車のエンジン警告灯が点灯する3つの原因と直すために出来る対処方法

警告灯
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エンジン警告灯が点灯して困っているんだけど。何が原因なのかな。

このような事をたまに聞くことがあります。

一般的にエンジン警告灯と言えば、エンジンや関係する
補機類に何らかの異常が起きた時に点灯するもの。

年式によっては2種類の色で警告する事があり

・黄色=早めの点検が必要
・赤=深刻な状態

というように種類によって意味が異なります。

ただそんなエンジン警告灯ですが、ここで気に
なるのは何が原因で点灯するのかという事。

点灯するのには何かしらのトラブルが起きたことを意味するので、エンジン警告灯についても同じです。

この記事では何が原因で点灯するのか。また、その時に出来る対処方法とは何なのか詳しくお伝えしていきます。

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エンジン警告灯が点灯する原因

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エンジン警告灯が点灯する原因と
してよくあるのが以下2つの事。

・O2センサーやエアフロセンサートラブル
・コンピュータートラブル
・作動部品や配線類のトラブル

O2センサーやエアフロセンサーのトラブル

О2センサーはフロントパイプや
エキマニに取り付けられたセンサーの事。

本来は排気ガス中の酸素濃度を測っています。

排気ガス中にどのくらい酸素濃度があるのか検知するセンサーです。

主に酸素濃度の数値が異常だったり
センサー自体の故障により点灯します。

センサーが故障・異常=燃料が正しく制御できない

そうなるとどうなるのか?

答えは簡単でアイドリング不調・エンジンが
止まるといったトラブルを起こします。

もう一つはエアフロセンサーのトラブルです。

エアフロセンサーは吸入空気量。つまり空気の吸う量を検知するセンサーですね。

本来であれば車種ごとにコンピューター上で設定された吸入空気量に異常がないかを見ている訳ですが…

エアフロセンサーに異常が起きた場合、
異常と感知されてエンジン警告灯が点灯します。

エアフロセンサーが故障した場合、症状はO2センサーと同じくアイドリングが不調もしくは最悪の場合エンジン停止2つの問題が起きます。

コンピュータートラブル

2つ目はコンピュータートラブルです。

コンピューターは人間でいうところの脳と同じ役割をしていて電気信号をそれぞれのセンサーや作動部品などに送る。もしくは受信しています。

ですがコンピューターに異常が起きた場合、信号を受け取れなかったり正しく受信することができずに警告灯の点灯となります。

作動部品や配線類のトラブル

3つ目は作動部品や配線類のトラブルです。

本来であればコンピューターからの信号に
より部品を作動させる役割もありますが…

異常が起きると部品を作動させることができなくなります。

また、配線に断線・短絡・接触不良の
ような不具合が起きても異常として判断されます。

その結果としてエンジン警告灯の点灯となります。

警告灯が点灯するとどんな症状がおこる?

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続いて警告灯が点灯した場合の症状について。

症状には様々ありますが…

よくある症状としては以下の事が起こります。

・パワー不足を感じて加速しない
・エンジンが止まりそうになるоr止まる
・エンジンがかからない

パワー不足を感じて加速しない

1つ目はパワー不足を感じて加速しないこと。

本来であれば踏めばその分車は加速します。

ですが、エンジンに不調が起きると加速したにも関わらずいつもよりパワー感がないといった状態に陥ります。

エンジンが止まりそうになるоr止まる

2つ目はエンジンが止まりそうになるоr止まる事。

止まりそうになるというのはエンジン
不調によるアイドリング不調ですね。

本来はアイドリング中であっても、回転数がある
程度安定するので不安定になる事はありません。

ですが、エンジン不調になると空ぶかしをしていないと回転数が保てないほど不安定になり止まりそうになります。

また、症状が悪化すれば実際にエンジンが止まるといった不具合にもなります。

エンジンがかからない

3つ目はエンジンがかからないこと。

本来ならキーをひねる。もしくはスタートボタンを押す事でエンジンスタートの運びとなりますが…

症状がさらに悪化するとどんなにやってもエンジンがかからなくなります。



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エンジン警告灯が点灯した時の対処方法

ここからはエンジン警告灯が点灯した
時の対処方法についてお伝えします。

走行中に点灯した場合は安全な場所に退避して車屋さんに連絡

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まず走行中に点灯した場合。

走行中に点灯した場合、安全な場所に退避
した上で車屋さんに連絡して対処を仰ぎましょう。

流れとしては

・ハザードランプをつける
・安全な場所に退避する
・車屋さんに連絡

ハザードランプを先につける理由は周囲に
異常が起きたことを知らせる為です。

何もしないままいきなり退避しようとすると追突される危険もあるため、安全な場所に退避する前に必ずハザードランプを点灯させましょう。

その後は車屋さんに連絡という流れです。

自分で出来る場合は原因を明確にして対処する

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自分で出来る場合は原因を明確に
して対処するというのも一つの手です。

・センサーならO2センサーやエアフロセンサーを交換する
・コンピューターや作動部品。配線類の原因を見つけて対処する

状況に応じてセンサー類やその他
パーツを交換する事で対処ができます。

エンジン警告灯を点灯させないために

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最後にエンジン警告灯を点灯させないために出来る事です。

対策としては

・日ごろから関連箇所の点検をする
・交換時期を目安に消耗部品の交換をする

日ごろから関連箇所の点検をする

まずは日ごろから関連箇所の
点検をするというのがおすすめです。

毎日ではなくていいので、時々点検する事で
エンジン警告灯が点灯する原因を見つけやすくなります。

交換時期を目安に消耗部品の交換をする

また、交換時期を目安に消耗部品の交換を
する事で突然の点灯を防ぐきっかけを作れます。

大抵のパーツが10万km程で壊れてくるので、
10万km前後を目安として交換するといいでしょう。

点灯する原因を理解してこれからの参考に

以上、エンジン警告灯が点灯する原因をお伝えしました。

きじのおさらい

記事でもわかる通り、エンジン警告灯が点灯する原因としてはセンサー類やコンピューターなどの不具合が関係してきます。

異常をきたすことによって運転者に問題が起きて
いることを知らせる目的で警告灯として知らせます。

そのため、もし点灯した場合には放置するのではなく原因に合わせて早めの対処を心がけましょう。

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