車にとってのウインカーは右左折時に点滅させるもの。点滅させることで周囲に曲がることを知らせる役割を持つ。別名で方向指示器ともいわれるもの。
本来は状況に合わせて点滅させることで灯火類としての役割を発揮しています。ただそんなバルブも消耗品。使い続ければいずれ球切れの原因になるので、早めに交換する事が大切です。
また、やり方を知っておくとLED化する場合にも
役立つので知っておいて損はありません。

この記事では、そんなウインカーについてハロゲン(白熱球)やLEDへの交換のやり方をまとめてみました。
✅白熱球・LED交換のやり方
※今回の記事以外にもウインカー(ハザード)の知識をつけたい。こんな方は【ウインカー(ハザード)の知識”よくある悩み(疑問)や解決策・作業まとめ”】でまとめているので参考にしてみてください。
ウインカーはただの飾りではない。下手にバルブ切れを放置すると違反になる
先ほども言ったように、ウインカーは右左折時に点滅させて曲がることを知らせる灯火類。別名で方向指示器ともいう。
本来は右左折時に点滅させる事で効果を発揮しますが、バルブ切れを起こす事でバルブが反応しなくなります。中には『自分がわかれば大丈夫』という方もいますが…
バルブ切れはそもそも【整備不良】という違反になるので下手に放置する事はおすすめしません。
※バルブ切れについては、【ウインカー(方向指示器)のバルブ切れは違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】を参考に。
それを防ぐ目的で早めのバルブ交換を推奨しますが、『普段はお店に任せて自分では交換したことがない。』こういった方も少なくはないでしょう。
確かに依頼すれば失敗のリスクを減らせるので自分で出来ない場合にはおすすめですが、費用面や時間などを考えると自分のタイミングで終わらせたい方にはあまりいい方法とは言えません。

