
悪天候で視界不良ので、フォグランプをつけようとスイッチを押したのに点灯しない。
こういった悩みはありませんか?
特に今現在同じ悩みを抱えている方。自分なりに解決しようと試してはみたものの、一向に解決せず頭を悩ませてしまう事ってありますよね。
結論、原因を解決するには以下のポイントを抑えておくと対処しやすくなります。
・片側だけ点かないのか
・バルブ自体に電気は来ているのか
・関連するパーツは反応するのか
上記の条件を把握できれば、だれでも簡単に『原因を絞った上で対処する』ことができます。
本記事では、そんなフォグランプが点灯しない原因について4つに絞った上で対処方法や防ぐ対策などもまとめました。

フォグランプがつかない=焦る気持ちもわかりますが…必ず原因があるので正しい対処をする事でトラブル解決につながります。
フォグランプが点灯しない原因
まずタイトルにあるフォグランプが
つかない原因について。
よくある原因としては
・スモールスイッチがOFF
・球切れ
・ヒューズ切れ
4つがあります。
フォグランプのスイッチをONにしていない
1つ目はフォグランプのスイッチをONにしていない事。
フォグランプの本来の目的は、悪天候時
などの条件が揃った時に点灯するもの。
そのため、エンジン始動で点灯するものでなくスイッチを介して自分のタイミングで点ける仕組みとなっています。
なので、原因としてまずはスイッチをONに
しない事が原因の可能性があります。
スモールスイッチがOFF状態になっている
2つ目はスモールスイッチがOFF状態になっている事。
スモールスイッチは、スイッチを操作することで中で接点がON/OFFする仕組みになっています。
ONにすると接点が繋がり電気が流れる=点灯。
OFFにすると接点が遮断されて電気が流れない=消灯となります。
これが本来の仕組みですが…
OFF状態になっている事で、電気がフォグランプのスイッチに流れずに点灯しなくなります。
フォグランプの球切れ
3つ目はフォグランプの球切れが原因の場合。
そもそもの話ですが、バルブが切れればスイッチをONにした所で点灯するはずがありません。
何故ならフォグランプとは、バルブに電気が流れて初めて点灯をする仕組みだからです。
例えるなら、バッテリーのプラスマイナスにLEDを繋げることをイメージするとわかりやすいです。
バッテリーと言えば常に電気が流れるもの。
そこに、極性に合わせてLEDを
繋げると点灯しますよね?
イメージとしては同じで、フォグランプも
プラスとマイナスに電気が流れることで点灯となります。
結果、球切れが起きると電気が流れなくなるので点灯しないという訳です。
ただこれはあくまで球切れが原因だった場合。
必ずしも球切れで直る訳ではないので、
他の原因も知っておく必要があります。
フォグランプのヒューズが切れている
4つ目はフォグランプのヒューズが切れている事。
ヒューズは保護回路の役割を持つパーツ。
過電流が流れた場合に、電装品を守って
自らが切れることで保護するものです。
なので、この場合は【フォグ】のヒューズが
切れることでフォグランプを保護します。
結果としてバルブまでの電気が遮断されるので、フォグランプがつかなくなります。
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実際に起きた場合の対処方法
次は実際に起きた場合の対処方法について。
原因がわかったところで、順を追って
それぞれの対処を見ていきましょう。
スイッチ類をONにする
1つ目はスイッチ類をONにすることです。
フォグはそもそもエンジン始動だけで点灯するものではなく、スイッチを介して点灯するのが基本です。
スイッチ=スモールスイッチやフォグスイッチ。
そのため、ほかの箇所が原因でない場合には必要となるスイッチを点灯させる事で初めてフォグランプがつきます。
球切れを直す
2つ目は球切れを直す事です。
フォグランプも電球なので、使い続ければ
電球が切れて点灯しなくなります。
そんな時には、新しく取り替える
ことで対処ができます。

