・バッテリーの交換方法が知りたいんだけど。
・どうやって交換すればいいんだろ。
・手順があるなら今後のために知っておきたいな。
このような悩みを抱いたことはありませんか?
特に現在同じような問題で苦しんでいる方。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
依頼すると費用に加えて工賃や時間も制限されるので、自分の都合に合わせたい人には向きません。
かといっていざ作業をしようと車に向かっても、どれから手を付ければいいのかわからない事ってありますよね。
手順を先に知る事は余計な作業を省いて
問題を早急に解決させるため大切な事。
自分では『これだ!』と思っていても、間違った考えのままでは余計なパーツまで取り外して無駄な時間が過ぎるだけです。
実を言うと過去の私も同じ悩みを
抱えていたことがありました。
初心者の頃、ネットなどで検索してもよくわからず手さぐりに作業をして時間ばかりが無駄になっていた時期もあります。
ですが実際に、一から作業を教わりながらしていく中で正しいやり方を学び解決への運びとなりました。
今回はその経験を活かして
交換のやり方や交換後にやる事なども
含めて一緒に解説していきます。
記事を読むことで知識を得る事はもちろんですが、これから先のトラブル解決を自分でできるのようになるで参考にしてみてください。
簡単10分でバッテリー交換ができる理由は自分のタイミングで出来るため!
早速ですが、自分でやると10分でバッテリー交換ができる理由というのは、自分のタイミングで交換ができるからです!
なぜなら、カー用品店など。業者に作業を依頼してしまうと、
込み具合の関係ですぐには作業ができないためです。
たとえば、オートバックスで作業依頼をするとしましょう。
この時、作業ピットがいっぱいなら
すぐには交換ができず時間が余計にかかる。
また空いていたとしても、交換~引き渡し
までで10分以上は必ずかかります。
つまり作業自体は早く終わっても、引き渡されるまでに10分以上は余裕でかかるってこと?
そうゆこと。だから早く終わらせたいなら、自分で交換した方が早くなるね!
ついでに自分でやれば工賃も浮かせることはできます。
バッテリー交換を10分でできるコツ!
続いて自分で交換する際に10分で
作業をするコツを紹介します!
10分でバッテリー交換が
できるコツというのは、
・正しい手順で行う
この2つを実践する事です!
正しい工具を使用する
まず1つ目の正しい工具ですが、ラチェットハンドルとソケットを使用する事です。
どうしてラチェットハンドル&ソケットがいいの?
ラチェットハンドルはソケットと組み合わせる事で、ソケットのサイズに合わせて取り外せるボルトの選択肢が変わるからだね。そして車のバッテリーは、基本的に端子側に10ミリボルト。ステーに8ミリのボルトが使われている。
つまり、ラチェットハンドルなら差し替えて使用ができるので、時間をあまりかけずに交換ができるという訳です!
正しい手順で行う
2つ目として正しい手順があります。
例え正しい工具が使えても、手順を間違えると余計に時間がかかります。
例えば、バッテリーはプラス。マイナス。ステーの3つで固定されていますが…
仮にこれを『プラスから取り外そう!』となった時、間違いなくラチェットとステーが干渉して交換がしにくくなります。
また、それが原因でショートすることもあります。
『ではどうするのか?』って事ですが、手順としては
②ステー
③プラス
この順番で取り外します!
こうする事で、ステーと干渉することなくスムーズに交換ができます。
取り付ける際には、逆の順で取り付ければいい訳です。
こうする事で取り外しに5分。取り付けに5分の計10分となります!
バッテリーの交換方法(取り外し編)
それでは正しい工具と手順が理解できたところで、実際に交換をしてみましょう!
今回はバッテリーの取り外し~取り付けまでをご紹介するので、順を追ってみていきましょう。
ちなみに、工具やバッテリーについては以下でまとめてあるので合わせて参考にしてみてください。
なお、取り外し編については以下の手順で行います。
2.ステーを外す
3.プラス側を外す
4.バッテリーを取り外す
バッテリーのマイナスを外す
まず初めにバッテリーのマイナスを
外していきます。
この時、そのまま外すとナビなどの
情報がリセットされてしまいます。
なので、情報を残したまま交換をしたい方は
メモリーバックアップを一緒に活用しましょう。
メモリーバックアップって何?という方は、
別記事を参考にしてください。
端子のマイナスは、メガネレンチを使い10㎜のソケットで外します。
バッテリーのマイナス端子は、赤丸のボルトを反時計回りに緩める事で外れます!
