・実際どうなの?
・自分でも知っておきたいので詳細を教えてほしい
そんな悩みにお応えします。
確かに初心者からしてみれば、『いつが最適なの?』となりますよね。
でも実際は、たわみ・亀裂・鳴きの3つの症状が関係してくるものなのです。
※詳しい詳細については順を追って説明していきます。

実際に私も以前は知らない時期がありました。
以前の私は、知識も疎く症状についてよく知りませんでした。
しかし、ふと調べた際に『こんな症状があるのか』ということを知りました。
それから実際に検証してみたり、詳しい人に聞いてさらに詳細を知る事ができました。
そこで学んだ知識を活かして
この記事では、
交換時期以外でVベルトの交換を勧める理由について解説します。
この記事を最後まで読むことで、初心者でもVベルトの
交換に何故3つの症状が重要なのか?
どんな症状があるか知ることができるので、
ぜひ最後まで読んでみてください。
交換時期以外には3つの症状が目安
Vベルト(ファンベルト)の交換時期は
目安に交換と決まっています。
その理由は、Vベルトがゴム製のために
距離によって摩耗や経年劣化が起きるためです。
ここまでが一般の交換時期ですね。
さらに、他にも交換時期が来る前に
3つの症状を目安に交換する事で、
トラブルなく走行する事ができます。
交換の目安1.たわみの発生
たわみは、上からVベルトを押した時に
ゆるみが生じてしまう症状を言います。
エンジンルームでは、基本的エンジンの熱によって
熱くなりやすい傾向にあります。
ゴムが伸びる事でゆるみができてしまいます。
交換の目安2.亀裂の発生
亀裂とは、ベルトを確認した時に
亀裂が発生した症状を言います。
こすれる事で起こります。
交換の目安3.ベルト鳴きの発生
ベルト鳴きはキュルキュル音が鳴り
出してしまう症状を言います。
劣化する事が原因でなります。
では何故この3つの症状が目安として
オススメなのかといいますと、
それは目視や音によって交換の
タイミングがわかりやすくなるためです。
亀裂やたわみの症状になりますが、
ベルトを取り外すことなく
目視によって簡単に確認
することができます。
また、音によって確認できるのはベルト鳴き
の症状ですね。
ベルト鳴きは症状が出てしまうと、
キュルキュルといった症状が
出てしまいます…
交換をしない事で起こる危険な症状
そんな症状がある訳ですから、もし交換をしないまま走行を続けてしまうと、
・異音がする
・電圧は不安定になる
・ベルトが切れる
3つの症状が起きてしまいます。
①異音がする
まず初めに起こる症状は異音の
発生になります。
先ほどもご紹介したベルト鳴きの症状ですね。
という異音がするようになります。
始めはエンジン始動時に小さめの音が
鳴るだけですが、
悪化してしまうと音は
さらに大きくなり、
信号待ちや渋滞時等でも音が
するようになってしまいます。
②電圧が不安定になる
2つ目は電圧が不安定になる事ですね。
本来ならファンベルトを回す事で、
エンジン回転をオルタネーターに伝え
電力を生み出しています。
まずオルタネーターって何?という方は、
以下を参考にしてみてください。

ベルトがたわむ事によって滑り
やすくなるため、
電圧が不安定になります…
電圧の不安定は、エンジン出力の低下や
エンジンが止まる結果をまねきます。
③ベルトが切れる
3つ目はベルト切れですね。
上記②つの症状がでても走行を
続けてしまうと、
最終的にベルトが切れてしまいます。
交換するベストなタイミングは交換時期や3つの症状!
以上が交換時期以外でVベルトの交換を勧める理由についてでした。
Vベルト(ファンベルト)の交換時期は、
目安に交換と決まっています。
その理由は、Vベルトがゴム製のために
距離によって摩耗や経年劣化が起きるためです。
ただ、この交換方法はあくまで目安なので、
普段の乗り方や症状により変わります。
私から言わせてもらえば、
距離ではなく
2.ベルト鳴き
3.亀裂
どれか1つでも症状がでた時には
交換をオススメします。
必ずしも5万キロ~10万キロ
とは限りません。
その人の乗り方次第で早くなったり
遅くなったりします。
例えば
・ベルト鳴き=エンジン始動のたびに鳴きだした時。
・亀裂=所々で裂けがではじめた時。
というように悪化した後ではなく、
症状のではじめに交換するのが大切です。
ですので、もし交換時期以外で
交換する場合には
3つの症状が出た時に交換を
してみてください!
早めの交換を心掛ける事で、
最悪の事態を免れる事ができます。