車で言うポジション球はヘッドライトの前に点灯させるバルブ。夜間を照らすというよりも、周囲に認識させるのが目的なので正直切れていても放置する方も少なくないでしょう。
ですが保安基準により点灯が義務となるので、もし直さなければ違反として反則金や減点の対象になります。
※バルブ切れが元の違反は【【ポジションランプ(車幅灯)の片目切れはダメ】無視して走行すると違反】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。
それを防ぐ目的で切れる前もしくは切れた段階でバルブの交換のする訳ですが…

車のポジション(スモール)球を交換したいけど自分では自信がない。失敗して車を壊すリスクを考えるとどうしても実行できない。
こういった理由から交換を断念する方もいるのではないでしょうか?
そこでおすすめしたいのが専門の業者に依頼するという選択肢。中でも今回はオートバックスに依頼した場合にかかる費用や作業時間をまとめてみました。

記事を最後まで読む事で知識がつくことはもちろん。今現在作業の依頼を検討中の方にとっても参考になるので最後まで読んでみてください。
※今回の記事以外にも知識をつけたい方は、【ポジションランプの知識”よくあるトラブルや車検・違反・交換方法まとめ”】を元にまとめているので参考にしてみてください。
オートバックスに依頼すると費用と工賃がかかる
まず結論として、オートバックスに依頼をした場合には費用に加えて工賃がかかるのが一般的です。
どのお店にも言える事ですが
・工賃は作業者に掛かる作業分の料金
つまり、依頼をした場合には商品費用+工賃=合計金額となる訳です。
費用はバルブの種類で異なる
ポジションランプのバルブと言っても、大きく分ければハロゲンやLED。そこからさらにPIAAなどの種類別のバルブなどがあります。
・LED…費用は少々高め。
ハロゲン(白熱球)は純正でも使われる事が多く比較的に料金は安め。参考として200~500円程度で購入ができます。
逆にLEDは消費電力を抑えてハロゲンと光量が同等もしくはそれ以上の効果を得られるため、費用に関しては少々高めの設定。参考として500〜2000円まで幅広くあります。
工賃はお店購入と持ち込みで異なる
また、工賃に関してはお店購入と持ち込みで異なる傾向にあります。
《お店で購入》
まずはお店で買って交換の場合。オートバックスやイエローハットなどを参考にすると1箇所につき550円程工賃がかかります。2箇所ならさらに工賃がプラスされるので1100円。
(例)例えば商品が650円。交換箇所が2箇所だとすれば
《お店に持ち込み》
次に持ち込み交換の場合。同じくオートバックスやイエローハットなどを参考にすると1箇所につき825円程工賃がかかります。2箇所ならさらに工賃がプラスされるので1650円。
(例)例えば商品が500円。交換箇所が2箇所だとすれば

お店で購入するよりも持ち込んだ場合の方が比較的高い料金になる傾向にあります。
依頼した場合に掛かる作業の時間について

工賃はわかったんだけど、かかる時間はどのくらいかかるのかな。

混み具合にもよるけど、簡単なものなら5~10分程度で終わるね。
簡単なものなら5~10分程度
・LEDバルブ(球
比較的構造が簡単なものなら
5~10分程度で作業が終わります。
※ただし、車によってはパーツを外さないと作業ができないような場合もあるのでその場合には時間がかかることがあります。
混み具合+作業時間で変わる場合も
その一方でカー用品店など大きいところでは
作業に加えて混み時間が追加される場合があります。
特に休日や祝日などは混みやすく予定
した時間よりも掛かる可能性が高いです。
実際に私が遭遇した時は、120分待ちや200分待ちなどを見たことがあります。
混み具合でも大きく変わるので、その時によって変動すると覚えておくといいでしょう。
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結局お店に依頼ってどうなの?
このように掛かる工賃や時間について解説しました。このことを踏まえて結局依頼するのはどうなのか?について最後にお伝えします。
費用(工賃)を気にする人は自分で交換がおすすめ
自分で作業できない人におすすめ
まず自分で作業できない人にはおすすめです。理由は余計なトラブルを起こす危険があるため。
バルブ交換とはいえ、何の知識もないまま
下手に作業すれば車を壊す事にもつながります。
車を壊す=バルブ代だけでは済まなくなる。

そのため下手に作業して壊すリスクを考えれば、知識のある人にやってもらうほうのが安心です。
費用(工賃)や時間を気にする人は自分で交換した方のがおすすめ
逆に費用(工賃)や時間を気にする人は自分で交換した方のがおすすめです。
メリットでは
・自分で交換する手間が省ける
・電球選びから交換まですべてお任せできる
といった利点を得られますが…
デメリットの
・混み具合で作業時間が延びる
・電球選びから交換まで依頼すると高くなりがち
こういったことを考える人にはお勧めできません。
特にバルブは消耗品という事で切れるたびに交換が必要となります。一回程度なら大した金額になりませんが…積もり積もって結構な金額になることになります。しかも時間の融通も利かないので、仕事で忙しいときなどは行くことすらできません。
その一方で、自分で交換ができれば工賃は無料。時間も自分のタイミングでOK。

余計な出費や混雑を抑えられるので、気にする方は自分で交換がおすすめです。
※自分で交換したい人向けに、【【10分も必要ない】初心者でも簡単なポジションランプの交換方法! 】でバルブの交換方法もまとめているので参考にしていてください。

交換費用を抑えるには自分に合った方法を参考にしよう
以上、ポジションランプ球の交換を依頼するとかかる費用について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
・ハロゲンやLEDで料金が異なる(数百円~数千円)
・持ち込みの工賃目安は825円〜
・自分で作業をする
記事でもわかるように、ポジションランプ球の交換費用に関しては○○円と断定できません。理由は簡単でバルブの種類やメーカー等によって料金が異なるため。
ポジションランプ球のバルブと言っても、大きく分ければハロゲンやLED。そこからさらにPIAAなどの種類別のバルブなどがあります。
そのため参考として覚えるなら
また、費用だけでなくそれに加えて
工賃がかかる場合もあります。
工賃は依頼するお店によって多少の違いはありますが、お店で買って交換するか持ち込みかで変わります。
・持ち込みの場合は工賃825円程(1個当たり)
持ち込みの方が少し割高になります。
そこから少しでも費用を抑えたい場合は
・自分で交換する
というように状況に合わせて対応するといいでしょう。
よくある質問Q&A
Q.バンパーの取り外しが必要になると別途費用が掛かるのは本当ですか?
A.はい。お店によってはバンパーの脱着¥6,600程が追加でかかります。
Q.バルブの持ち込み作業はできますか?
A.お店によってはできますが、その場合は工賃が2倍になることが多いので注意しましょう。
Q.車検に通らないと作業はできませんか?
A.はい。基本は車検対応の車で作業ができます。
Q.工賃を無料にする方法はありますか?
A.はい。お店によっては専用のポイントカードがあるのでうまく利用することで無料にできます。例えば【オートバックスのメンテナンスカード】。入会費1100円・継続費550円と費用がかかりますが、電球やバッテリーオイルなどの工賃が9種類無料になります。また、200円につき1ポイントがたまるので使うことも。