車のオルタネーターの作動状況を【たった2分】で簡単に確認する方法

オルタネーター
この記事は約6分で読めます。

オルタネーターの作動状況を簡単に確認できる方法があるって聞いたけど。どんなことをすればわかるの?やり方は?

このような悩みはありませんか?

通常オルタネーターと言えば、電気を作り出す発電機としての役割を持つパーツ。

走行中に作り出した電気を常に放出して、
始動時や走行中にエンジンが止まるのを防いでいます。

ただオルタネーターも消耗品ということで、使い続ければエンジンがかからなくなる原因を作ります。

それを防ぐ名目として交換をするわけですが…

エンジンがかからなくなる=必ずしもオルタネーターとは言えない訳で。

バッテリーなのか。オルタネーターが
原因なのか悩むところです。

そこで手っ取り早く解決する方法が今回のやり方です。

今回のやり方を実践する事で、実際にオルタ
ネーターが原因かどうかを明確にすることができます。

作業自体も2分程度で完了する内容なので今後の参考にしてみてください。

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オルタネーターの作動確認をするには?

タイトルにある【オルタネーターの作動状況を確認する方法】について。

バッテリーの端子を抜く事

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結論から先に言ってしまえば、

エンジン始動中にバッテリーのマイナス端子を抜くことです。

え⁉そんな事したらエンジン止まっちゃうんじゃ…

まあ、普通はその反応になるよね。でも、オルタネーターが正常ならエンジンが止まる事はないよ!

何故なら、オルタネーターが発電機としての役割を持っているからです。

発電機=電気を蓄える機能ですね。

正常に作動すればエンジンはすぐに止まらない

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オルタネーターは、本来クランクプーリーと
補機駆動ベルトで繋がっていて、

エンジンによってベルトが回る事でオルタネーターも駆動されます。

この時、ベルトの回転によって
電気を生み出しだしている訳です。

これが発電機としての役割ですね。

なら別にバッテリーがあれば大丈夫なんじゃ?
と思われるかもしれませんが…

バッテリーには電力を得て各種電装部品へ
電気を送る事はできますが、

発電機の機能がないのでバッテリーの電力を使い切ったら自動車は動かなくなります。

そのため、オルタネーターがある訳ですね。

この性質を利用すればオルタネーターか
どうかの確認が簡単にできます。

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【簡単2分】で確認できるオルタネーターの作動確認方法!

それでは、次はいよいよ【簡単に2分】で出来る
確認方法について見ていきましょう!

最短で2分ほどで確認ができるので、
この際に覚えておくといいですよ。

手順としては

・エンジンを始動する
・ボンネットを開ける
・バッテリーのマイナス端子を抜く
・作動状態を確認する

エンジンを始動する

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まず初めに車のエンジンを始動させましょう。

IGの位置ではなく、必ずエンジンをかける事が重要です。

ボンネットを開ける

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エンジンの始動ができたら、
エンジンルームに行き

ボンネットを開けます。

バッテリーのマイナス端子を抜く

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ボンネットを開けたら、工具を使用して
バッテリーのマイナス端子を抜きましょう。

この時、端子を外す際に注意するのはショートに気をつける事です!

エンジン始動中でなおかつプラス端子もあるので、万が一ショートしてしまうとヒューズが飛ぶもしくは電装部品にダメージを与えてしまいます…

なので、取り外しには十分注意が必要です。

取り外し後は、端子を布などでくるんでおくと防止にもなりますよ!

端子の外し方については、バッテリーの交換方法を参考にしてみてください。

作動状態を確認する

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端子が外せたらそのまま作動状態の確認です。

確認といっても、そのまま様子を見るだけなので特にこれ以上の作業はありません。

作動状況からわかる2通りの状態!

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最後は、作動状況から分かる2通りの状態についてです。

端子を外してすぐにエンジンが止まった場合

端子を外してからすぐに止まってしまう場合は、オルタネーターが原因です。

先ほども言ったように、オルタネーターはベルトの回転によって電気を生み出し発電する役目。

つまり、端子を外してすぐにエンジンが止まるということは、オルタネーターが作動していないことを意味します。

結果、発電能力が機能していない為に
エンジンが止まってしまいます!

なので、この場合にはオルタネーターを
交換する以外改善しなくなります。

端子を外しても止まらない場合

次に端子を外しても止まらない場合です。

オルタネーターの機能は発電する事。

つまりすぐには止まらないという事は、エンジンが切れた後もオルタネーターだけで作動したという事です!

この場合は正常であると言えます。

どうしてすぐに止まらないの?

前回走行した時に貯めた電気が残っているからだね。

オルタネーターは、先にも言ったように電気を貯める
ことができる発電機の役目がある部品。

なので、前日に走行していれば走行時に貯められた電気は残ります。

順番としては以下の通りだね。

エンジンをかける⇒残ったオルタネーターの電気で作動⇒発電が切れるとバッテリーの電気を使う⇒バッテリーが切れたらエンジンが切れる。
この場合はオルタネーターが原因ではなく、バッテリーに問題があります。
このように簡単に作動確認をすることで、オルタネーターに異常があるのか、正常なのかを明確にすることができます。

手順通りにやればたった2~3分で簡単に確認が可能!

以上オルタネーターの作動状況を簡単2分で確認する方法について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

オルタネーターの作動確認をするには?
エンジン始動中にバッテリーのマイナス端子を抜くこと
【簡単2分】で確認できるオルタネーターの作動確認方法!
・エンジンを始動する
・ボンネットを開ける
・バッテリーのマイナス端子を抜く
・作動状態を確認する

【作動状況からわかる2通りの状態】

端子を外してすぐにエンジンが止まった場合
オルタネーターが作動していないことを意味します。
端子を外しても止まらない場合
エンジンが切れた後もオルタネーターだけで作動したという事です!

この性質を利用すれば

最近電気が弱くなっている気がする
・エンジンが止まりそうになるけどオルタネーターかも

と気になった時に手軽に確認が
できるので知っておくと便利ですよ!

なお、当サイトではオルタネーターが故障した時用に交換方法も解説しているので参考にしてみてください。

オルタネーターを【簡単10分】で交換する方法と取り換える必要性! ≫

オルタネーターを【簡単10分】で交換する方法と取り換える必要性!
この記事では、車のオルタネーターの交換方法についてまとめています。どうやって交換すればいいのかな?必要な工具や交換手順は?等詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
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