冬に静電気が起こるのには原因があるって聞いたけど。どんな事が原因なのかわからない。作業に詳しくなくても出来るのかな。玄人じゃなくて初心者でもできるの?
このような悩みを抱いたことはありませんか?
特に現在同じような症状で解決できずに苦しんでいる方。
かといっていざ作業をしようと車に向かっても、原因が解決できずにどれから手を付ければいいのかわからない事ってありますよね。
原因を先につき止める事は余計な作業を省いて
問題を早急に解決させるため大切な事。
自分では『これだ!』と思っていても、間違った考えのままでは無駄な時間が過ぎるだけです。
実際過去の私も同じ悩みを抱えていました。
ネットなどで検索してもよくわからず、手さぐりに作業をして時間ばかりが無駄になっていた時期もあります。
ですが実際に、作業を教わりながらしていく中で正しいやり方を学び解決への運びとなりました。
今回はその経験を活かして
✅防ぐために出来る事
それぞれ順を追って解説していきます。
記事を読むことで知識を得る事はもちろんですが、これから先のトラブル解決に向けたきっかけを作る事ができるので参考にしてみてください。
静電気について
地球上には本来すべてのものにプラスとマイナスの電子があると言われています。
その中でプラスとマイナスの電子は、同じ量つまり
量を均一に保つことで静電気の発生を防いでいます。
ですが物同士がこすれあうと、摩擦が生じて
どちらか一方にマイナスの電気が移動します。
これにより、電気のバランスが崩れるため
電気が不安定になります。
不安定になった電気は、プラス又はマイナスと合わさり安定した状態に戻ろうとしてします。
静電気を帯びている状態で物に触れたりしてしまうと、溜まった電気が離れ触れた物へと移動します。
この状態が【放電】と呼ばれ車のドアなどに触れた時に『バチッ』となる状態ですね。
寒い日に静電気が起こりやすい理由
乾燥した季節ではよく静電気が起こりやすくなりますが、何故冬に起こりやすくなってしまうのでしょうか?
それは『湿度』が関係あるからです。
冬と湿度の関係
本来静電気は、
湿度が高いと静電気が少なくなり、湿度の低い時には空気が乾燥してしまうので冬には静電気が発生しやすいということです。
夏に起こりにくいのは何故か?
逆に夏には静電気が起こりに
くくなってしまいます。
それは、冬に比べて夏には湿気があるためです。
湿気=湿度が高くなる訳ですね!
湿度が高くなると物質表面にある水分量が増加する為、電気伝導性が向上して電荷漏洩の速度を速めるからです。
水は電気を通すため、水分が物質の表面に多くあると物質に発生した静電気をすばやく分散するため
静電気がたまりにくくなります。
静電気の発生を抑えるにはどんな対策をすればいいの?
最後に防ぐ対策について。
もし実際に、車に乗る時や降りる時に静電気の発生を抑えたい場合には以下の事を試してみましょう!
車に乗る時の対策
まず車に乗る時の対策について。
ドアに触れる前に地面に触れる
1つ目はドアに触れる前に地面に触れる事。
体内で静電気を帯びている状態なので、ドアに触れる前に一旦地面に触れる事で『バチッ』となる事を防ぎます。
地面に触れる事で、体内にたまった電気が放電する事で発生を抑えます。
湿った状態の手で触れる
2つ目は湿った状態の手で触れる事。
軽くでいいので手のひらを湿らせましょう。
水分を含む事で、体中にたまった電気が放電するので、ドアに触れても静電気が起こる事はありません。
車の鍵を使ってドアに一旦触れてからドアを開ける
3つ目は車の鍵を使ってドアに一旦触れてからドアを開ける事。
鍵事態に電気を流させて放電させる方法ですね。
この方法を実践する事で鍵に電気が流れるので、その後にドアに直接触れても『バチッ』となる事がありません。
車から降りる時の対策
車から降りる場合にも、シートなどがこすれる事で摩擦が生じて静電気が発生します。
そのままドアに触れてしまうと『バチッ』となってしまいます。
それを防ぐ為に、降りる前に事前に金属部分に触れておくと『バチッ』となる事無く事前に防ぐ事が可能です。
合わせて静電気対策グッズもおすすめ
他にも静電気対策グッズを使う事でも対策ができます。
例えば、画像の静電気除去キーホルダー。
触れたくない場所にあてるだけで簡単に静電気を除去する事ができます。
他にも対策グッズが色々出ているので、
自分にあったものを使用するといいでしょう!
【冬の静電気を防げる】車の乗り降りの際におすすめの除去パーツ4選 ≫
記事のまとめ
以上、寒い日に起こる車の静電気の原因と対策についてご紹介させていただきました。
今回の記事のおさらいです。
・湿った手で触れる
・鍵を使っていったんドアに触れてからドアを開ける
静電気=原因がかわからず、初心者の方にとっては難しいかもしれません。
しかし、今回のように正しい知識をつける事で、今後のカーライフに役立つ情報が身につきます。
静電気が原因さえ理解できれば対策が
できるので、参考として覚えておきましょう。