【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】太さを変換して簡単に電源確保するつなぎ方

エーモン・その他電装品作業
この記事は約6分で読めます。

今回ご紹介するのは【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】太さを変換して簡単に電源確保するつなぎ方についてです。

電源確保=オーディオ裏などから電源を探して繋ぐのが一般的。

特にオーディオ裏からとなると一度取り外して電源を探すところから始める為、正直この工程をやるとなると面倒な作業です。

ですが、今回使うヒューズ電源はヒューズと差し替えるだけで電源確保が出来るので本来の面倒な手間を省くことができます。

また後半でお伝えする【細線に変換するつなぎ方】を実践すれば、ドライブレコーダーやET車載器。LEDなどの細線を使う電装品の電源確保でも役立ちます。

手順通りにやれば難しくはない(2~5分程度)ので、今後のカスタムに役立ててみてください。

この記事でわかる事
✅【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】を繋げるやり方
✅【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】を細線に変換するつなぎ方
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【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】を繋げるやり方

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それではさっそく、ヒューズ電源+ギボシ端子
ダブルの配線をつなぐやり方を見ていきましょう。

流れとしては

必要なものを準備する
ギボシ端子ダブル用の配線を作る
配線にギボシ端子ダブルをかしめる
ヒューズ電源とギボシ端子ダブルを繋げる

必要なものを準備する

まず配線を繋げる上で必要なものを準備する事から。

ヒューズ電源ヒューズから電源が取れるパーツ。対応サイズは0.75sq。
ギボシ端子ダブルギボシ端子ダブルは0.5~2sqまで対応のパーツ。メス側が二又になっているので分岐に役立つ。
配線コード(0.5sq)配線コード(0.5sq)は太線サイズの配線。
電工ペンチ配線をかしめるために役立つ専用工具。

ギボシ端子ダブル用の配線を作る

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準備が出来たらギボシ端子ダブル用の
配線を作っていきましょう。

使うものは

・メス側端子×1
・オス側端子×3
・配線×3本

配線にギボシ端子ダブルをかしめる

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配線にギボシ端子ダブルをかしめていきましょう。

3つある配線のうち1つは片方をメス型
もう片方はオス型をかしめます。

もう片方にオス型をかしめる理由は後々ヒューズ電源と繋げる為。

残りの配線2本はオス型の端子をそれぞれ片側にかしめましょう。

今回は端子の工程を省略していますが、実際に初めからギボシ端子ダブルの工程を知りたい方は以下記事を一緒に参考にしてみてください。

簡単1分で出来る”接触不良を防ぐギボシ端子ダブルのかしめかた”
『やり方がわからない』『失敗するのが怖い』こんな理由から、ギボシ端子ダブルのかしめ作業を自分でやるのを躊躇するという方も中にはいるでしょう。ですが今回のように正しいやり方を知っておく事で、失敗のリスクを無くすだけでなく5分程度で簡単に作業が出来るようになります。

ヒューズ電源とギボシ端子ダブルを繋げる

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後はヒューズ電源とギボシ端子
ダブルを繋げるだけです。

ヒューズ電源側はメス型ギボシ端子なので、先ほど作ったギボシ端子ダブルのもう片側(オス)とつなげましょう

お互いを繋げた上でヒューズ電源をヒューズと
差し替えれば電源確保となります。

ちなみにヒューズ電源は色ごとにA数が分けられているので、作業に応じて電源を取るのがおすすめです。

ヒューズ電源を取るやり方については別記事でまとめているので、合わせて参考にしてみてください。

【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】を細線に変換するつなぎ方

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ここからは、【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】
を細線に変換するつなぎ方について。

流れとしては

必要な物を準備する
接続コネクター用の配線を作る
配線に接続コネクターを繋げる
接続コネクター同士を繋げて完了

必要な物を準備する

ここで必要なものは

接続コネクター3328接続コネクター3328は細線から太線対応のパーツ。細線は0.2~0.3sq。太線は0.5sq。
配線コード(0.2sq)配線コード(0.2sq)は細線サイズの配線。
ペンチ接続コネクターを配線に固定するのに役立つ工具。

接続コネクター用の配線を作る

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準備が出来たら接続コネクター用の
配線を作っていきましょう。

使うものは

・接続コネクター×4(2個1セット)
・ギボシ端子をかしめた配線×2
・細線×2本

配線に接続コネクターを繋げる

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配線に接続コネクター3328を繋げていきましょう。

ギボシ端子が繋いである2つの配線の
もう片側に接続コネクターをつなぎます。

繋ぐ事が出来たら細線側にも接続コネクターをつなぎます。

接続コネクター3328をつなぐ細かい工程が知りたい方は、以下記事と合わせて参考にしてみてください。

【1分で出来る】接続コネクター(3328)を配線とつなげる簡単なやり方
接続コネクター(3328)をカスタムとして使う場合は配線とつなげる必要があります。この記事では手順を元に簡単につなげる流れをお伝えします。

接続コネクター同士を繋げて完了

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後は接続コネクター同士を繋げるだけです。

ヒューズ電源自体は0.75sqなのでそのままでは繋げませんが…

ヒューズ電源⇒ギボシ端子⇒ダブルギボシ端子⇒接続コネクターの順でつなげる事で太線から細線に変換する事ができます。

今回のやり方を覚えればこんなことが!

このように配線次第で

・ヒューズ電源+ギボシ端子ダブルで電源確保
・接続コネクターを追加する事で細線にも対応

ができるようになります。

電源が簡単に取れるようになる

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まず電源が簡単に取れるようになる事。

通常であればその都度オーディオ裏などから
電源を探して配線を加工までやることになりますが…

ヒューズ電源の場合はヒューズと差し替えるだけなので初心者でも取りやすいです。

また、A数に合わせて使い分けられるのもいいですね。

細線に変換して電源が取れる

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2つ目は細線の電装品の電源確保ができるようになる事。

ヒューズ電源+ギボシ端子ダブルまで
なら太線。0.75⇒0.5sqまでしか使えませんが…

接続コネクター3328を組み合わせる事で
0.2sqまで対応できるようになります。

ドライブレコーダーやET車載器。LEDなどは基本細線を使っているので、うまく使い分ければ本来よりも簡単に電源確保が出来るようになります。

実際にヒューズボックスのヒューズから電源を取る配線方法については、以下でまとめているので参考にしてみてください。

【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】細線に変換してLED(電装品)を点灯させるつなぎ方
今回ご紹介するのは、細線に変換して電装品を点灯させる配線のつなぎ方について。近年では電源確保=ヒューズ電源を使えば簡単に電源確保ができますが…配線自体が0.75sqと太線に対応したものなため、通常の方法では細線を多く使う電装品では...

記事のまとめ

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以上、【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】太さを変換して簡単に電源分岐するつなぎ方をお伝えしました。

【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】を繋げるやり方
必要なものを準備する
ギボシ端子ダブル用の配線を作る
配線にギボシ端子ダブルをかしめる
ヒューズ電源とギボシ端子ダブルを繋げる
【ヒューズ電源+ギボシ端子ダブル】を細線に変換するつなぎ方
必要な物を準備する
接続コネクター用の配線を作る
配線に接続コネクターを繋げる
接続コネクター同士を繋げて完了

今回のやり方を覚える事で電源確保が
簡単になる事はもちろん。

細線に変換して複数電源を取る事もできるので、うまく組み合わせて今後の作業に役立ててみてください。

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