【カスタムに役立つ】車の電源5つ(常時・ACC・イルミ・IG)

マイナス・ボディアース
この記事は約9分で読めます。

車の電源には種類があるって聞いたけど本当なの?
どんな電源があるか知りたい。
それぞれの電源で使える電装品は?

このような悩みはありませんか?

実は過去の私も同じく悩んだことがありました。

あの頃は知識も少なく、『電源なんてどれも同じでしょ』といった考えでした。

ですが、車の電源にはいくつか種類があり
条件を満たさないと電気が流れないもの
もあります。

自分ではこれだ!と思っても間違った知識で実践するとトラブルの元です。

そのため、まずはどんな電源がありどの条件で流れるのか知る必要があります。

電源について知る事で、これから先のカスタムにおいて電源ごとの使い分けができるので作業の幅が広がりおすすめです。

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車の電源の種類について

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車にはいくつかの電源があるって聞いたんだけど、どんな電源があるの?

基本的には常時電源・ACC電源・IG電源・イルミ電源の4つだね。

4つの電源については以下で順を追って解説するので参考にしてみましょう。

常時電源

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まず1つ目は常時電源(じょうじでんげん)です。

常時電源は、簡単に言えば常に電気が流れている電源の事を言います。

基本的には黄色い配線が常時電源で主に、

・ハザードランプ
・ブレーキランプ。
・スライドドアなどに使われている電源になります。

名前の通り常に電気が流れているので、
エンジンOFFでも関係なく電気が取れます。

また、常時電源には、

・常時電源
・バッ直電源2種類の電源があります。

この2つの電源はよく同じに思われがちですが、
似ているだけで実は違う電源になります。

常時電源については次でまとめているので参考にしてみましょう。

【意外と知らない】常時電源とバッ直電源は似ているが実は違う配線? ≫

【意外と知らない】常時電源とバッ直電源は似ているが実は違う配線?
車にあまり詳しくないと『常時電源とバッ直電源って同じ電源でしょ?』と思われがちですが、似ているようで実は違った電源になります。どんな違いがあるのか。それぞれどんな電装品が使えるのか?この記事で詳しく解説していきます。

ACC電源

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2つ目はACC電源です。

ACC電源はアクセサリー電源とも呼ばれ、

・鍵タイプならキーをACCの位置までひねった時に流れる電源。
・スマートキーの場合は、ブレーキを踏まずにプッシュスタートボタンを1回押した時に流れる電源になります。

主に、シガーソケット・ナビ・ミラーの
折りたたみウインカーなどに使われている電源です。

IG電源

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3つ目はIG電源です。

エアコンやセルモーターなどを動かす際に
流れる電気になります。

・キータイプならIGの位置にひねった時に電気が流れます。
・スマートキーの場合はブレーキを踏まずにプッシュスイッチを2回押した時に電気が流れます。

ACC電源とはよく同じに思われがちですが、
似ているようで実際は異なる電気です。

ACC電源との違いについては次でまとめているので参考にしてみましょう。

車のACC電源・IG電源2つの違いとそれぞれ使用できる電装品の例 ≫

車のACC電源・IG電源2つの違いとそれぞれ使用できる電装品の例
車のACC電源とIG電源。2つとも同じように感じる電源ですが…似ているようで実は全く異なる電源となります。この記事では、そんなACC電源・IG電源の違いやそれぞれの活用法についてお伝えします。

イルミネーション電源

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4つ目はイルミネーション電源です。

イルミネーション電源はスモール電源とも呼ばれ、スモールライトを点灯させた時に電気が流れます。

他の電源とは違い電気のタイミングがやや
異なりますが、電源が取れるという面では同じですね。

電源の種類について事前に知らないと危険?

