
ナンバー灯の交換をしてみたいけどやり方がいまいち分からない。交換って自分でもできるのかな。
このような悩みはありませんか?
特に『これから交換するぞ!』と思っても、バルブの位置や手順が分からなくて頭を悩ませてしまうことって多いですよね。
結論、自分で交換をする際には以下のポイントを押さえておくことが大切です。
・作業の手順を事前に覚えておく
上記の条件を満たしていれば、だれでも簡単に『自宅(DIY)でナンバー灯交換』ができます。実際に私も知識が乏しい状態から始めて、手順通りにやる事で自分で交換できるようになりました。
本記事では、そんなナンバー灯の交換方法をまとめました。

バルブ交換=事前にやり方を覚えておく事で、お店に依頼する時間や出費を抑える事が出来るので参考にしてみてください。
✅交換後にやるべきこと
※今回の記事以外にもナンバー灯の知識をつけたい。こんな方向けに【ナンバー(番号)灯の知識”よくある悩み(疑問)や解決策・作業まとめ”】でまとめているので参考にしてみてください。
ナンバー灯はあくまで消耗品
ナンバー灯はナンバーを照らすための灯火類。車によっては1つもしくは2つ取り付けられていて、うまく照らすことで本来の効果を発揮します。
ですがナンバー灯のバルブはあくまで消耗品。使い続ければいずれ球切れを起こすので、その都度交換が必要になります。
※ナンバー灯のバルブ切れは整備不良になるため、下手に放置すると違反と捉えられます。詳しくは【ナンバー灯のバルブ切れは違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】でまとめているので参考に。
灯の違反になる項目5選-4-1-160x90.png)
交換が出来るようになれば球切れやLED化も自分のタイミングで

その一方で、交換が出来るようになれば球切れやLED化も自分のタイミングで可能になります。
球切れにも自分で対応できる
まず球切れに自分で対応できること。
一般的にバルブ切れになった場合、自分で出来ない時にはお店に依頼するのがよくあるパターン。ですが、依頼する場合に避けられないのがバルブ代+追加費用。
追加費用は作業をしてもらうための作業料なので、少しでも費用を抑えたい方にはあまりお勧めの方法とはいきません。また、時間についても混雑時には自分の時間と合わずになかなか行けないという方もいるでしょう。
※費用の目安が知りたい場合は【ナンバー灯の交換を依頼すると交換費用はどのくらいかかる?】を参考に。
カスタムでLED化したい方にも役立つ
そんな方にお勧めなのが自分で交換をする事。自分で交換ができれば
・好きなタイミングで交換できる
・費用を抑えられる
・LED化したい場合にも
球切れにも対応できるだけでなくLED化したい場合にも役立てる事ができます。

特に自分で色々やってみたいという方にはお勧めの方法ですね。
ナンバー灯はどうすれば交換できるの?

ナンバー灯の交換が必要ってのはわかったけど、実際に交換する場合はどうすれば交換出来るの?

カバーを外してバルブを引き抜くだけだね。
・バルブを引き抜く
カバーを外す
まず先にやるべきことはバルブを保護
している外側のカバーを外すこと。
カバーは2通りで爪で留まったものとネジ留めがあります。
・反時計回りで緩める方向
・締め付けで固定ができる
状況に応じで外したり固定したりができます。
バルブを引き抜く
カバーを外せば中のバルブが見えるので、あとは手前に引っ張るだけで簡単に外れます。
・押し込むと固定される
交換したい場合は、元々のバルブを引き抜いて新しいバルブを押し込むだけです。あとは逆の手順でカバーを戻せば交換は終了。

交換自体は割と簡単なので、以下で実際の流れと共に覚えてみましょう。
実際にナンバー灯交換の流れを見ていこう
ここからは実際の交換の流れ。白熱電球・LED共にやり方は同じなので、爪で留まったものとネジ留めタイプ2つの方法でやり方を見ていきましょう。
爪で留まったタイプ
爪で留まったタイプは先にも言ったように
カバーが爪で固定されているもの。
手順については以下6つ。
カバーを反時計回りに回す
カバーを外す
バルブを引き抜く
交換用のバルブを準備して差し込む
カバーをはめ込んで完了
ナンバー灯の位置を確認しよう
まず初めにバルブの位置を確認しましょう。名前の通りナンバーの付近にあるので手順に沿って交換するだけ。

もし位置がわからない場合は、スモールスイッチをONにするとバルブが点灯するのでわかりやすいです。
カバーを反時計回りに回す
ナンバー灯のカバーを回しましょう。カバー自体は爪で固定されているだけなので反時計回りに回すだけ。

カバーが硬くて回らないんだけど。

そんな時はマイナスドライバーとハンマーで簡単に外れるよ。
そのまま使うと最悪壊すので、タオルなどをマイナスドライバーの上から被せる。被せた状態でカバーの出っ張りに押し当てた状態で、マイナスドライバーの持ち手の部分を下からハンマーで軽く小突くだけ。
カバーを外す
カバーを緩める事が出来たら外しましょう。
やり方は簡単で手前に引っ張るだけ。カバー自体は爪で止まっているだけなので位置をずらせば簡単に取り外す事ができます。
バルブを引き抜く
カバーが外れたらバルブを引き抜きましょう。バルブは爪に挟まっているだけなので、手前に引っ張ることで簡単に外れます。

