ヘッドライト(ハロゲン・LED・HID)バルブを自分で交換する手順を解説

バルブ交換
バルブ交換ヘッドライト
この記事は約14分で読めます。

車にとってのヘッドライトは夜間に点灯させるもの。点灯させることで夜間走行時の視認性を上げる役割を持つ。別名で前照灯ともいわれるもの。

本来は状況に合わせて点灯させることで灯火類としての役割を発揮しています。ただそんなバルブも消耗品。使い続ければいずれ球切れの原因になるので、早めに交換する事が大切です。

また、やり方を知っておくとLED化する場合にも
役立つので知っておいて損はありません。

この記事では、そんなヘッドライトについてハロゲン(白熱球)やLED・HIDへの交換のやり方をまとめてみました。

この記事でわかること
✅ヘッドライトを交換する意味
✅白熱球・LED・HID交換のやり方

今回の記事以外にも知識をつけたい。こんな方向けに【ヘッドライト(前照灯)の知識”よくある疑問(悩み)や解決策・作業項目まとめ”】でまとめているので参考にしてみてください。

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  1. ヘッドライトはただの飾りではない。下手にバルブ切れを放置すると違反になる
  2. 実際にヘッドライトバルブ交換のやり方を確認してみよう
    1. ハロゲンバルブ交換の方法
      1. レバーを引いてボンネットのロックを解除する
      2. ボンネットを開ける
      3. バルブの位置を確認する
      4. ヘッドライトのコネクターを外す
      5. ゴムカバーを外す
      6. バルブ固定のピンをフリーにする
      7. バルブを引き抜く
      8. 交換用のバルブを差し込んでピンで固定
      9. ゴムカバーをつける
      10. コネクターをはめ込んで完了
    2. LEDバルブの交換方
      1. レバーを引いてボンネットのロックを解除する
      2. ボンネットを開ける
      3. バルブの位置を確認する
      4. ヘッドライトのコネクターを外す
      5. ゴムカバーを外す
      6. バルブ固定のピンをフリーにする
      7. バルブを引き抜く
      8. 交換用のLEDバルブを準備する
      9. 逆の手順で組み付けて完了
    3. 純正HIDバルブ交換の方法
      1. ボンネットレバーをひく
      2. ボンネットを開いて固定しよう
      3. ライトの防水カバーを外す
      4. イグナイターを外す
      5. バルブ固定用の金具(ピン)を外す
      6. 交換用のバルブを準備する
      7. バルブを取り付ける
      8. イグナイターを取り付ける
      9. 防水カバーを取り付けて作業完了
    4. 純正HIDバルブ⇒LED化の交換方法
      1. ボンネットレバーをひく
      2. ボンネットを開いて固定しよう
      3. ライトの防水カバーを外す
      4. イグナイターを外す
      5. バルブ固定用の金具(ピン)を外す
      6. 交換用のLEDバルブを準備する
      7. バルブを取り付ける
      8. イグナイターを取り付ける
      9. 防水カバーを取り付けて作業完了
  3. 交換後はバルブの点灯確認をしてみよう
    1. スイッチに連動して点灯すればOK
    2. 点灯しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因
  4. 交換のやり方を覚えてバルブ切れやLED化をしてみよう
  5. よくある質問Q&A

ヘッドライトはただの飾りではない。下手にバルブ切れを放置すると違反になる

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先ほども言ったように、ヘッドライトは夜間に車両前方を照らして視認性を上げる灯火類。別名で前照灯ともいう。

本来は両側点灯させることで視認性を上げて効果を発揮しますが、バルブ切れもしくは点灯しないことで効果は半減。中には『なくても見えるし問題ないのでは?』と思う方もいますが…

バルブ切れは【整備不良】という違反になるので下手に放置する事はおすすめしません

※バルブ切れについては、【ヘッドライト(前照灯)のバルブ切れは違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】を参考に。

それを防ぐ目的で早めのバルブ交換を推奨しますが、『普段はお店に任せて自分では交換したことがない。』こういった方も少なくはないでしょう。

確かに依頼すれば失敗のリスクを減らせるので自分で出来ない場合にはおすすめですが、費用面や時間などを考えると自分のタイミングで終わらせたい方にはあまりいい方法とは言えません。

逆に自分で交換ができるようになれば、費用を抑えて切れたタイミングで交換を終わらせることができます。

実際にヘッドライトバルブ交換のやり方を確認してみよう

ここからは実際にヘッドライトバルブの交換方法を見ていきましょう。今回はハロゲンとLED・HIDそれぞれ順にお伝えします。

ハロゲンバルブ交換の方法

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レバーを引いてボンネットのロックを解除する

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今回はアルト(HA25)を使ったH4バルブの交換方法を参考に。

