高速道路でタイヤがパンクしたんだけど。どう対処すればいいの?罰金を課せられるとも聞くけど。
以上のタイヤのパンクについての疑問をお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅高速道路でパンクした場合の対処方法が知りたい
✅罰金を課せられる条件について知りたい
✅罰金を課せられないためにできることが知りたい
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。高速道路でタイヤがパンクした場合の対処方法と罰金を課せられる条件について解説していきます。
正しい方法を事前に理解しておけば、自分の身に突然起きた場合に正しい対処ができるようになります!
また、記事の後半では罰金の条件や課せられないためにできることも合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
②高速道路でタイヤがパンクした場合の対処方法と罰金を課せられる条件👈いまここ
高速道路でパンクした場合の対処方法
まずはタイトルにある【パンクした時の対処法】についてみていきましょう。
JAFロードサービスに依頼
1つ目はJAFロードサービスに依頼することです。
JAFは、会員でなくても手軽に依頼ができるのが特徴。パンクなどの緊急時に対処をしてくれます。
ただし、会員・非会員で料金が変わって来るので、依頼する前に料金の確認をしておくことが最適です。
道路管理センターに電話する
2つ目として道路管理センターに電話することです。
道路管理センターは、#9910で繋ぐ
ことができます。
その際に発生場所を伝えるためにキロポストを伝えるようにしましょう。
キロポストってなんぞ?
道路の起点からの距離を表した標識のことだね。
路肩もしくは中央分離帯に設けてあります。
ちなみに、高速道路場にある非常電話からかける場合は、受話器を取れば自動で#9910にかかります。
パンクが元で罰金を課せられる条件について
続いて高速道路でパンクした場合に
罰金を課せられる条件です。
通常パンクというのは、自分では気をつけて
いても必ずしも防げる訳ではありません。
そのため、高速道路でパンク=必ずしも
罰金と言う訳ではありません。
ではどんな時に罰金を課せられてしまうのか?
以下で詳しく見てみましょう。
発炎筒や三角表示板を設置しないまま停車することが条件
結論は、発炎筒や三角表示板を設置しない
まま停車することです。
三角表示板は車の後方に設置するもので、昼間は目視で。夜間はライトで反射して確認できるものです。
発炎筒は、赤い炎をあげることで後続車に故障であることを知らせるためのものです。
どちらも目的は同じで、後続車に危険である
ことを認識させる効果があります。
特に高速道路は一般道と違いスピード域が異なるので、100km以上ではすぐに止まれません。
そのため、遠くからでもわかる三角表示板や
発炎筒が必須となるわけです。
また、間違った場所に止めることも違反に
含まれるので注意が必要です。
設置しないと罰金が課せられる
なので、設置しないことは危険を怠ったと
みなされ罰金となるわけです。
故障車両表示義務違反となり、
・罰金は6000円
実際に道交法第75条の11に記載があります。
(故障等の場合の措置)
第七十五条の十一 自動車の運転者は、故障その他の理由により本線車道若しくはこれに接する加速車線、減速車線若しくは登坂車線(以下「本線車道等」という)又はこれらに接する路肩若しくは路側帯において当該自動車を運転することができなくなったときは、政令で定めるところにより、当該自動車が故障その他の理由により停止しているものであることを表示しなければならない。2 自動車の運転者は、故障その他の理由により本線車道等において運転することができなくなったときは、速やかに当該自動車を本線車道等以外の場所に移動するため必要な措置を講じなければならない。
道交法第75条の11より
注目すべき点は
①当該自動車が故障その他の理由により停止しているものであることを表示しなければならない。
②運転することができなくなったときは、速やかに当該自動車を本線車道等以外の場所に移動するため必要な措置を講じなければならない。
この2つですね。
規定の停車位置に停車なおかつ必要な措置を
施さなければならないと記載があります。
違反や罰金が課せられるというのは
この事からですね。
罰金を課せられないためにできる正しい方法
なので、実際に高速道路で罰金を課せられないためには以下の正しい方法が必要です。
停車は必ず規定の位置にする
まずは停車する場所です。
基本的にはPAやSAが望ましいですが、そこまで車が持たない。そんな時に便利なのが非常駐車帯です。
非常駐車帯は緊急時に停車できるもので、バーストやパンクなどの際に役立ちます。
だいたい500m置きに設置してあるので、
上手く活用して止めましょう。
停車後は三角表示板や発炎筒をつける
また、その際に必要なのが止めたあとの措置です。
道交法により、後続車に緊急で止まってますよという合図をしなければ行けません。
その合図が、三角表示板や発炎筒です。
光に反射する三角表示板や赤い炎で知らせる
発炎筒が合図として最適です。
反射板や赤い炎がたつことから、離れた場所
からでも一発で把握ができます。
このように、その時にできることを実践する
事で罰金の支払いは免れることができます。
パンクしても焦らず自分に出来ることをしよう!
以上、高速道路でタイヤがパンクした場合の対処方法と罰金を課せられる条件を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
パンクした時の対処方法
・道路管理センターに電話する
罰金を課せられる条件
・三角表示板や発炎筒をつけない
・罰金は6000円
・違反点数は1点
このように、パンクした時の対処まではいいものの、間違った手順を踏むことで罰金を課せられるケースもあります。
そんな時は、正しい停車位置や措置をして
罰金が課せられることを防ぎましょう。
正しい方法を実践することで、罰金だけでなく安全性を確保することにも繋がります!
当サイトでは、他にもバーストの対処方法も解説しているので合わせて参考にしてみてください。