無意味な空ぶかしや騒音は違反”ルールを破ると反則金や違反点数の対象”

運転免許に関する違反一覧
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車好きなら一度はやってみたくなる無意味な空ぶかしや急発進といった行動。特にマフラーを社外品に交換した時に音の違いを聞く目的でやる方が意外と多いかと思います。

ですが、下手に空ぶかしや急発進などをやると周囲からは騒音と捉えられやすく迷惑行為となります。もしそれでも続ければ【騒音運転等違反】に該当するので注意が必要。

違反=反則金や減点の対象にもなる。

この記事では、そんな騒音運転等違反について詳しくまとめてみました。

記事を最後まで読み進めることで防ぐ対策も学ぶことが出来るので参考にしてみてください。

この記事がおすすめな人
✅ 騒音運転等違反について
✅反則金や減点数を把握したい
✅危険性や対策を学びたい
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無意味な空ぶかしや騒音は【騒音運転等違反】

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先にも言ったように無意味な空ぶかしや騒音は【騒音運転等違反】という違反に該当します。違反になる理由は、道路交通法第71条の5に記載があるため。

以下道路交通法第71条の5の内容。

正当な理由がないのに、著しく他人に迷惑を及ぼすこととなる騒音を生じさせるような方法で、自動車若しくは原動機付自転車を急に発進させ、若しくはその速度を急激に増加させ、又は自動車若しくは原動機付自転車の原動機の動力を車輪に伝達させないで原動機の回転数を増加させないこと。

簡単にまとめると、『意味なく迷惑になる騒音を出すのはやめましょう。』という旨が書かれています。

騒音に含まれる例
・急加速
・空ぶかし

・回転数を無理やり上げた運転
・エンジン音が大きくなるマフラー

例えばよくあるのがエンジン音が大きくなるマフラーで無意味に速度を上げる事。

エンジン音は基本的に回転数に比例して大きくなり、速度を上げれば回転数も上がるので結果として音も大きくなります。

中でもスポーツカーのようなマフラーを変えている車は該当しやすく、音が煩くなることで騒音と判断されやすいです。

自分的にはセーフと思っていても、周りからしたら騒音と捉えられるリスクがあるので違反にならない為には注意が必要です。

騒音運転等違反の反則金や違反点数

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ここからは、先程の消音器不備が元で違反になった場合の反則金や違反点数について。

・反則金は5000〜9000円
・違反点数は2点

反則金

大型車7,000円
普通車6 ,000円
二輪6,000円
小型特殊5,000円
原付5,000円

反則金は5000~7000円となります。そのうちほとんどの方は普通車なので6000円と覚えておきましょう。

ただし支払いを無視した場合は逮捕の
リスクもあるので注意しましょう。

違反点数

違反点数2点

またその際の違反点数については
2点の減点となります。

点数自体はそこまで大きくはないですが、残点によっては免停のリスクがあります。

違反になることの危険性

ここからは違反になることの危険性。もし違反になった場合には以下の危険があります。

・反則金の支払い無視で逮捕の危機
・点数の減点で免停の危機
・徐行しないことで事故になるリスク

反則金の支払い無視で逮捕の危機

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1つ目は反則金の支払いを無視した事で逮捕される危険性です。

主に反則金の支払いをしなかった人の場合ですね。

よく

・反則金は払わなくても大丈夫
・無視していれば支払いの書類が来なくなる

こう考える方が中にはいる事でしょう。

ですが払わなくても大丈夫なんてことはもちろんなく、通知書を無視し続けた場合逮捕されるケースとなります。

流れとしては

①反則金未納通知書最終通知が送られる②無視する③刑事訴訟手続(裁判の手続き)

裁判の手続きになると警察署への出頭が命じられ、その後に検察に書類送検されて起訴・不起訴の判断が下されるという結末になります。

※詳しくは【交通違反の反則金”面倒で支払い放置は最悪逮捕や罰金の危険も?”】でまとめているので参考にしてみてください。

交通違反の反則金”面倒で支払い放置は最悪逮捕や罰金の危険も?”
反則金は比較的軽度な刑なので密かに『支払い無視をしていればチャラにできるのでは?』と考える人もいますが、基本的に支払いが免除になることはありません。むしろ無視し続ける事でさらに重い罰になる危険もあるので注意が必要。この記事では一連の流れをまとめてみました。

