一時抹消登録って何?どうやって申請するの?申請する場所ってどこなんだろ。
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅ 一時抹消について知りたい
✅ 一時抹消申請ができる場所が知りたい
✅一時抹消に必要な書類や手続きの手順が知りたい
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。車の一時抹消の基本内容と申請できる場所について解説しています。
一時抹消の内容を事前に理解しておけば、知識を深める事にもつながりますし、どんな時に抹消が必要になるのかを詳しく知る事ができます!
結果として、保険関係や売却の際に役立てられます。
また、記事の後半では必要な書類や手続きの手順も合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。
一時抹消について
まず、タイトルにある【一時抹消】について。
一時的に自動車の使用を中止すること
一時抹消は、正式名称を一時抹消登録と呼ばれるものです。
軽自動車の一時抹消登録の正式名称は自動車検査証返納届。
軽自動車か普通車で呼び方が変わるので、
・普通車⇒一時抹消登録と覚えましょう。
名前の通り一時的に自動車の使用を中止する手続きのことです。
似たような名称で抹消登録というのがありますが、この場合は完全に抹消になってしまいます。
ならそのまま乗らずに置いておけばいいじゃん
と思うかもしれませんが…乗らないままでも自動車保険がかかってしまうので、損をする結果になります。
自動車保険って?
毎月決まった日に支払う車の税金のことだね。
そのため、一時抹消手続きをすることで自動車保険料の支払い義務がなくなります。
どんな時に一時抹消するのか?
ちなみに一時抹消場合ですが、
・出張で車に乗れない
目安としてはこんな場合に一時抹消が最適です。
一時抹消後は、利用目的がなくなった場合に永久抹消登録という手段もとれますし、また乗りたくなったら一時抹消解除申請をして乗ることもできます。
一時抹消手続きができる場所
続いて気になるのが一時抹消手続きはどこで
できるのか?では無いでしょうか。
一時抹消手続きと言えど、どこでもできる訳では無いので正しい場所を知る必要があります。
その場所というのは、軽自動車・普通車どちらかで別れます。
軽自動車の一時抹消について
軽自動車の場合は、本拠点で管轄する軽自動車検査協会の事務所で申請が出来ます。
例えば私が申請するとすれば、本拠点が群馬県となります。
なので、前橋市にある軽自動車検査協会
群馬事務所になります。
普通車の一時抹消について
普通車の場合は、現住所を管轄する運輸支局になります。
群馬県を例に例えれば、前橋にある
群馬運輸支局です。
どこで申請するのかは、現住所の管轄。軽自動車もしくは普通車で変わってくるので、
事前に把握しておきましょう。
一時抹消に必要な書類
合わせて一時抹消に必要な書類についても確認
しておきましょう。
軽自動車の一時抹消に必要なもの
軽自動車の一時抹消は、管轄の軽自動車検査協会にて自動車検査証返納届を書きます。
その際に必要な書類は以下になります。
・ナンバープレート 前後2枚
・自動車検査証返納証明書交付申請書
・自動車・検査証返納届出書
・申請手数料350円
自動車検査証返納証明書交付申請書や自動車検査証返納届出書は、ダウンロードまたは軽自動車検査協会の窓口で入手できます。
普通車の一時抹消に必要なもの
普通車の一時抹消に必要なものは以下になります。
・ナンバープレート 前後2枚
・印鑑登録証明書(発行より3か月以内の物)※印鑑証明の取得方法が知りたい方はこちら
・手数料納付書(手数料350円分の検査登録印紙を添付)
・一時抹消登録申請書(OCRシート第3号様式の2)
・自動車税・自動車取得税申告書(地域によって不要の場合あり)
普通自動車の一時抹消登録手続きを自身で行う場合に準備する書類です。
ちなみに、一時抹消登録申請書・手数料納付書・自動車税自動車取得税申告書については運輸支局で配布がされています。
なので、当日に筆記用具と印鑑を準備
するだけで記入ができます。
一時抹消登録手続きが完了後は、登録識別情報等通知書が交付されます。
登録識別情報等通知書が一時抹消登録証明書となるので、無くさずに保管しておきましょう。
ちなみに、車屋さんなどにすべて任せたい場合には上記の書類に加えて委任状が必要になるので別途で準備しましょう。
一時抹消の簡単な流れ
最後に一連の流れをご紹介して終わりとします。
運輸支局の窓口で必要書類を受け取り記入
まず初めに、運輸支局の窓口で必要書類を受け取り記入となります。
あらかじめ準備したものや、運輸支局の窓口で渡される書類をそれぞれ書来ましょう。
この時、登録手数料も必要になるので運輸支局場内の印紙販売窓口で一時抹消登録手数料分の印紙を一緒に購入するのも忘れずにしましょう。
購入後は印紙を手数料納付書に貼り付けます。
ナンバープレートの返却
書類の後はナンバープレートの返却となります。
ナンバー返納窓口にて、前後2枚のナンバー
プレートを返納しましょう。
返納後は手数料納付書に返納確認印が押されるのでナンバーはこれでokです。
登録識別情報等通知書の交付
あとは窓口で書類の提出⇒ 呼ばれたら
登録識別情報等通知書の交付となります。
税事務所へ一時抹消の申告をして完了
最後に運輸支局内の税申告窓口にて、作成を行った自動車税申告書を提出します。
これで後日、自動車税が月割り計算で
残りが還付されます。
以上で、一時抹消登録の一連の
流れは終了となります。
一時抹消登録自体はそこまで難しくないので、これから先自分の車で考えている方は上記の手順で実践してみましょう!
一時抹消の基本を理解してこれからに役立てよう!
以上、車の一時抹消の基本内容と申請できる
場所について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
一時抹消は理由があって乗れない場合に最適
一時抹消は、あくまで一時的に使用を停止
したい場合に最適です。
特に、しばらく使う予定がない場合や出張で
車に乗れないなど。
理由があってどうしてもという時に役立ちます。
申請が面倒という人は手続きしないと言う手段もありますが、その場合は乗らないままでも自動車保険がかかってしまうので、損をする結果になります。
なので、もししばらくの間車に乗らないという方は、1つの手段として一時抹消を選択するのもありです!
また、一時抹消でも売却ができるので、売却を検討中の方は以下の記事を参考に自分に合った業者を選んでみましょう。
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