LED用電源ボックス1891はエーモンから出ている商品の一つ。主に電装品を動かす際に役立つパーツで、カスタムを前提として使いたい方におすすめです。
ただ、実際に使ったことがないとどういった
パーツなのかよくわかりませんよね。

そこでこの記事では、LED用電源ボックス1891の基本情報や使い方・配線のつなぎ方・活用法をまとめてみました。
✅正しい使い方
✅使用上の注意点
✅配線のつなぎ方
✅活用法
LED用電源ボックス(1891)は電源が取れるパーツ
LED用電源ボックス(1891)はエーモン
工業から出ているパーツの一つ。
主に電源確保からON/OFFを任意でこなすスイッチの役割を一つで担っています。
スイッチをもう一度押すとOFF
スイッチを一度押すとON
まずスイッチを一度押すとONになる。
スイッチを押すことで電源が入るので、
連動した電装品が作動することになります。
スイッチをもう一度押すとOFF
逆にスイッチをもう一度押すとOFFになる。
スイッチを二回押すとつながった接点が
遮断されるので電源がOFF状態になります。
作業で使いたい場合はこんな時におすすめ
続いておすすめの使い方について。
この方法しかないという訳では無いので、
参考程度に覚えておきましょう。
・電装品と組み合わせて使う
作動状況の確認
1つ目は作動状況の確認。
LED電源ボックスは単三電池を2本入れるだけで12vを作り出すことが出来るので…
使いたい電装品はきちんと作動しているのか。
また、どのくらいの明るさなのかを
作動状況にて確認ができます。
電装品と組み合わせて使う
2つ目は電装品と組み合わせて使うこと。
LED電源ボックス自体が電源。つまりは車で言えばバッテリーと同じなので、電源ボックスを電源として電装品と組み合わせて使うこともできます。
しかもON/OFFのスイッチ付きなので
任意で切り替えることもできます。
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ただしこんな場合には注意が必要
ただしこんな場合には注意が必要です。
・使用可能電流に注意
・別途単三電池が必要
24V車には使えない
まず24V車には使えないという事。
LED電源用ボックスは12V車専用なので、
使う場合には必ず12V車限定にしましょう。
もし仮に24V車に使うと、ヒューズが切れるのはもちろん。配線が燃える事にも繋がるのでおすすめはできません。
使用可能電流に注意
もう一つは使用可能電流に注意する事。
使用可能電流は配線内に流せる電流の事で、
基準値内に収める事で本来は安全に使用できる。
車で使う場合は消費電力。A(アンペア)を使います。
ただし注意したいのは電装品の単位。例えば今回使うLED用電源ボックスの使用可能電流は120mA以下。

単位が違うんだけど、これってどうすればいいの。

mAからAに直すことで使うことができるね。今回の120mAなら0.12Aということになるね。
つまり0.12Aを超えないように電装品と組み合わせれば大丈夫です。
※ちなみにA(アンペア)に直すやり方が知りたい方は【車の配線に流せる電流容量の限界と電流値(アンペア)を求める計算式】でまとめているので合わせて参考にしてみてください。

別途単三電池が必要
3つ目は別途単三電池が必要なこと。
LED用電源ボックスは電池を入れる事で使用できるパーツなので、もし使う場合には事前に単三電池を2つ用意しておきましょう。
実際に配線を繋ぐとこんな感じに
手順の流れ
STEP2:LED電源ボックスに電池を入れよう
STEP3:LED電源ボックスに配線を差し込もう
STEP4:電源ボックスのスイッチをONにして電源確認をしよう
STEP1:必要なパーツを準備しよう
初めは必要なパーツを準備する事から。

LED電源ボックスは電池が同梱されていないので、使う場合には別途で準備しておきましょう。
STEP2:LED電源ボックスに電池を入れよう
そのままでは使えないので、LED電源
ボックスに電池を入れていきましょう。
使う電池は2本。
・右側は上がプラス。下がマイナス
※それぞれ向きに注意して電池を差し込んでいきましょう。
STEP3:LED電源ボックスに配線を差し込もう
電池を入れられたらLED電源ボックスに
配線を差し込んでいきましょう。
配線はプラスとマイナスの2本の極性。
左にプラス配線。右にマイナス配線を
それぞれ差し込んでいきましょう。
差し込む場合は
・矢印の箇所を押し込んだ状態でロックが解除
・離すとロックされる
ので、配線を差し込んだ後は離してロック状態にしましょう。
STEP4:電源ボックスのスイッチをONにして電源確認をしよう
最後は電源ボックスのスイッチをONにして
電源確認をしてみましょう。
やり方は簡単で、
・離すとOFF。
ONにした時に電装品が反応すればOK。反応がなければ壊れているという証明になります。
私がおすすめするLED電源ボックスの活用法
最後になりますが、ここからはおすすめする
LED電源ボックスの活用法をお伝えします。
活用法は3つ。
グローブボックス照明
ドア開閉連動
電装品の作動確認用として
1つ目は電源の確認用としてですね。
電源の確認用として使う場合には、単三電池を2本セットしてプラス・マイナスの配線を差し込んでスイッチを押すだけです。
スイッチ離す=OFFとなるので電源が切れる
グローブボックス照明
2つ目はグローブボックス照明として。
グローブボックスを開けた際にLEDが連動して点灯する仕組みです。
中のものを探すときに便利ですね。
仕組みとして
・開けるとLEDが点灯。
状況に応じて点灯/消灯が任意で出来るようになるのでお勧めです。
※グローブボックス照明のやり方については【夜間でも明るい”開閉連動スイッチを使ったグローブボックス照明の作り方”】で手順をまとめているので参考にしてみてください。

ドア開閉連動
3つ目はドア開閉連動。
ドアを開けた際にLEDが点灯する仕組みです。
足元にLEDを設置しておけばドアを開けた際に足元を照らしてくれます。
暗い夜間でも安心ですね。
ドア開閉連動の仕組みも同じで、閉っている時は磁石同士がくっ付くのでOFF。開けると右下のようにLEDが点灯。つまり磁石が離れONの状態です。
使い方としても簡単なので、ぜひカスタムに
開閉連動スイッチを役立ててみてください。
※ドア開閉連動のやり方については【ドア開閉でお洒落に照らす”開閉連動スイッチを使ったLED照明の作り方”】で手順をまとめているので参考にしてみてください。

基本を理解してLED電源ボックスを正しく使おう
以上エーモンLED電源ボックスの基本構造と
活用法について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
開閉連動スイッチと組み合わせればドア連動にすることもできる!
使用可能電流に注意
別途単三電池が必要
活用法2.グローブボックス照明
活用法3.ドア開閉連動
記事でもわかる通り、LED用電源
ボックスは電池2本で12Vが取れるパーツ。
電源ボックスから電源を取る事で
・電装品を光らせるなど。

使い方次第で作業に役立てる事ができます。なのでまずは基本を理解した上でうまく組み合わせてみましょう。