が最適というのがあります。

その交換時期が5万㎞~10万㎞です。

その理由は、ファンベルトがゴム製のために距離によって摩耗や経年劣化が起きるためです。

ベルトの素材がゴムなので、エンジン始動中は常に回り続けるので使い続けるとゴムは擦れていきます。

その結果、ゴムが擦れる⇒少しづつ削れる⇒ベルトがちぎれるという流れになります。

なので、まずは5万kmを目安に交換を心がけましょう。

※交換に関して、自分で出来ない場合はお店に依頼するという方法もあります。その際に、費用の目安が知りたい場合は【車のファン(V)ベルト交換をお店に依頼″掛かる費用と作業時間の目安を解説″】を参考にしてみてください。

日ごろから点検をする

2つ目は日ごろから点検をすること。

もちろん交換時期で取り替えるのもいいですが、必ずしも5万㎞~10万㎞の間で症状が悪化するとも限りません。

使用頻度や乗りかたも影響するので、5万km以下で異音が出たりベルトが切れたりする事もなくはない。

そのため、状態を把握しやすいためにも日ごろから点検を心がける事が最適です。

このようにいくつか方法はあるので、自分に合った対策をして安全なカーライフを送りましょう。

記事のまとめ

以上、寒い日(冬)に起きやすい車の【キュルキュル音】をお伝えしました。

記事のおさらい。

記事でもわかる通り、寒い日(冬)に起きやすいキュルキュル音の正体はファンベルトであることが多い。

特に

ゴムの劣化
張力不足
この2つは寒さで反応しやすく、音が鳴りやすい原因を作ります。

音が鳴る=軽傷であればうるさいだけで済みますが…放置することでベルト切れやエンジンが掛からなくなるトラブルに発展するので、もし実際に起きた場合には早めの対処が大切です。

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