初心運転者講習は初心者の為の講習。免許取得から一年未満であれば違反者全てに受ける資格があります。(一度受けた方は対象外)
まだ受けたことがないもしくはこれからという方には
・日時や必要な物
など分からないことも多いことでしょう。

そこでこの記事では、受講場所や日時・必要なものをまとめてみました。後半では初心運転者講習を受けない場合のリスクもお伝えしているので最後まで読んで見てください。
初心運転者講習の受講場所は指定の教習所で受けられる
初心運転者講習を受講する場合は、公安委員会が指定した教習所で受けることができます。
指定自動車教習所=道路交通法第99条に
基づいて公安委員会で決められたもの。

ちなみに公安委員会が指定した教習所ってどうやって確認すればいいの?

全日本指定自動車教習所協会連合会の「指定自動車教習所ポータルサイト」や通知書で確認ができるね。
中でもわかりやすいのは通知書。初心運転者講習が確定すると、後日公安委員会から配達証明郵便で送付されます。
送付された通知書に指定の教習所と日時が
記載されているので確認するだけ。
講習当日に必要な持ち物は6つ
また、その際に必要な持ち物は以下の通りです。
免許証 | 自分の取得している運転免許 |
初心運転者講習通知書 | 対象者に送られる通知書 |
筆記用具 | ボールペンがあれば可 |
講習費用 | 車の種類によって変わる。詳しくはこちら |
運転しやすい服装や靴 | 体の動かしやすい服装やスニーカー、運動靴など。 |
眼鏡もしくはコンタクト | 免許の条件に眼鏡等と記載がある人限定 |
講習と言っても、技能だけでなく実技もあるので筆記用具などの他に運転しやすい格好も忘れずに。また、眼鏡等の条件がある場合は眼鏡もしくはコンタクトの使用が必要となります。
もし当日遅刻したら受講できない
もし当日遅刻した場合には、初心運転者講習を受ける資格が無くなるのでやむを得ない理由を除き講習を受けることができません。
病気や負傷 | 重い病気や骨折などの負傷 |
海外旅行 | 距離の問題で帰って来れない状況か |
災害の影響 | 津波や台風など災害の影響を受けた場合 |
基本的に寝坊や遅刻など軽いものでは理由になりませんが…病気や負傷・海外にいる・災害などどうしようもない理由であれば延期にできる場合があります。
※延期する場合は証明書が必要になります。
逆に講習を受講しない場合は再試験になる
逆に理由云々ではなくそもそも講習を受講しなかった場合は、再試験を受ける必要が出てきます。
というのも初心運転者講習というのは免許取得から1年未満の初心者に限定されたもので、事故率の高い初心者を助ける名目で作られた講習制度。
本来なら点数が4点以上引かれると再試験を受ける必要がある⇒試験に落ちると免許の取り消しになる。
合格すれば問題ないですが、教習所に通ってた時に比べて勉強しなくなるのでその分で落ちやすくなります。

落ちれば当然【免許の取り消し処分】となるので、再度取得するまでは車の運転が出来なくなります。
再試験に落ちて【免許の取り消し処分】になったら仮免許からやり直しに
ここからは再試験に落ちたあと。免許の取り消し処分になったらどうすればいいのかという内容。
再試験に落ちた場合は
・取消処分者講習
が一般的ですが…初心者が免許取り消し処分を
受けた場合はどちらも必要ありません。
しかも、取消しの日から6ヵ月間は仮免許試験の学科と技能試験が免除されるので適性試験のみで仮免許を取得できます。
取消から一定超えた場合は仮免許ではなく入校から
逆に取消日から6ヶ月を超えた場合は通常の入校から。つまり初めからやり直しになる訳です。

取り消しになったけど、面倒だから後でいいか
こういった方がたまに居ますが…期間が決まっているので入校からやり直したくない方は期間内に仮免許からやり直してみましょう。
記事のまとめ
以上、初心運転者講習の受講場所や日時・必要なものと受けない場合のリスクについてお伝えしました。
この記事のおさらい。
・日時は後日届く通知書に記載されている
免許証 | 自分の取得している運転免許 |
初心運転者講習通知書 | 対象者に送られる通知書 |
筆記用具 | ボールペンがあれば可 |
講習費用 | 車の種類によって変わる。詳しくはこちら |
運転しやすい服装や靴 | 体の動かしやすい服装やスニーカー、運動靴など。 |
眼鏡もしくはコンタクト | 免許の条件に眼鏡等と記載がある人限定 |
・海外旅行
・災害の影響
記事でもわかる通り初心運転者講習の受講場所は公安委員会指定の教習所で受けられることが出来、後日届く通知書に場所や日時など。細かい詳細が記載されています。

初心運転者講習を受ければ再試験が免除になるので、もしこれからという方は遅刻しないように受講しましょう。