フォグランプの交換方法が知りたい場合は、【フォグランプ(前部霧灯)の取り外しから交換までの手順】を参考にしてみてください。

ヒューズを交換する
3つ目はヒューズを交換する事です。
フォグランプにもヒューズがあり、切れることで球切れのように点灯が出来なくなります。
切れる理由としては、フォグランプに想定以上の電気が流れる⇒フォグを保護するためにヒューズが切れる。
ヒューズが切れると電気が遮断されるので、
フォグに電気がいかなくなるという訳です。
この場合はヒューズを変えることで対処できますが…

この時、間違っても大きいヒューズは使わないようにね。

なんで?大きいのなら余裕があるから大丈夫じゃないの?

耐えられる容量が変わるから実はダメなんだよね。
よく
・余裕を持って大きいのに
という方が少なからずいますが、
この方法はおすすめ出来ません。
理由は配線が電流に耐えられなくなるためです。
過電流と呼ばれるものですね。
本来であれば間にヒューズがあるので、それ以上の電気が流れた場合にヒューズが変わりに切れて保護になります。
ですが、容量を大きくするとヒューズが反応しないので、そのまま配線側に電気が流れることになります。
結果、電流に対して配線が耐えられなくなり
発火⇒配線が燃えることになります。
これで大丈夫だろ。と軽く考えても、実際は
取り返しのつかない事になるので注意が必要です。

なので、必ず正しいヒューズに交換をしましょう。ちなみに実際の交換手順が知りたい方は、【ヒューズ交換方法】を参考にしてみましょう。

トラブルを防ぐためにできること
最後にトラブルを防ぐためにできることに
ついても確認しておきましょう。
たまにでいいので点検をする
1つ目はたまにでいいので点検をする事です。
・電球やヒューズの確認。
2つをそれぞれ点検する事で、不備を見つけて
対策することが出来ます。

点検の際には、検電テスターを活用すると調べやすいです。やり方については以下【【検電テスターを使った】車の電球に電気が流れているかを調べる方法】を参考にしてみましょう。

壊れる前に交換又は寿命の長いものに替える
2つ目は壊れる前に交換又は寿命の
長いものに替える事です。
特にフォグの電球。
HIDを使う場合もありますが、よく使うのは
・LED球の2種類。
純正がハロゲンならハロゲン。LEDならLEDというように交換するといいでしょう。
もしくは、寿命を目安に選ぶ場合
ならLEDの方がおすすめです。
LEDは消費電力が少なく負荷があまりないので、
通常のハロゲンより長く使い続けることが出来ます。
4色切り替えができるフォグランプ(輸入車にも対応)
・fcl.(エフシーエル)フォグランプ
白оr黄色車に合わせて選べるフォグランプ
・IPF フォグランプ
雨天時でも見やすい2400kのフォグランプ
このように簡単ではありますが、自分なりに対策をしておくことで突然のトラブルを防ぐことが出来ます。
記事のまとめ
この記事では、フォグランプが点灯
しない原因について紹介しました。
記事でもわかる通りその原因となるのが
フォグランプのつかない原因 | フォグランプのスイッチをONにしていない | スモールスイッチがOFF状態になっている | フォグランプの球切れ | フォグランプのヒューズが切れている |
対処方法 | スイッチ類をONにする | スイッチ類をONにする | 球切れを直す | ヒューズを交換する |
仮に

面倒だから後で解決しよう。
こういった理由から後回しにすれば、使いたい時に使えずのちのち面倒なことになりかねません。
そうならない為にも記事を参考に早い段階で
解決して安全なカーライフを送りましょう。
また、もし突然付かなくなるのが嫌という方は以下の対策を心がけるのもおすすめです。
壊れる前に交換又は寿命の長いものに替える
※今回の記事以外にもフォグランプの知識をつけたい。こんな方向けに【フォグランプ(前部霧灯)の知識”よくある悩み(疑問)や解決策・作業まとめ”】で悩みや作業内容をまとめているので参考にしてみてください。
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