車に乗っていると、ふと
・無保険や無車検で運転するとどうなるんだろ
・面倒だから無視して運転しても大丈夫かな
などの理由からちょっとくらいならバレないから大丈夫でしょ。と言う事で運転しようと考えている方も少なくはないでしょう。
ですが無保険や無車検に関しては規約があり、自分勝手な理由から運転を続ける事で違反になってしまいます。
また危険性もあるので違反だけでなく、なぜ危険なのかについても知っておく必要があります。
当記事では
✅罰則や違反点数
✅危険性
✅防ぐ為に出来る事
など。順を追ってそれぞれ解説していきます。
記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。
無保険や無車検(車検切れ)で車を運転するとどうなる?
まず結論としては
・無保険運行
無車検の運転は『道路運送車両法違反』になる
無車検で運転をした場合は道路運送車両法違反に該当します。
道路運送車両法違反は条件を満たさずに
道路を交通(走行)することでなる違反です。
今回で言えば無車検。車検がない状態で運転するとなります。
無保険運転は『無保険運行』になる
無保険で運転をした場合は無保険運行に該当します。
無保険運行は保険を入れずに道路を
交通することでなる違反です。
同乗者への違反や罰則は?
続いて同乗者への違反や罰則について。
運転手が違反や罰則に問われるのは分かりますが、ここで気になるのは同乗者について。
・知っていてなお同乗者した
・知っていて勧めた上で同乗した
など様々ありますが、実際のところどうなのか。以下で確認していきましょう。
違反や罰則は特にない
まず同乗者の違反や罰則は特に
ないというのが結論です。
理由としては同乗者に関しての記載がないため。
道路運送車両法違反や無保険運行違反はあくまで運転手本人に課された内容なので、同乗者がどうなるということはありません。
かと言って運転を勧めるのはダメ
かと言って運転手に運転を勧めるのはダメです。
自分(同乗者)に罪は問われなくても、
運転手自体は結局違反になります。
違反になると免停や逮捕になるケースも。
そのため、自分の都合だけで運転を
勧めるのはおすすめと言えません。
違反になる事の危険性
続いて違反になる事の危険性について。
無保険もしくは無車検によって運転を続けると当然リスクもあるので、消えkん世についても確認しておきましょう。
『危険運転致死傷罪』や『過失運転致死傷罪』になる危険性
無車検でけがをさせた時、傷の具合や〇亡するケースになると『危険運転致死傷罪』や『過失運転致死傷罪』になる危険性があります。
どちらも無車検が元で事故を起こすとなり、条件に応じて懲役や罰金の罪が重くなります。
事故の時補償が下りない危険性がある
通常自分が事故を起こして相手に怪我をさせた場合、
加入した保険を使って保証するのが一般的です。
保険=自賠責や任意保険。
本来であれば保険によって仮に事故を起こしても代わりに保証してくれますが…
例えば自賠責だけの場合。
この場合は人に関係する被害者への賠償責任などは保証できますが、車に損害を受けると補償の対象外となるので自分で対応しないといけなくなります。
条件によってすべてが自己負担になる危険も
また、損害額によってはすべてが自己負担になる危険もあります。
と言うのも一般的に保険に加入していれば
任意保険や自賠責である程度保証ができますが…
どちらも切れている場合対物。つまりは人に対する補償も効かなくなるのですべてが自己負担となります。
防ぐ為に出来る事
最後は違反を防ぐ為に出来る事です。
これから先自分にできる事を実行する事で違反を防ぐ結果となります。
車検切れ・保険切れの車には乗らない
まずは車検切れ・保険切れの車には乗るなというのが1つ目です。
車検切れ・保険切れで乗ることで違反になる訳ですから、まずは乗らなければ問題はありません。
また、事故を起こした時の
危険性も事前に防ぐことができます。
乗りたい場合は車検・保険をとる
2つ目は乗りたい場合は車検・保険をとること。
当たり前のことですが、再度車検を取って
しまえば堂々と公道を走行できます。
ただ、一度切れた場合には一時的に仮ナンバーを取得した状態で受ける必要があります。
逆に面倒な人は極力切れる前に車検を受けておくといいでしょう。
また同じように保険が切れた場合にも違反になるので、再度保険を入れた状態で運転するのも最適です。
当たり前のことですが、このように自分に出来る
ことを実行する事で防ぐ対策となります。
正しい行動をして違反になるのを防ごう
以上、無保険や無車検(車検切れ)で車を運転する事の危険性について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
記事でもわかるように
・無保険状態は『無保険運行違反』に該当します。
どちらも無保険や無車検が元で違反になる行為で、違反すると罰則や減点(違反点)の対象になります。
そのため
・少しくらい
・ちょっとくらいバレなければ
ではなく無視して運転を続ける事でこんな事故になる。と言う事を心に刻みながら違反をしないように気を付けていきましょう。