逆に自分で交換ができるようになれば、費用を抑えて切れたタイミングで交換を終わらせることができます。
実際にウインカーの交換方法を確認してみよう
ここからは実際にウインカーの交換
方法を確認してみましょう。
ウインカー(ハロゲン)の交換方法
ウインカーの位置を確認しよう
まず初めはウインカー位置の確認。今回はソリオ(MA37s)を使ったウインカー交換なので、ソリオに合わせた位置を確認。
ソリオ(MA37s)のウインカーは赤丸の位置。
薄っすらとアンバー色に見えるのがウインカーです。
車内のレバーを引っ張りボンネットを開ける
位置の確認が出来たら、車内のレバーを
引っ張りボンネットを開けましょう。
ボンネットのレバーは運転席足元。マークが
ついているのでわかりやすいです。
開けたい場合は手前に引っ張るだけ。
フックをひっかけてボンネットを固定する
ボンネットが開けられたらフックをひっかけて
ボンネットを固定していきましょう。
穴の位置は2つあるボルトの下側付近。
ウインカーのソケットを取り外す
エンジンルームをのぞいた時に見える矢印の位置がウインカー。
ウインカーはそのままでは外れないので
まずソケットを外していきましょう。
半分ほど回せば固定穴から抜けるので、
そのまま手前に引っ張るように抜きましょう。
ソケットからバルブ(ウインカー)を引き抜く
ソケットが引き抜けたら、ソケットからバルブを外しましょう。
外す場合は①手前に引っ張るだけ。
ソリオのバルブはT20で爪で固定されている
だけなので、引っ張るだけで引き抜けます。
交換用のバルブを準備する
取り外しが出来たら交換のバルブを用意しましょう。
交換に必要なのは
・シングルタイプ
・ハロゲン
※おすすめのハロゲンバルブについては、【ウインカーバルブ(ハロゲン)5選”純正同等品から光量upが見込めるものまでおすすめを厳選”】でまとめているので選ぶ際の参考にしてみてください。
新しいバルブを装着してセットする
新しいバルブを装着できたら逆の
手順でセットしていきましょう。
時計回りに回すことで簡単に固定ができます。
装着状態を確認して作業は完了
最後は装着状態を確認して
作業は完了となります。
後はバルブの点灯確認を一緒にして
おくと再度交換しなおす手間を省けます。
※バルブには向きがあり、間違って装着すると点灯しない為。
ウインカー(LED)の交換方法
車内のレバーを引っ張りボンネットを開ける
位置の確認が出来たら、車内のレバーを
引っ張りボンネットを開けましょう。
ボンネットのレバーは運転席足元。マークが
ついているのでわかりやすいです。
開けたい場合は手前に引っ張るだけ。
フックをひっかけてボンネットを固定する
ボンネットが開けられたらフックをひっかけて
ボンネットを固定していきましょう。
穴の位置は2つあるボルトの下側付近。
ウインカーのソケットを取り外す
エンジンルームをのぞいた時に見える矢印の位置がウインカー。
ウインカーはそのままでは外れないので
まずソケットを外していきましょう。
半分ほど回せば固定穴から抜けるので、
そのまま手前に引っ張るように抜きましょう。
ソケットからバルブ(ウインカー)を引き抜く
ソケットが引き抜けたら、ソケットからバルブを外しましょう。
外す場合は①手前に引っ張るだけ。
ソリオのバルブはT20で爪で固定されている
だけなので、引っ張るだけで引き抜けます。
交換用のバルブを準備する
取り外しが出来たら交換のバルブを用意しましょう。
今回使うのは【HID屋パーフェクトステルスウインカー】抵抗が内蔵されているのが特徴のバルブで、そのまま取り付けてもハイフラになりません。
また、光量upにも期待ができるので昼間の点灯(点滅)時も安心です。
※画像のパーフェクトステルスウインカーは現在廃盤になっているので、確認する場合は継続品となります。
※他にもウインカーが知りたい方は、【LEDウインカーのおすすめ8選”車検対応や明るさup・抵抗内蔵タイプも紹介”】でおすすめをまとめているので一緒に参考にしてみてください。
新しいバルブを装着してセットする
新しいバルブを装着できたら逆の
手順でセットしていきましょう。
時計回りに回すことで簡単に固定ができます。
装着状態を確認して作業は完了
最後は装着状態を確認して
作業は完了となります。
目安として
・慣れていない場合には20分程度
交換後はバルブの点灯確認をしてみよう
最後はバルブの点灯確認。
点灯しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因
スイッチに連動して点滅すればOK
まずやることはバルブの点滅確認。エンジン始動もしくはACC以上に合わせた状態でレバーを倒す。
問題なくバルブが点滅すれば正常。
おすすめとしては、悪天候時や昼と夜で点灯させることで明るさの確認もできます。
点滅しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因
この時もし反応しない場合には
・それ以外の関連パーツ
いずれかが原因となります。
バルブ切れは中古のバルブを選んだ際によくある事で、下手に中古品を購入するとはずれを引いて無駄になります。
また、バルブは正常なのに点滅しない場合にはほかの原因が考えられます。面倒だからと後回しにすれば違反になるので、【トラブル解決に役立つ”ウインカーがつかない4つの原因と対処方法”】を参考に早期解決をしてみてください。

正しい交換方法を理解して作業に役立てよう!
以上、ウインカー(ハロゲン・LED)バルブ交換のやり方を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
点灯しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因
初心者から始めるとどうしてもやり方が
わからないから作業が進まない。

こういった方が多いですが…正しいやり方さえ理解しておけば10分程度でフォグランプ球の交換ができるようになります。
よくある質問Q&A
Q.自分で交換した事がないのですが初めてでもできますか?
A. はい、交換は初めての方でもできます。
Q.LEDウインカーは車検に適合しますか?
A. はい、車検適合です。ただしLEDウインカーによっては指摘される場合があります。
Q.バルブが切れたら交換しないとだめですか?
A. はい、ウインカーの場合は車検に通らなくなるので交換必須です。車検について知りたい場合は【車検に適合する車のウインカー基準(8つ)と落ちるパターン3選】を参考にしてみてください。
Q.交換するバルブはピンクや緑など。好きな色でも大丈夫ですか?
A. 自己責任で取り付けるなら問題はありません。しかし、車検には適合しないので走行を続けた場合に違反となります。詳しくは【ウインカーの不適切な色(青等)は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】を参考に。
A. 車検に通らない恐れがある為、あくまで自己責任となります。また、爆光過ぎると違反にもなるので注意が必要。詳しくは【爆光のウインカー点灯(点滅)は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】を参考に。