まず初めにレバーを引いてボンネットの
ロックを解除する事から始めましょう。

アルト(HA25)のボンネットレバーはアクセルペダル付近にあります。

解除するやり方としては手前に引っ張るだけ。引っ張る事でボンネット側のロックが解除されます。

ボンネットを開ける

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ロックが解除されて半開き状態になったらボンネットを開けていきましょう。ボンネットを開ける場合は中にあるレバーを上方向に上げるだけ。

仕組みとしては、ボンネット側のフックとボディ側で合わさる事で固定されています。

そのため、隙間から手を入れて上側に上げる事で
解除されてボンネットが開きます。

バルブの位置を確認する

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まずはバルブの位置の確認から。今回はH4タイプを参考にするのでH4バルブの交換方法。

H4バルブは分かりやすく矢印がヘッドライトとなります。裏側は黒いカバーに覆われているものがヘッドライトバルブ。

ヘッドライトのコネクターを外す

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ヘッドライト裏にあるコネクターを外していきましょう。コネクター自体はバルブの端子に刺さっているだけなので手前に引っ張るだけ。

長年触れていない場合はコネクターが
固着して硬くなっている場合もありますが…

コネクターの左右をつかみながら引っ張ると
均等に力が加わるので外しやすくなります

ゴムカバーを外す

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コネクターが外せるとカバーがある
のでそのまま取り外しましょう。

ゴムカバー自体は隙間にはめ込んである
だけなのでカバーを掴みつつ外側に引っ張るだけ。

固着している場合は両側を掴み
ながら引っ張ると比較的外しやすいです。

バルブ固定のピンをフリーにする

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ピンが見えたらバルブ固定のピンをフリーにしましょう。

画像が固定状態なのでそこからピンを
押し込んだ状態で固定の穴から外すだけ。

あとは左側にピンを持っていけばフリー状態になります。

バルブを引き抜く

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フリーの状態からバルブを引き抜きましょう。

この状態になると固定はされていないので簡単に外せます。

交換用のバルブを差し込んでピンで固定

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交換用のバルブを差し込んでいきましょう。

今回は純正同等品となりますが、他にもバルブが知りたい場合は【明るさ+車検適合品”純正からの交換におすすめなH4ハロゲンバルブ5選”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

穴の位置が決まっているので合わせた
状態でバルブを差し込みます。

そのあとはピンで固定すればバルブが外れなくなります。

ゴムカバーをつける

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固定後はゴムカバーをつけていきましょう。

つける場合は外す時と逆の手順。

中間の穴をうまく通して押し込むだけです。

コネクターをはめ込んで完了

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カバーの後はコネクターを差し込みます。

コネクターは穴が3か所あるのでバルブに
合わせて差し込んでいきましょう。

無事に固定ができればこれで作業は終了となります。

LEDバルブの交換方

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レバーを引いてボンネットのロックを解除する

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まず初めにレバーを引いてボンネットの
ロックを解除する事から始めましょう。

今回もハロゲンの時同様にアルト(HA25)を使ったH4バルブの交換。アルト(HA25)のボンネットレバーはアクセルペダル付近にあります。

解除するやり方としては手前に引っ張るだけ。引っ張る事でボンネット側のロックが解除されます。

ボンネットを開ける

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ロックが解除されて半開き状態になったらボンネットを開けていきましょう。ボンネットを開ける場合は中にあるレバーを上方向に上げるだけ。

仕組みとしては、ボンネット側のフックとボディ側で合わさる事で固定されています。

そのため、隙間から手を入れて上側に上げる事で
解除されてボンネットが開きます。

バルブの位置を確認する

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-86-5-5.png

まずはバルブの位置の確認から。今回はH4タイプを参考にするのでH4バルブの交換方法。

H4バルブは分かりやすく矢印がヘッドライトとなります。裏側は黒いカバーに覆われているものがヘッドライトバルブ。

ヘッドライトのコネクターを外す

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96%E3%81%AE%E7%AA%81%E8%B5%B7%E9%83%A8%E5%88%86%E3%82%92%E7%A9%B4%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8C%E8%BE%BC%E3%82%80-14-1.png

ヘッドライト裏にあるコネクターを外していきましょう。コネクター自体はバルブの端子に刺さっているだけなので手前に引っ張るだけ。

長年触れていない場合はコネクターが
固着して硬くなっている場合もありますが…

コネクターの左右をつかみながら引っ張ると
均等に力が加わるので外しやすくなります

ゴムカバーを外す

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96%E3%81%AE%E7%AA%81%E8%B5%B7%E9%83%A8%E5%88%86%E3%82%92%E7%A9%B4%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8C%E8%BE%BC%E3%82%80-15-1.png