ステーを外す
マイナスの端子を外す事ができたら次はステーです。
真ん中の固定しているステーを外しましょう。
ステーのボルトはラチェットハンドル
を使い10㎜のソケットで外す事ができます。
この時ステーは下側が穴に引っかかっているので、取り外すときには注意しましょう。
プラス側を外す
中間のステーが外せたら次はプラス端子を外しましょう。
外し方はラチェットハンドルを使い10㎜のソケットで外します。
プラス端子に布をかぶせる
外したプラス端子は、念のためタオルなどを
かぶせまておきましょう!
何のためにかぶせるの?
プラス端子がボディーアースに触れてショートするのを防ぐ為だね。見ての通り、外すとマイナス側はフリーな状態になるからふとした時にプラス側と当たる危険性があるんだよね。
絶対にあたるとは言い切れませんが、防止する名目でかぶせておくと安心です。
手順通りならここまでで5分ほどで行けます。
それでは次はいよいよ取り付け編ですよ!
バッテリーを取り外す事ができたら用意したバッテリーに交換をします。
今回は交換すると仮定した場合なので、同じものを使います。やり方自体は同じなので、自分でやる場合は別途で用意しましょう。
バッテリー交換(取りつけ編)
取り付けの作業手順については
以下の通りです。
2.ステーを取り付ける
3.バッテリーのマイナスを取り付ける
プラス側を取り付ける
取り付け位置にバッテリーをセットし、
10㎜のソケットを使用し締め付けていきます
マイナス端子を先につけてしまうと、取り付ける時に工具と接触してしまう
可能性が高いからですね。
ステーを取り付ける
プラスの端子を取り付ける事ができたら、真ん中の固定しているステーを取り付けましょう。
ステーのボルトはラチェットハンドルを使い10㎜のソケットで時計回りに締めつけていきます。
バッテリーのマイナスを取り付ける
最後にバッテリーのマイナスを取り付けしましょう。
マイナスは締めの確認としてメガネレンチ(10mm)を使います。
締め付けたら交換は完了です。
ここまででさらに5分の計10分です!
手順通りにやればこの通りスムーズに
作業ができるかと思います。
交換後は安全の為点検も忘れずに!
それでは終了…と言いたいところですが、
最後に異常がないか点検をしてみましょう!
点検項目としては、
・走行時の確認
この2つです。
アイドリング時の確認
アイドリング時の確認。つまり、
エンジンをかけた際に異常がないか確認します。
10分程たっても問題なければ大丈夫です。
もし途中で止まってしまう場合には、バッテリー以外に問題があります。
たとえばよくあるのがオルタネーター。
発電機としての役割を持っているパーツで、走行中はオルタネーターでためた電気を元に走行できるようにしています。
しかしオルタネーターに異常が起きると、発電の機能が低下していくのでエンジン始動やアイドリング時にも影響を与えます。
また、中古のバッテリーを使用した場合にも同じく症状ができるので、必ずオルタネーターだけとは言い切れません。
なら原因を特定する手段がないんじゃ…
そんな時にはバッテリーのマイナスを抜くって方法があるね。
マイナスを抜くことでどちらが原因なのかをはっきりする事ができます。
何故この方法が最適なのかは、以下記事を参考にしてみてください。
走行時の確認
もう一つが走行時の確認です。
『エンジン始動は問題ないから大丈夫』というだけで終わらせるのはまだ早いです。
アイドリングで止まらなかったからといって油断は禁物です。
アイドリングの確認が終わったら走行確認もしてみましょう。普段の走行やライト類を点灯させて負荷をかけた状態で確認するといいですね!
ここまでやっても異常がなければ作業は無事に終了となります。
手順を守って交換をする事でたった10分で交換ができます!
以上、たった10分でバッテリー交換をする方法をお伝えしました。
今回の記事のおさらいです。
正しい手順で行う
ステーを外す
プラス側を外す
プラス端子に布をかぶせる
ステーを取り付ける
バッテリーのマイナスを取り付ける
走行時の確認
今回の記事を読んでいただければわかりますが、10分で終わらせるコツは
・正しい手順で交換する
この2つを守る事です!
これだけ見ると、『なんだそれだけ?』と
思うかもしれませんが…
この方法は、早く終わらせるだけでなく
安全でスムーズに作業ができる利点もあります!
なので、もし簡単に交換をしてみたいという方は、この方法を活用してみてください!
なお、当サイトでは寿命を伸ばす方法も紹介しているので、交換後の参考として読んでみてください。
【実践するのは6つ】初心者でも出来るバッテリー寿命を延ばす簡単な方法! ≫
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