そのままだと外しにくいので、寝そべった状態で下から両人差し指でバルブの端同士を掴みながらやると外しやすいです。
交換用のバルブを準備して差し込む
交換用のバルブを準備して差し込んでいきます。
差し込む場合は外した時と逆の手順。バルブを
縦向きにした状態で穴に差し込むだけ。
※今回は純正バルブの交換ですが、もし他のバルブも知りたい方は以下で白熱電球やLEDバルブのおすすめをまとめているので参考にしてみてください。
カバーをはめ込んで完了
あとはカバーをはめ込んで完了。中央に爪をひっかける隙間があるので、うまくはめ込んで時計回りに回すだけ。

カバー(蓋)さえどうにかなれば交換自体は初心者でも簡単です。
ネジ留めタイプ
ネジ留めタイプはカバーがネジで固定されているもの。
作業の手順としては以下5つ。
ネジを緩めてナンバー灯の保護カバーを外す
ナンバー灯を取り外して新しいのと差し替える
カバーをはめ込む
ネジを締めて固定する
ナンバーの位置を確認する
まずナンバー灯の位置の確認から。
今回交換するインプレッサの場合は矢印2か所。左右にバルブが1つづつ取り付けられています。
※車によっては1灯だけの場合もあるので、もし自分の車でやる場合にはその都度確認しましょう。
ネジを緩めてナンバー灯の保護カバーを外す
位置がわかったら取り外し作業です。
矢印2か所ネジで2本留めなので、
プラスドライバーを使って外します。

反時計回りにクルクルっと回すだけ。
後は下に引っ張る事で簡単にカバーが抜けます。片側ができたら反対側も同じように取り外していきましょう。
ナンバー灯を取り外して新しいのと差し替える
カバーが外れたらバルブを引き抜きましょう。

これってどうやって外すの?

バルブは爪ではまっているだけだから、下に引っ張ればスポッと簡単に引き抜けるよ。
その後は、逆の手順で取り替えて新しいバルブを差し込むだけです。
※今回はハロゲン球に交換するだけなので、純正同等のT10バルブを用意。向きを合わせて差し込むだけで留める事ができます。

詳しいT10バルブの装着については【T10バルブを電球ソケットから取り外すやり方】を参考にしてみてください。
カバーをはめ込む
バルブの差込まで出来たら上からカバーをはめ込んでいきましょう。
この時注意したいのがはめ込む向き。はめ込む場合は向きがあるので、車体側に合わせて取り付けましょう。
ネジを締めて固定する
はめ込むことが出来たらネジを締めて固定します。先ほどとは逆に時計回りにクルクルっと。取り外した時と同じようにネジ2か所(片側2か所。計4個)を締めるだけです。
ここまで完了すればネジ留めタイプは完了となります。
交換後には点灯確認をしてみよう
交換が終わったらあとは点灯確認をしてみましょう。
もし反応しない場合は初期不良や向きが問題
スイッチONで点灯チェック
まずスモールスイッチをONにした
状態で点灯チェックをしましょう。
・OFFで消灯
この仕組みでON/OFFが確認できればOK。
もし反応しない場合は初期不良や向きが問題

スイッチONにしたのにナンバー灯が反応しないんだけど。

そんな時は初期不良やバルブの向きに問題があるね。
初期不良は、バルブ時自体は購入時から壊れて使えない状態。バルブの向き問題は差し込む極性が違う。
特によくあるのはバルブの差し間違い。バルブ=どちらに差し込んでも反応すると思われがちですが…バルブには極性があるので間違った向きで差し込むと反応しません。
もし向きが問題で反応しなければ反対に差し込むだけ。それでもだめなら、バルブ自体に問題があるので別のバルブに交換する事で解決できます。
記事のまとめ
以上、ナンバー(番号)灯の交換から取り付けまでの手順を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
初心者から始めるとどうしても交換のやり方がわからないから作業が進まない。こういった方が多いですが、正しいやり方さえ理解しておけば2~3分程度で交換ができるようになります。

実際慣れていない方でも手順通りにやれば簡単に出来るので、今回の記事を参考にぜひ自分でも挑戦してみましょう。
よくある質問Q&A
Q.自分で交換した事がないのですが初めてでもできますか?
A. はい、交換は初めての方でもできます。
Q.ナンバー灯が切れたら交換しないとだめですか?
A. はい、ナンバー灯の場合は車検に通らなくなるので交換必須です。車検について知りたい場合は【ナンバー灯の【保安基準5つ】と車検で落ちやすい3つのパターン】を参考にしてみてください。
Q.交換するナンバー灯はピンクや緑など。好きな色でも大丈夫ですか?
A. 自己責任で取り付けるなら問題はありません。しかし、車検には適合しないので走行を続けた場合に違反となります。詳しくは【ナンバー灯の不適切な色は違反”下手に青や緑にすると車検にも影響”】を参考に。
Q.交換するナンバー灯は爆光にしても問題はありませんか?
A. 車検に通らない恐れがある為、あくまで自己責任となります。また、爆光過ぎると違反にもなるので注意が必要。詳しくは【【爆光過ぎるナンバー灯】知らずに点灯したまま夜間走行を続けると違反】を参考に。