電源の種類には以上の4つがある訳ですが、種類について知っておかないと電装品を取り付ける際に余計な時間がかかってしまいます。

たとえば2つの例を考えてみましょう。

・電源の取り付け方法を知っている場合
・電源の取り付け方法を知らない場合

電源の取り付け方法を知っている場合

事前に取り付け方法を知っている場合。

電源の種類や取り付け方について事前に知っているので、作業で失敗するというリスクはほとんどありません。

また、スムーズに作業をする事ができるので
予定通りに終わらせる事ができます。

電源の取り付け方法を知らない場合

事前に取り付け方法を知らない場合。

まず、事前に調べなかった事で配線の種類や取り付け方がわかりません。結果として余計に時間がかかってしまいます。

また、間違った方法を実践する事で失敗のリスクも大きくなります。

比べてみるとわかりますが、知識として4つの種類を知る事で

・スムーズな作業
・失敗のリスク

2つの危険性を回避する事が出います。

ですので、時間を無駄にしない為にも事前に電源の種類や電装品ごとの取り付け方法について知っておくことがおすすめです。

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それぞれの電源で使える電装品は?

ここまで簡単に電源の種類について紹介しました。

次は、それぞれの電源でどの
電装品が使えるのか?

詳しく見ていきましょう。

常時電源はスイッチ関係との組み合わせが最適

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常時電源は、常に電気が流れている事を踏まえると使える電装品は限られます。

主にON/OFFスイッチ・リレーなどですね。

普通なら電装品をそのままつなげれば、
エンジンOFFでも電気は流れ続ける…

結果としてバッテリー上がりになります。

しかし、間にスイッチを噛ませることで、
バッテリー上がりを解消できます。

どうしてスイッチを噛ませるだけで?

スイッチが構造上、切り替え式になっているからだね。

スイッチの基本構造は、電源が入ると接点が繋がり電源が流れる。スイッチをOFFの位置にすると、接点が離れて強制的に電源が切れる。

ということになるので、たとえ常時電源であっても任意で切り替えることができます!

また、リレーの使用にも便利です。

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リレーは複数の電気を繋げて切り替える
スイッチのようなもの。

本体の電源=常時電源。
切り替えの電源=ACC電源。

それぞれにつなげることでリレーとしての機能をします。

常時電源に興味のある方は以下記事から電源を探す知識が得られます。

【初心者必見】クルマの常時電源を取る2つの方法と電源の探し方!
探している常時電源が分からないからといって勘で繋げる事が必ずしも最適とは言えません。電源毎の位置を明確にしておかないと、プラスとマイナスを間違えて繋いでショートさせる事にもなりかねません。この記事では自分で解決したい方向けに電源の取り方や探し方。実際のとる流れを含めてまとめています。

ACC電源

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ACC電源は

・キーをACCの位置に回す
・プッシュ車は一回押した電源

となるので、タイミングに合わせた
電装品を使います。

ACC以上は常に電気が流れ続けるとすれば、ETC車載機やドライブレコーダーがおすすめです。

ETC車載機
ETC車載機は、自動車やバイクになど。高速自動車道や有料道路で料金を後払いにするための装置です。走行中に高速道路で反応の有無を確認するので、エンジンがかかる前のACC電源が最適です。
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーは事故の際に役立つ電装品です。

突然の事故で、

自分は悪くないのに自分のせいにされた
・相手が悪いけど証明するための証拠がない

こんな時に便利なのがドライブレコーダーです。

ACC電源から電源を取ることで、走行中にいつ事故に巻き込まれても証拠として残すことができます。

ACC電源に興味のある方は以下記事から電源を探す知識が得られます。

ACC電源【3つの取り方】とテスターを使った簡単な電源の探し方!
探しているACC電源が分からないからといって勘で繋げる事が必ずしも最適とは言えません。電源毎の位置を明確にしておかないと、プラスとマイナスを間違えて繋いでショートさせる事にもなりかねません。この記事では自分で解決したい方向けに電源の取り方や探し方。実際のとる流れを含めてまとめています。

IG電源

IG電源は

・キーをIGの位置に回す
・プッシュ車は2回押した電源

となるので、タイミングに合わせた
電装品を使います。

電源はACC電源と似ていて、
その違いはわずかな電源の差です。

基本的にはパワーウインドウやエアコンなどの
容量が多い物に使われることが多い電源です。

IG電源に関してはAC電源と被るので、
ほぼ社外の電装品では使わないと思っていいです。

イルミネーション電源

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最後はイルミネーション電源です。

イルミネーション電源はナビ裏からも取れますが…

スモールスイッチのON/OFFでしか反応しないので、スイッチに関連したものとして考えながら電装品を選ぶといいでしょう。

ちなみにスモールスイッチっていつ点けるか知ってる?

