【1分で出来る】接続コネクター(3328)をつなげる簡単なやり方

エーモン
この記事は約9分で読めます。

接続コネクター3328ってどうやって取り付けるんだろ?簡単に出来るのかな。

このような悩みはありませんか?

通常接続コネクターと言えば、コネクター同士を
繋げる事で電気の共有ができるパーツ。

中でも3328は0.2~0.5sqに対応できるので、電装品のカスタムを前提とするなら便利なパーツと言えます。

ただ実際に自分で実践する場合、やり方がわからないとどうやってつなげばいいの?と疑問に思う事もあるでしょう。

ですが手順を知っておけば、初心者でも
1分程度でつなげる事ができます。

接続コネクター3328を実践で活用してみたい。自分でも使いこなせるようになりたい。こんな方向けに、当記事では順を追って解説していきます。

記事を最後まで読むことで知識を得る事はもちろん。

これから先のカスタムで役立つのでぜひ参考にしてみてください。

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接続コネクター(3328)をつなげる前に注意する事

まず初めに、接続コネクター(3328)をつなげる前に注意する事について見ておきましょう。

接続コネクター=そのままつなげてもいいですが、間違った使い方で接触不良の原因にもなりかねないので事前に覚えておきましょう。

注意点1:対応サイズ以上の配線は使わない

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1つ目は対応サイズ以上の配線は使わない事です。

接続コネクターにはいくつか種類がある訳ですが、今回使う3328は細線~太線に対応したパーツです。

細線は0.2~0.3。太線は0.5sqまでとなるので、0.5sq以上の配線をつなげる事ができません。

無理やりつなげるとどうなるの?

穴自体は入るけど、刃が配線に食い込み切れなくて接触不良の原因になるね。

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本来は画像のように、適した配線を使う事で
刃が食い込む⇒電気が導通する流れですが…

太すぎると赤〇の刃が食い込み切れずに被覆が
剥けない⇒電気が流れずに接触不良の原因
を作ります。

そのため、実際に使う場合はサイズに適したものを使う必要があります。

注意点2:他のサイズとの接続はできない

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2つ目は他のサイズとの接続はできない事です。

接続コネクターの特徴はコネクター同士を接続する事。

・3328ならお互いの向きを逆にすることで接続
・3330なら向きを合わせる事で接続

というように正しい組み合わせで接続
する事で、電源の確保ができています。

他のコネクターとも組み合わせ出来たりは?

出来ないね。ぱっと見は同じに見えるかもしれないけど、サイズが違うからね。

実際に確認してみるとわかりますが、そもそもサイズがあっていません。

なので、組み合わせようとすると
コネクター部が差し込みできません。

いくら取り付けが簡単だからと言って、
間違った取り付けをすれば失敗する原因にもなります。

そのため、取り付ける際に組み合わせができない事を覚えておきましょう。

正しく接続コネクターを繋げるには?

ここまでが注意点についての解説となります。

では、正しく接続コネクターを繋げるにはどうすればいいのか?以下で確認してみましょう。

同じ接続コネクター同士で繋げる

1つ目として同じ接続コネクター同士で繋げる事。

注意点でも言ったように他の接続コネクター同士では形状の関係で繋がる事がないので、必ずコネクターに合わせて使いましょう。

たとえば今回使う3328なら反対側も同じものを使いましょう。

配線をセットする場合は奥まできっちりと

2つ目は配線をセットする場合は奥まで
きっちりと差し込んで固定すること。

奥まで行き渡らないと配線が抜けやすくなる
ので、必ず固定する前に確認をしましょう。

実際に接続コネクター(3328)を繋げてみよう

それでは最後に実際に接続するやり方に
ついてみていきましょう。

STEP1:必要なものを準備する

初めは必要なものを準備する事から。

今回はつなげ方がメインなので、以下最小限のパーツでOKです。

STEP2:接続コネクターに配線をセットする

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準備が出来たら接続コネクターに配線をセットしていきましょう。

