対向車線からの過度な接近や車で逆走をする事の危険性や罰則

運転免許に関する違反一覧
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車に乗っていると、ふと

・対向車線からの接近や逆走をするとどうなるんだろ
・実際に運転しても大丈夫かな

などの理由からちょっとくらいなら大丈夫でしょ。と言う事で同じように運転をしてみようと考える方も中にはいるのではないでしょうか。

ですがこのような運転に関しては規約があり、自分勝手な理由から実行すると違反になってしまいます。

また危険性もあるので違反だけでなく、なぜ危険なのかについても知っておく必要があります。

当記事では

✅対向車線からの接近や逆走の違反
✅違反時の罰則
✅危険性
✅防ぐ為に出来る事

など。順を追ってそれぞれ解説していきます。

記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。

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対向車線からの接近や逆走する事の違反について

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対向車線からの接近や逆走は『通行区分違反』になる

結論から言えば『通行区分違反』に該当します。

通行区分違反は、通行区分。つまり歩行者なら歩道、車なら車道と言うように決められた区分を破って運転した場合に違反となる事項です。

違反内容は道路交通法に記載がある

車両は、歩道又は路側帯(以下この条において「歩道等」という。)と車道の区別のある道路においては、車道を通行しなければならない。ただし、道路外の施設又は場所に出入するためやむを得ない場合において歩道等を横断するとき、又は第四十七条第三項若しくは第四十八条の規定により歩道等で停車し、若しくは駐車するため必要な限度において歩道等を通行するときは、この限りでない。
道路交通法17条

実際に道路交通法17条により記載があります。

内容としては、『車両は、歩道又は路側帯(以下この条において「歩道等」という。)と車道の区別のある道路においては、車道を通行しなければならない。

簡単にまとめると決められた道以外を走行するのはやめましょうねと言う事。

そのため、間違った走行は通行区分違反になるので注意しましょう。

通行区分違反の罰則や違反点数

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続いて反則金や違反点数の有無について。

もし違反をした場合に一緒に反則金や違反点数もつくのかという事についてお伝えします。

通行区分違反の罰則

大型車12000円
普通車9000円

通行区分違反に該当した場合、反則金として大型車で12000円。

普通車の場合で9000円の支払いが命じられます。

違反点数

違反点数は減点2点

また、その際の違反点数に関しては2点の減点となります。


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通行区分違反をする事の危険性

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このように間違った運転は「通行区分違反」や反則金は9000円。違反点数は2点の減点という結果になりますが…

違反になるから気をつけよう。ということもありますが、それ以外にも運転を続ける事で取り返しのつかないことになる場合もあるので注意が必要です。

点数の積み重ねで免停になる危険性

まずは点数の積み重ねで免停になる危険性です。

違反点数自体は1点減点なので一度で
どうこうという訳ではありませんが…

点数の積み重ね。特に免許取り立ての方や残り点数が少ない方にとっては積み重ねにより点数がなくなり免停になる可能性があります。

逮捕される危険性

2つ目は逮捕される危険性です。

主に反則金の支払いをしなかった人の場合。

よく

・反則金は払わなくても大丈夫
・無視していれば支払いの書類が来なくなる

こう考える方が中にはいる事でしょう。

ですが払わなくても大丈夫なんてことはもちろんなく、通知書を無視し続けた場合逮捕されるケースとなります。

流れとしては

①反則金未納通知書最終通知が送られる②無視する③刑事訴訟手続(裁判の手続き)

裁判の手続きになると警察署への出頭が命じられ、その後に検察に書類送検されて起訴・不起訴の判断が下されるという結末になります。

※詳しくは【交通違反の反則金”面倒で支払い放置は最悪逮捕や罰金の危険も?”】でまとめているので参考にしてみてください。

交通違反の反則金”面倒で支払い放置は最悪逮捕や罰金の危険も?”
反則金は比較的軽度な刑なので密かに『支払い無視をしていればチャラにできるのでは?』と考える人もいますが、基本的に支払いが免除になることはありません。むしろ無視し続ける事でさらに重い罰になる危険もあるので注意が必要。この記事では一連の流れをまとめてみました。

トラブルや事故になる危険性

もう一つはトラブルや事故になる危険性です。

対向車線からの接近や逆走=ちょっとくらいと思う方もいるかもしれませんが…

相手の交通の妨げになるので事故を誘発させることになりかねません。

また、仮に事故を起こさなくても人によってはイライラする可能性が高くトラブルを引き起こす原因となるので注意が必要です。

違反を防ぐ為に出来る事

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このように間違った行動をする事で違反になる訳ですから、防ぐためにはその時に合った事を実行すればいい訳です。

それが

・対向車線からの接近や逆走はしないようにする
・日ごろから安全運転を心がける

対向車線からの接近や逆走はしないようにする

まずは対向車線からの接近や逆走はしないようにする事です。

対向車線からの接近や逆走=通行区分違反となり反則金や違反点数を取られることになるので…

まずは間違った運転をしない事が大切となります。

日ごろから安全運転を心がける

また日ごろから安全運転を心がけるのもおすすめです。

上記で言った違反になる事もそうですが…

通行区分違反とは別に、【妨害運転罪】という違反になりかねません。

妨害運転罪についてはこちらを参考に
一般道や高速道路で煽(あお)り運転(妨害運転罪)”故意にやると罰則や罰金・減点の対象に”
この記事では、一般道や高速道路で煽(あお)り運転をするとどうなるのかについてまとめています。あおり運転をするとどうなるのか?危険はあるのか。罰則は?など詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

妨害運転罪になれば通行区分違反と
合わせて罰則や違反点数にも影響を与えます。

それ以外にも事故になるケースも。最悪の場合は○亡事故にもなりかねないので日ごろから安全運転を心がける事も大切と言えます。

正しい行動をして違反になるのを防ごう

以上、対向車線からの過度な接近や車で逆走をする事の危険性や罰則について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

対向車線からの接近や逆走する事の違反について
対向車線からの接近や逆走は『通行区分違反』になる
違反内容は道路交通法に記載がある
通行区分違反の罰則や違反点数
通行区分違反の罰則
大型車12000円
普通車9000円
違反点数
違反点数は2点
通行区分違反をする事の危険性
点数の積み重ねで免停になる危険性
逮捕される危険性

トラブルや事故になる危険性
違反を防ぐ為に出来る事
対向車線からの接近や逆走はしないようにする
日ごろから安全運転を心がける

記事でもわかる通り、対向車線からの接近や逆走は『通行区分違反』となります。

バレなければ少しくらいと思うかもしれませんが…

もし、事故を起こして〇傷させてしまった場合には罪を償う事はもちろん。一生後悔する事にもなります。

そのため『たかが接近や逆走だけで』ではなく、その後の危険性も考えて

・対向車線からの接近や逆走はしないようにする
・日ごろから安全運転を心がける

を心がけてこれからに活かしていきましょう。

通行区分違反が元で起こる妨害運転罪について

記事で紹介した急な対向車線からの接近や逆走は、通行区分違反になります。ですが、それだけでなくさらに悪くとらえられると【妨害運転罪】に該当されることも…

簡単に言えば妨害行為とみなされた場合になりやすい違反で、通行区分違反を含む10種類の違反が主とされています。

違反に関しては以下【知らないで運転すると妨害運転罪になる10の項目】にてまとめているので参考にしてみてください。

【こんな運転は要注意】知らないで運転すると妨害運転罪になる10の項目
この記事では、妨害運転罪に該当する10の項目についてまとめています。どんな項目が該当するのか?
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