スモールランプに連動するから夜間でしょ?

そうそう。だから暗くなった時につける物で考えるといいよ。

たとえば、ヘッドライト下や間接照明など。LEDテープを使った方法がおすすめです。

ヘッドライト下は名前の通りにライトの下にLEDを仕込むやり方です。

イルミ連動にすることで、夜間のみの点灯ができます。カスタム目的として使用する人に人気の方法です。

もう1つは間接照明です。

間接照明は、足元LEDやアンダーネオン。室内LEDなど様々ですが、暗い室内でも見やすくしたい方におすすめです。

イルミ電源に興味のある方は以下記事から電源を探す知識が得られます。

イルミ(スモール)電源を取る3つの方法と簡単な電源の探し方【初心者向け】
電装品を取る際に欠かせないプラス電源。一見すると取るのが難しいように感じますが、正しい探し方と3パターンの取る方法を知る事で自分でも簡単に確保が出来ます。記事ではそんな方法に詳しく解説していきます。

合わせてボディーアースについて覚えておくと便利

ここまでが

・常時電源
・ACC電源
・IG電源
イルミ電源

4つのプラス電源の内容です。

プラスがあると言う事はマイナスもある。ここからは合わせてマイナスについてもご紹介していきます。

ボディーアースはマイナスの事

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ボディーアースとは、ボディ。つまりは車体に
接続するマイナス線の事です。

大元のバッテリーマイナス(赤〇)から車体に
端子が接続され電気が流れる仕組みです。

車体に電気が流れる⇒金属部部は電気を通す⇒マイナスが取れる。

マイナスはプラスで言うところの、常時電源やACC・イルミなど。基本の電源と同じです。

・繋ぐと電気が流れる
・つながらなければ流れません。

プラスのように種類がないだけで基本は同じです。

電装品を付ける上で基本を覚えておいて損はない

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たまに『プラスだけわかればいい』という方もいますが、電装品にとってマイナスもプラスと同じくらい重要です。

わかりやすく言えば、昔理科の実験でやった
豆電球をイメージするといいでしょう。

豆電球にもプラスとマイナスがあります。

プラスだけでは点灯せず、逆にマイナス
だけでも点灯しない。

プラス・マイナス2つが繋がって初めて
点灯するのです。

簡単に言えば、プラスとマイナスが繋がることで接点が切り替わる切り替えスイッチのようなものと思えばわかりやすいでしょう。

これが豆電球でいえば、正しい向きに
合わせる事で点灯しますよね?

逆に間違った向きに入れてしまうと点灯する事がありません。

構造でわかると思いますが、
どちらか片方では意味を成しません。

プラス・マイナス両方を繋げる事で
初めて点灯します。

そのため、マイナスもプラスと同じくらい重要と言えます。

今回はプラス電源がメインなので
ここまでとなりますが、

・もっと詳しく知りたいな
・アースの知識も吸収したい

こんな方は、合わせてボディーアースの記事も参考にしてみてください。

【電源の基礎知識】自動車のボディアースとは?車体に繋げる必要性や意味とは? ≫

【自動車のマイナスとは】ボディアースとも呼ばれるけど違いや必要性は?
この記事は、車のボディアースがよくわからない人向けに、車体に繋げる必要性や意味について解説しています。アースが取れる正しい場所も同時に紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

記事のまとめ

以上、4つの電源と電装品の種類についてご紹介させていただきました。

今回の記事のおさらいです。

車の電源の種類は全部で4つ!
1.常時電源
2.ACC電源
3.IG電源
4.イルミ電源
電源の種類について事前に知らないと危険?
・スムーズな作業ができない
・失敗のリスクが大きくなる
それぞれの電源で使える電装品は?
・常時電源はスイッチやリレー
・ACC電源はETCやドライブレコーダー
・IG電源は電動ミラーなどに最適
・イルミ電源はライト下LEDや足元照明
合わせてボディーアースについて覚えておくと便利
ボディーアースは車体に接続するマイナス線の事

記事でもわかる通り、電源の種類はプラスが4つのマイナスが1つあります。

それぞれ電源ごとに意味があり、作業によって
使い分ける事でカスタムの幅が広がります。

電源の種類を理解すれば弄れる電装品の幅も広がるのでぜひ覚えてみてください。
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