自作で作るLEDには取り付けできるLED一列あたりの数が決まってるって聞いたんだけど。何個まで大丈夫なの?数をオーバーしたらどうなるの?
以上のような疑問にお答えします。
まず、この記事を書いた自分は
✅自作LEDのつなぎ方について知りたい
✅直列つなぎでつなげられるLED一列あたりの数が知りたい
この記事では、車をカスタムする上で知っておきたい。12V車に取り付けできるLED一列あたりの数について解説していきます。
LEDをつなぐ正しい方法を理解した上で使用すれば、自作でテールランプなどを作る場合に明るさにバラつきもしくは点灯不良を起こす事がありません!
また、記事の後半では直列つなぎでつなげられるLED一列あたりの数も合わせて解説しているので、失敗のリスクを減らすためにもぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、今回の内容は以下の順で読み進めるとわかりやすいです。
自作LEDのつなぎ方について
まずタイトルにある自作LEDのつなぎ方について説明します。
基本は直列つなぎ
自作でLEDテールなどを作ったことの無い方の場合…
・つなぎ方がイマイチ分からないんだけど…
・どうやって繋げればいいの?
など。不安に思うことも多いでしょう。
事実、私も無知な頃は専門的な知識が必要で
難しいんだろな…と思ってたほどです。
しかし、いざ内容を知ればそこまで難しい事ではありませんでした。要は中学生の頃にやった理科の実験と同じことです。
理科でやった直列つなぎって覚えていますか?
乾電池を使ってプラスとマイナスを繋ぐ方法です。
横一列に繋げる方法で、プラス・マイナス・プラス・マイナスと順に繋げるやり方ですね。
やり方は乾電池と同じで、LEDの場合も同じように繋げていきます。
追加で増やす場合は並列繋ぎにする
とはいえ、直列つなぎにも限度があるので、同じ数で増やす場合には並列繋ぎという方法を用います。
直列つなぎとはどう違うの?
簡単に言えば並べるやり方が違うかな。
先程、
と言いましたが、
で繋ぐことになります。
こうする理由としては電気の均一化にあります。
確かに明るさだけを見るなら直列つなぎでもいいのですが…
LEDを追加するにあたって消費される電気も増えてくるので、次第に暗くなっていきます。
さらに増えれば容量を超えてLEDが壊れることにも繋がります。
これが直列つなぎで増やしていくのがダメな理由です。
逆に、並列つなぎは1列辺りのLEDと同じ数を増やして列にしていっても、電圧が変わらないので電流も変わりません。
よって、範囲内の数れであれば並列に増やしても問題ないということが言えます!
直列つなぎでつなげられるLEDの数
続いて直列つなぎでつなげられるLEDの数についてです。
一列辺りに何個までLEDを繋げられるのかを見ます。
LEDのV(ボルト)数によって変わる
と言っても調べ方は簡単で、LED1個あたりに決められたV(ボルト)数を足していけばいいだけです。
例えば
・24Vなら計算上は28.8V
というようにLEDの合計が14.4Vや28.8Vを超えないように計算すればいい訳です。
例)2.2Vと3.2VのLDがあります。2.2Vと3.2Vはそれぞれ1個あたりの数値です。
2.2V+ 2.2V+ 2.2V+ 2.2V+ 2.2V +2.2V+=13.6V
7個では15.4vでオーバーするので、
6個までが直列で繋げられます。
3.2+3.2+ 3.2+3.2=12.8v
5個では16Vでオーバーするので、
4個までが直列で繋げられます。
このように数値をを超えない合わせる
ことが重要となります。
数をオーバーして取り付けると…
これって決められた数値をオーバーするとどうなるの?
LEDが点灯しないのはもちろんだけど最悪の場合は壊れることにもなるかな
上記でも言ったように、車なら車でバッテリーの12Vに合わせて作る必要があります。
そのため、数値を超えるということはバッテ
リーでも光らせることが出来なくなるので、点灯しないということになります。
なので面倒ではありますが、必ず作る前に1列あたりの数値を知っておく事が大切となります。
正しく数値を知ることで、自作でLEDを作る時に役立つ知識となります。
正しい数値を理解してLEDテール作りに役立てよう!
以上、12V車に取り付けできるLED一列あたりの数を解説しました。
今回のおさらいです。
・追加で増やす場合は並列繋ぎにする
・数をオーバーして取り付けるとLEDが壊れる
自作LEDはLED1個当たりの数値を足した
数で繋げられる数が決まります。
そのため、12V(計算上は14.4V)を超えない数値に合わせることが重要です。
仮に超えた場合はLEDが壊れて無駄になってしまうので、失敗しない為にも正しい知識をつけることが大切です。
また、LEDの数を知ることは抵抗計算の時にも必要となるので、この機会にぜひ覚えてみてください。
なお、抵抗の計算式については以下の記事でまとめているので、合わせて参考にしてみてください。