点数の減点で免停の危機

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2つ目は免停になる危険性です。

通常であれば減点は2点なのでそこまで支障はありませんが…点数の持ち点が残り1点だった場合。1点からの減点になるため持ち点が0になります。

0になると点数が無くなるため初心者講習もしくは免停となります。

今回は免停がメインなため初心者講習に関しては省きます。免停は○○日まで車に乗れませんと言うもので点数によって日数が増えます。

この間は車を運転することが出来ないので、車を仕事として使っている場合は支障が出ることは間違いありません。

免停については、【免停(免許停止)になるのはいつ?”運転できなくなるタイミングや終わる期間を解説”】で詳しくまとめているので一緒に参考にしてみてください。

免停(免許停止)になるのはいつ?”運転できなくなるタイミングや終わる期間を解説”
この記事では免停について、免停期間や運転できなくなるタイミング・終わる期間をまとめてみました。

マフラーの音が問題で消音器不備になるリスク

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3つ目はマフラーの音が問題で消音器不備になるリスク。

空ぶかしや煩すぎるマフラーが元で騒音運転等違反になるのが一般的。ですが、それに加えて消音器不備も含まれる場合があります。

消音器不備とは、マフラーの音量が煩いにも関わらず消音器を付けない違反のこと。

騒音運転等違反に加えて消音器不備ともなると、反則金や減点も追加されるので余計な出費となります。

消音器不備については、【爆音マフラーの消音器不備は違反”ルールを破ると反則金や違反点数の対象”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

爆音マフラーの消音器不備は違反”ルールを破ると反則金や違反点数の対象”
車好きなら一度は交換する車のマフラー。中でも走行時の音を重視したい場合には音量upにつながる爆音タイプが人気ですが、下手に交換をすると騒音と捉えられるリスクがあります。それを防ぐために消音器が必要ですが…無視した場合違反になるので注意が必要。

騒音運転等違反にならない為に

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最後は騒音運転等違反にならないための対策です。もしこれから先違反をしたくないという方は参考にしてみてください。

・むやみに空ぶかしや回転数を上げない
・騒音を抑えるには消音器取り付けや静かなマフラーがおすすめ

むやみに空ぶかしや回転数を上げない

まずむやみに空ぶかしや回転数を上げないこと。基本的に回転数を上げる事に比例してエンジン音が大きくなる傾向にあります。逆に低い回転数ではそこまで音は大きくならない。

普通に運転する分には騒音になりませんが、むやみに空ぶかしや回転数を上げる事は周囲にとって煩く迷惑になります。

そのためまずむやみに空ぶかしや回転数を上げないことで対策となります。

騒音を抑えるには消音器取り付けや静かなマフラーがおすすめ

また、騒音を抑えるには消音器取り付けや
静かなマフラー交換にするのも対策となります。

騒音は記事でも言ったように、むやみに空ぶかしや回転数を上げる以外にもマフラーの音量が上がることでも該当します。車検対応程度の音であれば問題ありませんが、爆音のものは特に騒音になりやすい。

そこで対策としておすすめなのが消音器取り付けや静かなマフラー交換。消音器取り付けは煩いマフラーの音量を抑えるのに役立ちます。音量を抑える=消音器不備の防止に。

それでも音を抑えられない場合は、静かなマフラーに交換して騒音問題を防止するのもあり。

簡単なことではありますが、状況に合わせて対策をすることで違反になるリスクを抑えられます。

記事のまとめ

以上、騒音運転等違反についてお伝えしました。

この記事のおさらいです。

無意味な空ぶかしや騒音
【騒音運転等違反】
騒音運転等違反の反則金や違反点数
・反則金 6000円
・違反点数 2点
違反になることの危険性
反則金の支払い無視で逮捕の危機
点数の減点で免停の危機
マフラーの音が問題で消音器不備になるリスク
騒音運転等違反にならない為に
むやみに空ぶかしや回転数を上げない
騒音を抑えるには消音器取り付けや静かなマフラーがおすすめ

記事でもわかる通り、無意味な空ぶかしや騒音は【騒音運転等違反】という違反に該当します。違反になる理由は、道路交通法第71条の5に記載があるため。

正当な理由がないのに、著しく他人に迷惑を及ぼすこととなる騒音を生じさせるような方法で、自動車若しくは原動機付自転車を急に発進させ、若しくはその速度を急激に増加させ、又は自動車若しくは原動機付自転車の原動機の動力を車輪に伝達させないで原動機の回転数を増加させないこと。

簡単にまとめると、『意味なく迷惑になる騒音を出すのはやめましょう。』という旨が書かれています。

騒音に含まれる例
・急加速
・空ぶかし

・回転数を無理やり上げた運転
・エンジン音が大きくなるマフラー

自分的にはセーフと思っていても、周りからしたら騒音と捉えられるリスクがあるので違反にならない為には注意が必要です。

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