【初心者でも作業は簡単】熱収縮チューブを利用した配線保護や絶縁の方法

エーモン・その他電装品作業
この記事は約5分で読めます。

今回ご紹介するのは熱収縮チューブを利用
した配線保護や絶縁の方法について。

熱収縮チューブというのは、熱を与える事でチューブが収縮して剥き出しの部分を保護する事。

剥き出しの配線を保護する事で配線の
ショートを防ぐことが出来ます。

ただ、実際に使った事がないとどうやれば作業で役立てることができるのか分かりませんよね。

そこでこの記事では、熱収縮チューブを利用した配線保護や絶縁の方法について詳しくお伝えしていきます。

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今回使う熱収縮チューブについて

まず熱収縮チューブについて聞きたいんだけど。どんなパーツなの?

熱収縮チューブは名前の通り熱を加える事で収縮するプラスチック状のチューブの事だね。

チューブが収縮する事で、外部からの
熱や配線の保護として役立ちます。

物によっては防水仕様になるタイプもありますが、基本の性能は保護になります。

使い方によって便利などで車のカスタムで重宝します。

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熱収縮チューブを収縮させるための手順

それでは実際に、熱収縮チューブの
作業手順を見ていきましょう。

そこまで難しくはないので、この機会に覚えてみましょう。

必要なものを準備する

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まず最初は必要なものを準備する事から始めましょう。

必要な物は

ヒートガン
②保護したいパーツ
⓷収縮チューブ
※今回はヒートガンを使いますが、ない場合の関しては他の物でも代用ができます。

たとえば

身近に購入できるものでも使えます。

収縮チューブをつなげた箇所に合わせてカットする

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準備が出来たら収縮チューブをつなげていきます。

つなげる場合は、先に収縮チューブをつなげた
パーツに合わせてカットしておきましょう。

収縮チューブをかぶせる

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カットまで終わったら、収縮チューブを
かぶせていきましょう。

今回使う熱収縮チューブは防水仕様になっているので、だいたい中立になるようにかぶせればOKです。

熱を加えてチューブを収縮させる(片側)

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かぶせる事が出来たら、片側のチューブに
熱を加えていきましょう。

やり方は簡単で、ヒートガンの熱風をチューブに近づけるだけ。

近づける事でチューブが熱によって
徐々に縮んでいきます。

熱を加えてチューブを収縮させる(もう片側)

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片方が出来たら同じように熱風を
近づけて収縮させていきましょう。

両側が収縮すれば完成

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画像のように両側が収縮すれば作業は完成となります。
内容自体はそこまで難しくないので、
手順通りにやれば2分ほどで完了となります。

チューブの収縮後に確認しておくとおすすめな内容

作業が完了したら、チューブの収縮後に確認して
おくとおすすめな内容についても見ておきましょう。

隙間ができていないか確認する

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1つ目は隙間ができていないか確認する事です。

収縮チューブは名前の通り熱によって収縮していきますが…

加減が弱いと途中で終わって隙間が
できる事がたまにあります。

そのため、作業が終わったら両側に隙間がないか確認をしてみましょう。

引っ張った時に抜けないかどうかの確認

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2つ目は引っ張った時に抜けないかどうかの確認です。

1つ目の隙間ができている際に多いことですが…

きちんと固定がされていない為に引っ張った
時に抜けやすくなる場合があります。

そのため、隙間同様に実際に引っ張って
抜けの確認もしてみましょう。

どちらも当たり前のことですが、当たり前だからこそ確認をすることで防ぐ結果となります。

熱収縮チューブの活用法について

合わせて使い道がわからない方向けに、熱収縮
チューブの活用法についても確認しておきましょう。

配線の保護や絶縁処理として

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1つ目は配線の保護や絶縁処理として役立てる事です。

収縮チューブは、配線に合わせて太さを調整
する事で隙間なく固定する事ができます。

その際に、隙間の状態次第で配線の保護や絶縁処理が出来ます。

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特に絶縁処理。本来であればはんだ付けなどで固定をした場合、赤丸のようにむき出しの状態になります。

この部分は電気さえ流れなければ問題はありませんが…

配線同士に電気が流れた場合、極性の違う
配線同士が触れるとショートする事になります。

特によくあるのはむき出し状態の配線(プラス)がボディアースに触れた時。

極性の違う電気は基本的に触れ合わない
のでその時点でショートします。

※ショート=火花が散って状態に応じてヒューズなどが切れて電装品が使えなくなる。

そのため、防ぐ名目として収縮チューブが役立ちます。

名前の通りチューブが収縮する事で、剥き出しの箇所を覆うので結果として絶縁処理ができます。

防水処理として

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2つ目は防水処理として役立てる事です。

今回使用した防水収縮チューブ(1196)は、熱を加える事で収縮するだけでなく中の接着剤が密着して水の侵入を防ぎます。

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絶縁処理だけでなく防水としても役立つので、雨に濡れやすいエンジンルームでも役立てる事ができます。

使い方次第で便利なパーツなので、手順を理解してうまく組み合わせてみましょう。

記事のまとめ

以上、熱収縮チューブの作業手順をご紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

今回使う熱収縮チューブについて
熱収縮チューブは熱を加える事で収縮するプラスチック状のチューブ
熱収縮チューブを収縮させるための手順
収縮チューブをつなげた箇所に合わせてカットする
収縮チューブをかぶせる
熱を加えてチューブを収縮させる(片側)
熱を加えてチューブを収縮させる(もう片側)
両側が収縮すれば完成
チューブの収縮後に確認しておくとおすすめな内容
隙間ができていないか確認する
引っ張った時に抜けないかどうかの確認
熱収縮チューブの活用法について
配線の保護や絶縁処理として
防水処理として

記事でもわかる通り、熱収縮チューブは熱を加える事で収縮するプラスチック状のチューブの事。

配線などの上にかぶせて収縮させる事で、
絶縁処理や防水仕様として役立ちます。

また、作業自体も簡単なのでまずは手順を
理解した上でカスタムに組み合わせてみましょう。

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