
教習所の仮免許試験について詳しく知りたいんだけど。どうやれば合格できるんだろ。
以上のような流れや減点方法・受かる
ためのコツを詳しく解説していきます。
一般的によく聞く仮免許の試験といえば第一段階の最後にやる試験。これから通うもしくは教習中という方にとっては必ず通る道でもあります。
ただ実際に経験がないとイメージがしづらく、どうすれば合格まで出来るのか不安に感じる方もいるでしょう。

そこで今回はあり免許試験の流れや減点方法。一発合格に向けたコツをまとめてみました。
✅合否の判定基準
✅落ちた場合の対処方法
✅受かるためにできること
仮免許の学科試験・技能試験について
まず学科試験・技能試験は、仮免許を
取得するために必要となる試験。
第一段階で学科と技能を学ぶと思いますが、
そのテスト試験と思っていただければ幸いです。
基本的にパスすることが出来ないのはもちろんですが…受けないと仮免許の取得はもちろん。第二段階に進むことも出来ません。
学科試験・技能試験の内容
続いて学科試験・技能試験の内容について。
内容としては学科と実技で変わってくるので
順番に確認してみましょう。
学科試験の内容
・形式:〇×の二択問題
・制限時間:30分
・合格基準:45点以上
・出題範囲:交通法・運転のルールやマナー
学科試験の場合は、制限時間30分の中で○×
形式によって50問を解いてくという内容。
『○×なら適当にやっても余裕っしょ』と
思うかもしれませんが…
文字を捻ったひっかけの問題も中には含まれるので、適当にやるのはおすすめしません。
また45点以上と基準も高めな設定なので、
事前に予習をしてから臨むことが最適です。
技能試験の内容
・点数:100点満点からの減点方式
・合格基準:70点以上
仮免許前の状態では路上走行は出来ないのでやりませんが…場内にて決められたコースを走行します。
※コースは教習所によって変わりますが、主にS次クランク・周回コース・直線道路・カーブ・障害物・交差点・坂道発進・踏切通過・到着時の確認作業発進・停車方法などです。
内容によっては5点・10点・20点と減点箇所が異なるため注意が必要です。
また、ミスの大きさによっては合一発で
試験が不合格になる検定中止も存在します。
学科試験・技能試験の流れ
ここからは学科試験・技能試験の流れについて。
流れとしては以下の通り。
・効果測定に合格する
・みきわめの条件をクリアする
・学科試験・実技試験を受ける
一段階の学科と技能を終わらせる
いきなり仮免許のための学科・実技試験は出来ないので、まずは最低限の教習を終わらせることが必要です。
・技能はMT車15時限、AT車12時限
学科教習に関しては、AT・MTに関係なく
10時間ほど受ける必要があります。
逆に技能に関しては運転方法が変わるので、操作に手間がかかりMTの方が3時間ほど多めの設定になっています。
効果測定に合格する
第一段階の学科・実技2つの条件をクリア
出来たら次は効果測定です。
効果測定は仮免許試験の前に行う仮の試験。
100点中90点以上の点数が取れれば合格となります。
みきわめの条件をクリアする
効果測定の後は、みきわめと言われる
一段階技能教習の最後にやる項目。
みきわめは点数方式ではなくあくまで良好
不良の判定のみで行われます。
合格基準については、各段階別に割り振られた項目に【良好】のハンコが押されればOKです。
もし不良になった場合は、不良の箇所だけ
直していけば合格できます。

みきわめの詳細については【教習所のみきわめで速攻落ちる判定と”一発合格に向けた2つのコツ”】で詳しくまとめているので参考にしてみてください。

学科試験・実技試験を受ける
効果測定・みきわめまで終わればあとは
仮免許の学科試験・実技試験を受けるだけです。
学科試験の場合は、制限時間30分の中で○×
形式によって50問を解いてくという内容。
実技試験は場内にて決められたコースを
15分程度の中で走行します。
2つに合格すれば晴れて仮免許証の
発行となり、第二段階へ進めます。
もし試験に落ちてしまったらどうすればいい?
ここからはもし試験に落ちてしまったらどうすればいいのか。内容を詳しく解説していきます。
まず結論として、試験に落ちた場合は
【再試験】を受けることで対処ができます。
再試験が受けられる
ただ再試験と言っても学科試験・技能試験両方を受けないといけないわけでなく…落ちた方だけをうけるだけです。
例えば
・学科試験は落ちた
こんな場合は学科試験だけを受ければいい訳です。
ただし期限内に受けないと受けられなくなる
ただし受ける場合にも期限があり
いつまでも受けられる訳ではありません。
学科試験に関しては受験できる期限が3ヶ月となっているため、期限を超えると再度修了検定を受ける必要が出てきます。
また、再試験を受ける前に一時限以上の補習を受ける事も忘れずに。
そのため
・補習を受ければ再試験が受けられる
・3ヵ月を超えると試験が受けられない
と言う事を覚えておきましょう。
受かるためにできるコツ!
とはいえ、一度落ちると『また落ちるんじゃないだろうか』と不安になりますよね。
そこで最後に検定に落ちないためのコツについてもまとめてみたので参考にしてみてください。
内容としては
・減点項目をある程度理解して臨む
焦らない
1つ目としては焦らない事。
大きい原因の元は焦りからくるミス。
いつもは問題なくできていることでも、焦ることによってミスを連発して結果が出せなかったなんてことはよくあります。
そのため、まずは落ち着いて臨むことが最適となります。
減点項目や試験の内容をある程度理解して臨む
2つ目は減点項目や試験の内容をある程度理解して臨む事。
・学科試験は過去問を解く
技能試験は基本的に減点方式で、項目に
応じて5・10・20と一回の減点数が変ります。
そのためどの項目が違反になるのか。何をしたら減点が大きくなるのか事前に知った上で臨むのが最適です。
学科試験に関しては過去問を繰り返し
解くというのがおすすめです。
何度も解く事で、言い回しやパターンを
覚える事が出来るので受かりやすくなります。

『そんなの当たり前のことじゃん』と思うかもしれませんが、当たり前だからこそ落ち着いてやる事で合格への第一歩が踏み出せます。
ちなみに過去問については、WEBサイトやアプリなど。調べればでいくらでも出るので自分に合ったものをやるといいでしょう。
他にも問題集などもあるので参考にしてみてください。
内容を理解して仮免許合格に向けて対策をしよう
以上、【仮免許】の学科試験・技能試験の
内容と合格率をあげる為のコツについて解説しました。
今回の記事のおさらいです。
・形式:〇×の二択問題
・制限時間:30分
・合格基準:45点以上
・出題範囲:交通法・運転のルールやマナー
・点数:100点満点からの減点方式
・合格基準:70点以上
効果測定に合格する
みきわめの条件をクリアする
学科試験・実技試験を受ける
ただし期限内に受けないと受けられなくなる
焦らない
減点項目をある程度理解して臨む
記事でもわかる通り、学科試験・技能試験は
仮免許を取得するために必要となる試験です。
時間内に場内を走行して減点方式に
より合否を決めるというもの。
中には一発でアウトになる項目もありますが、基本的には5・10・20とランクに合わせて減点の数字が変わります。
学科に関しては50問中45点以上を取る事で合格。
一見すると難しそうと思うかもしれませんが…
焦らず落ち着いて学んだことを実戦出来れば一発合格も夢ではありません。
なのでまずは試験の内容を確認しつつ、減点内容(一発アウトの内容)にも目を通して合格を目指していきましょう。

一緒に卒検の試験も知っておきたい方は、【卒業検定(教習所)の流れや減点方法。受かるためのコツ】を読むとおすすめです。