コネクターが外せるとカバーがある
のでそのまま取り外しましょう。

ゴムカバー自体は隙間にはめ込んである
だけなのでカバーを掴みつつ外側に引っ張るだけ。

固着している場合は両側を掴み
ながら引っ張ると比較的外しやすいです。

バルブ固定のピンをフリーにする

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96%E3%81%AE%E7%AA%81%E8%B5%B7%E9%83%A8%E5%88%86%E3%82%92%E7%A9%B4%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8C%E8%BE%BC%E3%82%80-16-1.png

ピンが見えたらバルブ固定のピンをフリーにしましょう。

画像が固定状態なのでそこからピンを
押し込んだ状態で固定の穴から外すだけ。

あとは左側にピンを持っていけばフリー状態になります。

バルブを引き抜く

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96%E3%81%AE%E7%AA%81%E8%B5%B7%E9%83%A8%E5%88%86%E3%82%92%E7%A9%B4%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8C%E8%BE%BC%E3%82%80-17-1.png

フリーの状態からバルブを引き抜きましょう。

この状態になると固定はされていないので簡単に外せます。

交換用のLEDバルブを準備する

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96%E3%81%AE%E7%AA%81%E8%B5%B7%E9%83%A8%E5%88%86%E3%82%92%E7%A9%B4%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8C%E8%BE%BC%E3%82%80-23-1.png

爪の解除が出来たら新しいバルブに取り換えましょう。取り換えるのはsuparee(スパリー)製LEDバルブ(H4)

値段はお手頃ながら倍以上の明るさに期待が持てるバルブ。初めてLED化をしたい方にお勧めです。

今回はSUPAREE製のバルブですが、他にも交換用として知りたい。そんな方は【車検適合+視認性抜群”LEDヘッドランプ(H4)のおすすめ5選”】でまとめているLEDバルブを参考にしてみてください。

車検適合+視認性抜群”LEDヘッドランプ(H4)のおすすめ5選”
当記事では、H4LEDバルブを選ぶ上で知っておきたい。人気のおすすめ5選について解説していきます。この記事で紹介しているバルブを確認できれば、参考になるだけでなく自分にあったものに出会う事ができます。また、記事で解説している選ぶポイントを知る事で他のバルブを選ぶ際の目安にもなります。詳細を知る事は解決への第一歩です。ま...

逆の手順で組み付けて完了

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バルブ⇒爪の順で固定が出来たら、
逆の手順でそれぞれ取り付けていきます。

順番としてはゴムカバー⇒カプラー。ゴムカバーは溝に合わせてはめ込むだけ。

カプラーは3ピンに合わせて差し込むだけ。左右ともここまで出来れば作業は完了となります。

純正HIDバルブ交換の方法

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ボンネットレバーをひく

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まず初めにボンネットレバーを
ひく事から始めましょう。

車のボンネットを開けるマークがついた箇所。手前にひく事で簡単にボンネットが開きます。

大抵の場合がダッシュボード下ですが、車によっては足元にある場合もあるので事前に確認してみましょう。

ボンネットを開いて固定しよう

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ボンネットを開けたら矢印の棒を
使って固定していきましょう。

差し込む位置は赤〇の箇所。

穴にうまくはめ込むことでボンネットが
下がらないように固定できます。

ライトの防水カバーを外す

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バルブはそのままでは取り外しできないので、
まずは裏側に防水カバーを外しましょう。

防水カバーが爪で固定されているだけなので緩めて外す。

外す場合は矢印の向き。反時計回りに回すと簡単に外せます。

イグナイターを外す

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カバーが外せたら先にイグナイターを外していきます。

※イグナイターは電圧を昇圧させる昇圧器のこと。簡単に言えばバラストを通じて送られてくる電圧を安定させる機器ですね。

イグナイター自体も爪でロックされている
だけなので反時計回りに回して解除するだけ。

ロックを解除して手前に引っ張ると
簡単にイグナイターを外せます。

バルブ固定用の金具(ピン)を外す

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バルブが見えたらバルブ固定用の
金具(ピン)を外しましょう。

