
冬に静電気が起こるのには原因があるって聞いたけど。どんな事が原因なのかわからない。詳しくなくても解決出来るのかな。
このような悩みを抱いたことはありませんか?
通常静電気は冬場に起こりやすいもの。
静電気が起きると、車のドアやその他パーツなど触れたとたんに【バチッ】と音と共に一瞬痛みが走ることがあります。
一度起きればしばらく起こる事はありませんが、
時間の経過と共にまた同じことの繰り返し。
正直毎回となると嫌になる方も少なくないですよね?
実際私も冬になると経験があり、何気なく
ドアに触れた時に静電気にやられることがあります。
ただこの静電気には発生する原因があり、
正しい対処をする事で事前に防ぐことができます。
この記事では、そんな静電気について発生原因や対処方法・防ぐ対策をまとめてみました。

記事を最後まで読むことで、静電気の対策ができるのでぜひ読んでみてください。
✅対処や防ぐにはどうすればいいのか
冬に静電気が起こりやすいのは何故?
結論から言えば、冬に静電気が起きるのは乾燥と摩擦の2つが原因です。
乾燥と摩擦が起こりやすいため
というのも本来静電気というのは物質同士が擦れ合うことで発生した電気のことで、この電気は体に蓄積される傾向にあります。

いわゆる帯電と呼ばれるもの。
この症状が起きるのが特に冬。冬には空気が乾燥しやすく電気を通しにくい為、静電気が放電されずに溜まりやすくなります。
加えて衣服を重ね着する事で摩擦が起きやすく余計に帯電する事に…
このような状態で金属のドア。つまり車のドアに触れると、溜まった電気が指先を通じて車体に移動する事で【バチッ】と痛みが走るわけです。
逆に夏場は湿度の関係で発生しない
逆に夏には静電気が起こりにくくなってしまいます。それは、冬に比べて夏は高い湿度があるため。
湿度が高くなると物質表面にある水分量が増加する為、
電気伝導性が向上して電荷漏洩の速度を速めます。

つまり、電気が発生してもすぐに放電されるので静電気にはならない訳ですね。
静電気の対処方法
ここからは静電気の対処方法についてお伝えします。
金属以外のものに触れる
1つ目は金属以外のものに触れること。
・木製の板
・コンクリートの地面
など。電気を通さないものに手のひら
全体で触れて体に溜まった電気を逃がします。

体に溜まった電気を逃すことで、車体に触れた時の静電気を防ぐことができます。
グーもしくはパーの状態でドアに触れる
もう一つはグーもしくはパーの状態でドアに触れること。
この方法は静電気を防ぐというよりも軽減するやり方ですね。
手をグーやパーの形にしてから金属に触れる事で、
体に溜まった電気を他に分散して痛みを軽減できます。
金属以外のものに触れる | 電気を通さないものに手のひら全体で触れて体に溜まった電気を逃がします。 |
グーもしくはパーの状態でドアに触れる | 手をグーやパーの形にしてから金属に触れる事で、体に溜まった電気を他に分散して痛みを軽減できます。 |
静電気の発生を抑える対策
最後は静電気の発生を抑える対策について。
車に乗る時の対策
まず車に乗る時の対策について。
対策は大きく分けて以下3つ。
ドアに触れる前に地面に触れる | 体内で静電気を帯びている状態なので、ドアに触れる前に一旦地面に触れる事で『バチッ』となる事を防ぎます。地面に触れる事で、体内にたまった電気が放電する事で発生を抑えます。 |
湿った状態の手で触れる | 軽くでいいので手のひらを湿らせましょう。水分を含む事で、体中にたまった電気が放電するので、ドアに触れても静電気が起こる事はありません。 |
車の鍵を使ってドアに一旦触れてからドアを開ける | 鍵事態に電気を流させて放電させる方法ですね。この方法を実践する事で鍵に電気が流れるので、その後にドアに直接触れても『バチッ』となる事がありません。 |
車から降りる時の対策
車から降りる場合にも、シートなどがこすれる
事で摩擦が生じて静電気が発生します。
そのままドアに触れると『バチッ』となる。それを防ぐ為に、降りる前に事前に金属部分に触れておくと『バチッ』となる事無く事前に防ぐ事が可能です。
合わせて静電気対策グッズもおすすめ
他にも静電気対策グッズを使う事でも対策ができます。
例えば、画像の静電気除去キーホルダー。触れたくない場所にあてるだけで簡単に静電気を除去する事ができます。
他にも対策グッズが色々出ているので、
自分にあったものを使用するといいでしょう。
※対策グッズについては、【おすすめの除去パーツ4選”冬に【バチッ】と痛みが走る嫌な静電気を防ぐ商品を紹介”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

記事のまとめ
以上、寒い日に起こる車の静電気の原因と対策についてご紹介させていただきました。
記事でもわかる通り、冬に静電気が
起こりやすいのは湿気が関係している為。
湿度が高いと静電気が少なくなり、湿度の低い時には空気が乾燥してしまうので冬には静電気が発生しやすいということです。
逆に夏場は湿気が高い事でほとんど起こる事はありません。
もし静電気が起こしたくない場合には
・湿った手で触れる
・鍵を使っていったんドアに触れてからドアを開ける

静電気=冬場に起こりやすい症状ではありますが、やり方によっては防ぐこともできるので状況に合わせて対策をしてみましょう。