ロービーム・ハイビームについて聞きたいんだけど。2つは何が違うの?点灯するタイミングは?
このような悩みはありませんか?
一般的にロービームと言えば夜間点灯時に点灯する灯火類。走行中に自車や対向車がよく点灯させているものですね。
ですが、夜間点灯には他にもハイビームというものがあります。
名前は何となく似ているものの、車に詳しくないと『いまいちよく分からない。』こういった方も中にはいるのでは無いでしょうか?
かく言う私も過去同じように悩んだ経験があります。
ロービームは何となく知っていたものの、ハイビームについてはどんな時に使うものなのかと。
そこで実際に調べていく中でロービーム・ハイビームについて学び、2つの違いを理解することが出来ました。
記事では『ロービーム・ハイビームについて詳しく知りたい。』こんな方向けに解説していきます。
記事を読むことで知識を得ることはもちろん。これから先の運転において、上手く使い分けができるようになるので参考にしてみてください。
そもそもロービーム・ハイビームって何?
ロービームはよく聞くヘッドライト(ランプ)の別名で、夜間の走行時に点灯させる灯火類です。
逆にハイビームは正式名称を走行用
前照灯と呼ばれる灯火類。
同じく夜間走行時において夜道を遠くまで
照らしてくれるものとなります。
分かりやすく分ければ
・ハイビーム(走行用前照灯)
2つの灯火類の違いは?
一見すると夜道を照らすということで
同じように思われがちですが…
似ているようでいくつか違いがあります。
・点灯のタイミングが違う
照らす(照射)範囲が違う
1つ目は照らす(照射)範囲が違う事。
夜間の点灯までは同じですが、照らす(照射)
範囲に違いがあるので注意が必要です。
例えばロービームは前方40m。ハイビームは前方100mというように。
前方40mは周囲の視界は見やすいが遠くの
歩行者などが辛うじで認識できる程度。
前方100mはその倍で上向きになるため、
遠くの歩行者でもバッチリ認識出来ます。
点灯のタイミングが違う
2つ目は点灯のタイミングが違う事。
上記でも言ったように夜間に点灯する灯火ではありますが、目的が異なるためタイミングも違います。
例えば、ロービームは下向き照射のため
夜間通常時の走行のタイミングで点灯。
逆にハイビームのタイミングは
対向車や歩行者がいない時。
ハイビームは上向き照射になってしまうため、通常通りに使うと相手の交通を妨げる危険性があります。
交通を妨げる=事故を誘発する危険性も。
また、ハイビームの間違った点灯は
違反にも繋がるので注意が必要です。
どんな違反になるのかは以下でまとめているので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
ロービーム・ハイビームを正しく使い分けるためにできる対策
このようにロービーム・ハイビームはタイミングによって使い方も異なるわけですが…
間違った使い方をすることで違反や後続車に危険を誘発することになるので、防ぐためにも以下のタイミングで使うようにするとおすすめです。
ロービームは夜間の通常走行時に
まずロービーム。
ロービームは下向き照射なので対向車が眩しいと思うことはほぼありません。なので、一般的な夜間走行で使うことがおすすめとなります。
ハイビームは山道や対向車のいないタイミングで
2つ目はハイビームは山道や対向車のいないタイミングで使うこと。
そのままハイビームを使うと後続車の
走行を妨げる危険性が出てきます。
眩しい程度で済めばいいですが、最悪の場合は事故に繋がるケースもなくはありません。
そのため、ロービームとは違い対向車や歩行者がいない場面。つまりは山道や人気のない薄暗い車道で使うとおすすめとなります。
ちなみに面倒だからとハイビームを使わない場合は違反になるので注意しましょう。
理由はハイビームの義務化がされているため。
一昔前であれば使わなくても問題ありませんでしたが…
改正法により車の走行中のヘッドライトは原則ハイビームが基本となりました。
原則ハイビームが基本というのは、常にハイビームにしなくてはいけない訳ではありません。対向車が来た場合はロービームに切りかえ、いなくなったらハイビームにしましょうという意味です。
なので、状況に合わせて使い分ける
ことが防ぐための対策と言えます。
ロービーム・ハイビームを上手く使い分けてこれからに役立てよう
以上、ロービーム・ハイビームの違いと2つの
点灯するタイミングについて解説しました。
今回の記事のおさらいです。
点灯のタイミングが違う
ハイビームは山道や対向車のいないタイミングで
記事でもわかるように2つの違いは照射
範囲や点灯のタイミングです。
ロービームは前方40m先を照らせるように。ハイビームは前方100はm先を照らせるようにと。
夜間走行時の視認性も変わるので、上手く使い分けて安全に走行を心がけましょう。
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