外し方は左右にあるピンを掴んで
矢印方向につまむだけ。

つまんだ状態で上にあげるとフリーになります。

交換用のバルブを準備する

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取り外す事が出来たら新しい
バルブと交換しましょう。

今回はバラストまで変える必要はない
のでバルブのみで大丈夫です。

HID交換の場合はD2S/D4SもしくはD2R/D4R

今回使っているインプレッサはサイズが
D2S】バルブなので同じサイズを用意します。

バルブを取り付ける

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バルブを取り付けていきましょう。

バルブははめ込む位置が決まっているので、
位置を合わせつつうまく差し込みましょう。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96%E3%81%AE%E7%AA%81%E8%B5%B7%E9%83%A8%E5%88%86%E3%82%92%E7%A9%B4%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8C%E8%BE%BC%E3%82%80-31-1.png

差し込んだ後は逆の手順で爪で固定。

両側のピンを掴みつつ穴に合わせて固定させる。

イグナイターを取り付ける

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イグナイターを取り付けていきましょう。

イグナイターの爪に合わせて差し込む⇒差し込んだ状態で時計回りに回すと固定ができます。

防水カバーを取り付けて作業完了

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後は防水カバーを取り付けるだけ。

位置が決まっているのでうまくはめ込んで
時計回りに回して固定しましょう。

残りの反対のライトも同じように

防水カバーを外す。→ソケット(イグナイター)を外す。→金具を外す。→バルブを外す。⇒新しいバルブに差し替える。→金具で固定する。→ソケット(イグナイター)を取り付ける。→防水カバーを取り付ける。

純正HIDバルブ⇒LED化の交換方法

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ボンネットレバーをひく

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まず初めにボンネットレバーを
ひく事から始めましょう。

車のボンネットを開けるマークがついた箇所。手前にひく事で簡単にボンネットが開きます。

大抵の場合がダッシュボード下ですが、車によっては足元にある場合もあるので事前に確認してみましょう。

ボンネットを開いて固定しよう

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ボンネットを開けたら矢印の棒を
使って固定していきましょう。

差し込む位置は赤〇の箇所。

穴にうまくはめ込むことでボンネットが
下がらないように固定できます。

ライトの防水カバーを外す

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バルブはそのままでは取り外しできないので、
まずは裏側に防水カバーを外しましょう。

防水カバーが爪で固定されているだけなので緩めて外す。

外す場合は矢印の向き。反時計回りに回すと簡単に外せます。

イグナイターを外す

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カバーが外せたら先にイグナイターを外していきます。

※イグナイターは電圧を昇圧させる昇圧器のこと。簡単に言えばバラストを通じて送られてくる電圧を安定させる機器ですね。

イグナイター自体も爪でロックされている
だけなので反時計回りに回して解除するだけ。

ロックを解除して手前に引っ張ると
簡単にイグナイターを外せます。

バルブ固定用の金具(ピン)を外す

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バルブが見えたらバルブ固定用の
金具(ピン)を外しましょう。

外し方は左右にあるピンを掴んで
矢印方向につまむだけ。

つまんだ状態で上にあげるとフリーになります。

交換用のLEDバルブを準備する

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取り外す事が出来たら新しい
バルブを準備しましょう。

今回はバラストまで変える必要はない
のでバルブのみで大丈夫。

形状についてはD2S/D4SもしくはD2R/D4R

※使っている車はサイズが【D2S
バルブなので同じサイズを用意します。

ちなみにバルブについては今回交換用として【SUPAREE】の物を用意。

他にもLEDバルブが知りたい方は【純正HIDから簡単LED化”明るさupに期待できるLEDバルブ5選” 】でおすすめをまとめているので一緒に参考にしてみてください。

バルブを取り付ける

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バルブを取り付けていきましょう。

バルブははめ込む位置が決まっているので、
位置を合わせつつうまく差し込みましょう。

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差し込んだ後は逆の手順で爪で固定。

両側のピンを掴みつつ穴に合わせて固定させる。

イグナイターを取り付ける

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イグナイターを取り付けていきましょう。

イグナイターの爪に合わせて差し込む⇒差し込んだ状態で時計回りに回すと固定ができます。

防水カバーを取り付けて作業完了

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後は防水カバーを取り付けるだけ。

位置が決まっているのでうまくはめ込んで
時計回りに回して固定しましょう。

残りの反対のライトも同じように

防水カバーを外す。→ソケット(イグナイター)を外す。→金具を外す。→バルブを外す。⇒新しいバルブに差し替える。→金具で固定する。→ソケット(イグナイター)を取り付ける。→防水カバーを取り付ける。

