自動車保険のロードサービスについて知りたいんだけど。どんな事が依頼できるの?使用する上で注意する事は?
以上のような疑問にお応えします。
この記事がおすすめな人
✅どんな事が依頼できるか知りたい
✅使用上の注意点が知りたい
明確な詳細がわからなければ依頼は
できず、無駄な時間だけが過ぎていきます。
詳細がわからない=いつまでも解決できない。
当記事では、自動車保険のロードサービスで依頼できる5つの内容と使用上の注意点を詳しく解説します。
この記事で解説している内容を理解できれば、問題解決につながるだけでなくどんな事が依頼できるかわかるので今後に生かす事ができます。
また、記事の後半ではおすすめな人やそうでない人についても解説しています。
詳細を知る事は解決への第一歩です。
まずはどんな内容なのかを明確にした上で、注意点やサービスを知り今後に生かしてみましょう。
自動車保険のロードサービスとは
車を所持していると、一度は聞いたことのある自動車保険のロードサービス。
ロードサービスという事で、トラブルが起きた際に役立つもの。というのは何となくわかることかと思います。
ですが、実際にどこまで適用されるのか?と聞かれれば分からない事って多いですよね?
そこで今回は、順を追って基本からサービス
内容まで詳しく解説していきます。
契約者本人が使えるロードサービス
まず自動車保険のロードサービスの特徴は、
契約者本人が使えるロードサービスである事。
てことは自分以外は使えないって事?
そうだね。使えるのはあくまで車の契約者本人だからほかの人では適用されないね。
例えばAさんとBさんがいたとして。
Bさんから車を借りてAさんが運転をします。
ある時運転中に車のトラブルにより助けが
必要な状況になりました。
この際、本来なら保険のロードサービスをと
いきたいところですが…
車自体はBさんからの借りものなので、
自分の車の保険でという訳にはいきません。
保険は車にかかっているので、適用されるのは
Bさんの車。つまりはBさんにしか使えないわけです。
契約者本人であればある程度のサービスが保証される
とはいえ、契約者本人であればある程度のサービスが保証されるので、決して使えないと言う事はありません。
特に車のトラブルはつきもので、自分では気を付けていても突然起こる事もあります。
そんな時、保険のロードサービスならその時の
トラブルに応じて適切な対応をしてくれます。
依頼できるロードサービスの例
本人に適用されるのはわかったけど、たとえばどんなトラブルに対応できるの?
保険会社によっても変わるけど、バッテリー上がり・タイヤのパンク・ガス欠・キーとじ込み・レッカー等だね。
バッテリー上がり
1つ目はバッテリー上がりです。
バッテリー上がりは名前の通りバッテリーが上がる事。
エンジンがかからなくなる症状で、バッテリー本体の寿命もしくはオルタネーターの故障が原因で起きます。
保険のロードサービスで出来る事は基本的にジャンプスターターで充電する事。
ジャンプスターターの充電は、画像のようにワニ口をプラスとマイナスそれぞれにつなげて充電する作業。
ジャンプスターター本体がバッテリー充電器のようになっているので、つなげる事でバッテリーの充電ができます。
タイヤのパンク
2つ目はタイヤのパンク。
パンクは空気が抜ける症状で、
・不適正な空気圧(特に空気圧不足)・過剰な積載重量
2つの事が原因でなりやすくなります。
もしパンクした場合は、車に車載されている
スペアタイヤに交換する事で対処してくれます。
ガス欠
3つ目はガス欠。
ガス欠はその名の通り燃料が切れて
車が動かなくなり現象です。
主に燃料が少なくなると、エンプティマークが
点灯して運転手に知らせるというもの。
その後そのまま走行すると燃料が終わり
ガス欠となります。
ガス欠になった場合は対処として10L程補充してくれますが、その際の料金に関しては契約している保険会社により異なります。
キーとじ込み
4つ目はキーとじ込み。
キーとじ込みは鍵を車内に置き忘れたまま
鍵がかかってしまう症状です。
通常は頻繁に起きる事はありませんが、車が古くなったり消耗品が劣化した場合に起きやすくなります。
実際にキーとじ込みが起きた場合は鍵の開錠までをしてくれます。
レッカー
5つ目はレッカーです。
トラブルにより、車が動かせないなどの症状に
陥った際にはレッカー移動が適用されます。
主に
・故障車など。
自分ではどうしようもない場合に対処ができます。
保険のロードサービス使用上の注意点
保険のロードサービス使用上の注意点について。
上記では例として5つのサービスが受けられます(保険会社によって異なる場合もある)と言いましたが…
保険のロードサービスを使う上でいくつか注意する事もあるので、合わせてご紹介します。
保険のロードサービスはあくまで本人限定である事
まず保険のロードサービスはあくまで本人限定である事。
先にも言ったように、保険のロードサービスは車にかけられている。つまりは契約者本人でないと適用されないと言う事です。
そのため、仮に友達に車を借りて事故を起こしたとしても自分の車の保険を使うことはできません。
年間で利用できる回数に限りがある
また、年間で利用できる回数に限り
があるので注意が必要です。
例えば
・B社では年間10回だった場合
A社の保険で契約している人は年間で
5回以上使うことはできません。
B社の保険で契約している人は同じように
年間で10回以上使うことはできません。
というように会社によって○○回と限りがあるので、使う際には何回まで利用できるのか事前に把握しておく必要があります。
保険のロードサービスがおすすめな人とそうでない人
最後は保険のロードサービスがおすすめな人とそうでない人について。
頻繁に利用が必要な方にはあまりおすすめできない
先にも言ったように使用回数に限りがあるので、
頻繁に利用が必要な方にはあまりおすすめできません。
特に普段から車のトラブルが起きやすい人。
何回でもサービスが使えるわけではないので、壊れやすかったりやトラブルが起きやすい車の場合はあまりお勧めとは言えません。
ただ、突然のトラブルに備えてあると便利
ただ決して使えないわけではありません。
特に
・タイヤのパンク
・ガス欠
・キーとじ込み
・レッカーなど。
一通りのサービスが利用できるので、
突然のトラブルに備えてあると便利です。
仮に使用回数に限りがあったとしても、
回数さえ越えなければ使い分ける事ができます。
このように一部ではありますが、おすすめ・おすすめでない人もいるので、合わせて覚えておくといいでしょう。
記事のまとめ
以上、自動車保険のロードサービスで依頼できる5つの内容と使用上の注意点についてご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・契約者本人であればある程度のサービスが保証される
・タイヤのパンク
・ガス欠
・キーとじ込み
・レッカー
年間で利用できる回数に限りがある
・ただ、突然のトラブルに備えてあると便利
記事でもわかる通り、保険のロードサービスは
契約者本人に適用されるサービスです。
JAFのように誰でもという訳にはいきませんが…
本人であれば突然のトラブルでも対処ができるのでこの機会に覚えておくといいでしょう。
別記事ではJAFロードサービスとの違いについても解説しているので、合わせて参考にしてみましょう。
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