この時、事前に配線の被覆を剥く必要はありません。挟み込む工程で中の刃が配線に食い込む事で電気が伝わるようになります。

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配線を通す位置は矢印の穴。

奥までしっかりと差し込むことで、
途中で抜けやすくなるのを防ぎます。

STEP3:ペンチもしくはプライヤーで挟んで固定する

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ペンチもしくはプライヤーで挟んで
固定していきましょう。

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やり方は簡単で、真ん中あたりにペンチもしくは
プライヤーを設置し挟み込むだけです。

『カチッ』と音がするまで押し込んで固定すればOK。

STEP4:コネクター同士を連結させる

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配線を差し込むことができたら、
最後にコネクター同士を連結させましょう。

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連結の仕方については画像のようにどちらか
一方を上下回転させて差し込みます。

同じ向きでは差込位置が合わないので取り付けができません。

奥まで差し込み『カチッ』と音が
したらロックされた状態になります。

STEP5:電装品と繋いで作動確認をしてみよう

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最後に電気が伝わっているのか確認のため、
実際に電装品と繋いで作動確認をしてみましょう。

今回は確認用なので

2つと繋いで確認します。

OFFの状態では反応しませんが、ONになった時にLEDが点灯すれば電気が伝わっている事の証明となります。

確認ができれば作業は終了となります。

ヒューズ電源+接続コネクター3328+ギボシの組み合わせ

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2つ目はヒューズ電源+接続コネクター3328+ギボシの組み合わせです。

ヒューズ電源はヒューズと差し替えるだけで電源が取れる物。

ですが太さに問題があり、サイズが0.75sqと
言う事でそのまま取り付ける事ができません。

仮にギボシ端子と繋げても最少が0.5sqなので、電源側が細線の場合つなげる事ができません。

無理につなげれば、逆電流で配線が燃える事にも…

そこで役立つのが接続コネクター3328です!

細線⇒太線に接続できるので、片方が細線でもつなぐ事ができます。

でも太線って0.5sqまでだからヒューズ電源とはつなげられないんじゃ?

中間にギボシ端子をつなげれば解決できるよ。

・ヒューズ電源は0.75sq
・ギボシ端子は0.5~2sq
・接続コネクター3328は0.2sq~0.5sq

となるので、ヒューズ電源にギボシをつないでさらに接続コネクターとつなげれば電装品の電源確保として役立てられます。

この方法を実践できれば、オーディオ裏から電源を取る必要がありません!

結果として簡単に電源確保ができるようになります。

実際につなげる手順については、以下でまとめているので参考にしてみてください。

ヒューズ電源の配線を0.75Sqから0.2や0.5sqに変更するやり方
この記事ではヒューズ電源と他の電装品をつなげたい方向けに、異なる配線同士(0.75Sqから0.2や0.5sq)を繋げるやり方をまとめています。

このように接続コネクター(3328)ならではの使い方があるので、うまく活用して作業で実践してみましょう。

記事のまとめ

以上、接続コネクター(3328)をつなげるやり方を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

接続コネクター(3328)をつなげる前に注意する事
注意点1:対応サイズ以上の配線は使わない
注意点2:他のサイズとの接続はできない
正しく接続コネクターを繋げるには?
同じ接続コネクター同士で繋げる
配線をセットする場合は奥まできっちりと
実際に接続コネクター(3328)を繋げてみよう
STEP1:必要なものを準備する
STEP2:接続コネクターに配線をセットする
STEP3:ペンチもしくはプライヤーで挟んで固定する
STEP4:コネクター同士を連結させる
STEP5:電装品と繋いで作動確認をしてみよう

記事でもわかるように、今回の接続コネクターはコネクターに配線を差し込んでペンチで固定と言う事で最短で1分程度で終わらせる事ができます。

今までならギボシ端子をかしめて電装品と
つなげる。などの手間な作業が一般的でしたが…

接続コネクター(3328)なら初心者でも簡単に繋げる事で、細線や太線(0.2や0.5sq)を使う作業で特に役立ちます。

実際に使い方次第で便利なパーツなので、場面に合わせて使い分けてみてください。

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