ここまで終われば作業は完了となります。

一連の作業をして10分程度(片側5分程)で終わらせる事ができます。初めての方でも、手順通りにやれば15~20分程度で完了。

交換後はバルブの点灯確認をしてみよう

最後はバルブの点灯確認。

スイッチに連動して点灯すればOK
点灯しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因

スイッチに連動して点灯すればOK

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まずやることはバルブの点灯確認。エンジン始動
もしくはACC以上に合わせた状態でスイッチONに入れる。

スイッチは1回でポジションランプ。二回ひねる事でヘッドライトとなります。

問題なくバルブが点灯すれば正常。

おすすめとしては、昼と夜で点灯させることで明るさの確認もできます。

点灯しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因

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この時もし点灯しない場合には

・バルブ切れ
・それ以外の関連パーツ

いずれかが原因となります。

バルブ切れは中古のバルブを選んだ際によくある事で、下手に中古品を購入するとはずれを引いて無駄になります。

また、バルブは正常なのに点灯しない場合にはほかの原因が考えられます。面倒だからと後回しにすれば違反になるので、【ヘッドライトが点灯しない原因と解決策”球切れ以外にも知っておきたい4つのトラブルを解説”】を参考に早期解決をしてみてください。

ヘッドライトが点灯しない原因と解決策”球切れ以外にも知っておきたい4つのトラブルを解説”
車のヘッドライトが点灯しないからといって新しくバルブを交換する事が必ずしも最適とは言えません。原因を明確にしておかないと替えても症状が変わらず無駄になってしまいます。この記事では原因を解決したい方向けに対処方法や対策も含めてまとめています。

交換のやり方を覚えてバルブ切れやLED化をしてみよう

以上、ヘッドライト(ハロゲン・LED・HID)バルブを自分で交換するやり方についてお伝えしました。

この記事のおさらい。

交換のやり方
  1. ハロゲンバルブ交換の方法
    1. レバーを引いてボンネットのロックを解除する
    2. ボンネットを開ける
    3. バルブの位置を確認する
    4. ヘッドライトのコネクターを外す
    5. ゴムカバーを外す
    6. バルブ固定のピンをフリーにする
    7. バルブを引き抜く
    8. バルブを差し込んでピンで固定
    9. ゴムカバーをつける
    10. コネクターをはめ込んで完了
  2. LEDバルブの交換方法
    1. レバーを引いてボンネットのロックを解除する
    2. ボンネットを開ける
    3. バルブの位置を確認する
    4. ヘッドライトのコネクターを外す
    5. ゴムカバーを外す
    6. バルブ固定のピンをフリーにする
    7. バルブを引き抜く
    8. 交換用のLEDバルブを準備する
    9. 逆の手順で組み付けて完了
  3. 純正HIDバルブ交換の方法
    1. ボンネットレバーをひく
    2. ボンネットを開いて固定しよう
    3. ライトの防水カバーを外す
    4. イグナイターを外す
    5. バルブ固定用の金具(ピン)を外す
    6. 交換用のバルブを準備する
    7. バルブを取り付ける
    8. イグナイターを取り付ける
    9. 防水カバーを取り付けて作業完了
  4. 純正HIDバルブ⇒LED化の交換方法
    1. ボンネットレバーをひく
    2. ボンネットを開いて固定しよう
    3. ライトの防水カバーを外す
    4. イグナイターを外す
    5. バルブ固定用の金具(ピン)を外す
    6. 交換用のLEDバルブを準備する
    7. バルブを取り付ける
    8. イグナイターを取り付ける
    9. 防水カバーを取り付けて作業完了
交換後の点灯確認
スイッチに連動して点灯すればOK
点灯しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因

バルブ交換が自分で出来る事で

・社外品への交換
・球切れ時の交換など。

作業に応じて自分のタイミングで
済ませる事ができます。

また、本来であれば作業を依頼した場合にかかる費用や工賃も抑える事ができるのでお勧めです。

よくある質問Q&A

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Q.自分で交換した事がないのですが初めてでもできますか?

A. はい、ハロゲン・LED・HID共に交換は初めての方でもできます。

Q.交換時期の目安はありますか?

A. 目安としては3年が交換時期となります。(1日2時間使用と仮定した場合)LEDの場合はそれ以上もつバルブもあります。

Q.D2S/D4S・D2R/D4Rと種類があるんですが兼用は出来ますか?

A. 取り付け自体は出来ますが、兼用でないとトラブルが起こる危険性が高いです。詳しくは【D2S/D4S・D2R/D4Rの違いと兼用性】を参考にしてみてください。

Q.イエロー系の色が好きなんですが、ヘッドライトに取り付けても車検は問題ありませんか?

A. 条件次第では通らない場合があります。詳しくは【イエローバルブの車検問題】を参考にしてみてください。

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