タイヤのバーストはタイヤが裂ける事を意味し、
走行にも影響を与える危険性があります。
特に走行中に突然バーストが起きると
ハンドルがブレてまっすぐ走らずに事故に…
なんてことにもなりかねません。
※もし無視して走行すると違反になる危険性が。

そのため早めにバーストの対処をする事が最優先となりますが、そもそも何故バーストは起きてしまうのでしょうか?

この記事では、『バーストの原因や対処帆不応が知りたい。』こんな方向けに記事で詳しくお伝えしていきます。
✅バーストした時の対処方法
✅バーストを防ぐために対策
※今回紹介する以外にも、別記事でバーストに関連する内容をまとめているので参考にしてみてください。
タイヤがバーストする原因は4つ
それではさっそくバーストの原因に
ついて確認していきましょう。
確認内容としては
空気圧不足や入れすぎ
過積載
外部から衝撃を受ける
タイヤの劣化
1つ目はタイヤの劣化です。
タイヤは接地面(地面)と擦れる度に
タイヤのゴムが劣化するのが一般的。
ゴムが劣化=溝が少なくなっていき、最終的にはワイヤーが出てバーストとなります。
特に5〜10年以上使い続けて
いる場合は要注意です。
空気圧不足や入れすぎ
2つ目は空気圧不足や入れすぎです。
どちらかひとつではなく、足りない場合や
入れすぎ両方で起きやすくなります。
空気圧不足の場合は、空気が少なくなる事で柔らかくなったタイヤが鋭利な落下物を踏んだ結果バーストになる流れ。
その一方でタイヤの入れすぎは、タイヤの中で膨張した空気が衝撃がかかる度に耐えられずに破裂するという流れです。
過積載
3つ目は過積載。
要は荷物の積みすぎでタイヤに負荷がかかり
耐えられずにバースト(破裂)する流れ。
特に空気圧が少なかったり、多すぎる場合に
一緒に起こりやすい症状ですね。
それに加えて人が乗ることも考えると余計に
負荷がかかることになります。
外部から衝撃を受ける
4つ目は外部から衝撃を受けること。
外部から衝撃=釘やガラス片など
鋭利な刃物が刺さることが関係。
大抵の場合はパンクで済みますが…
穴が広がりすぎたり、パンクで無理に走行
するとバーストになりやすいです。
一見すると大した事ないことから普段
からやりがちなこともありますが…
一度バーストすると走行にも影響を
及ぼすので危険です。
無視して走行を続けるとこんな危険が…
それでも無視して走行を続けた場合、
以下の症状が起きる危険性があります。
・ハイドロプレーニング現象
ハンドルをとられる
1つ目はハンドルをとられることです。

アライメントが狂った時によくある、右とか左に車がよってくみたいな状態?

症状としては似てるね。
たとえ真っ直ぐにハンドルを合わせていても、
行きたい方向とは逆に進んでしまいます。
ハイドロプレーニング現象が起きる
また、さらに悪化するとハイドロプレーニング現象になります。
ハイドロプレーニング現象は雨の日に
起こりやすい危険な症状です。
ハンドルをとられるというのは当たり前のことですが、それに加えてハンドル操作が効かなくなるのが現状です。
ハンドル操作が効かない=車がスピン
する原因にもなります。

ハイドロプレーニング現象についてさらに詳しく知りたい方は以下記事を一緒に参考にしてみてください。

バーストした時に出来る対処方法
ここからはバーストが起きた時の対処方法です。
もし起きた場合は以下の対処をしてみましょう。
後ろに三角表示板や発炎筒を置く
安全のために車外(路肩など)にでて連絡する
ハザードをつけて路肩に停車
まず初めにやることはハザードを
つけて路肩に停車させること。
ハザードランプは🔺のマークがついた灯火類で、方向指示器を左右につける事で後続車に危険を知らせられます。
ハザードランプの後は路肩に停車させる。
この時、路肩があればいいですが…
高速道路などのスペースがない場合には無理に移動させようとせずにその場で停車させます。
後ろに三角表示板や発炎筒を置く
停車が出来たら後ろに三角表示板や
発炎筒を置きましょう。
三角表示板は三角形になった道具で、本体がリフレクターになっているので光に反射して存在を知らせます。
発炎筒は赤い炎を出すことで、遠く離れた位置からも後続車に危険を知らせることが出来ます。
ない場合には発炎筒だけでも大丈夫ですが…
安全のために両方あるとより安心です。
安全のために車外(路肩など)にでて連絡する
最後は連絡となりますが…
車内にいるともしもの時に追突される危険性があるので、必ず車外に出て安全な場所に避難しておきましょう。
避難後は
・JAFロードサービス
いずれかに連絡するのがおすすめです。
保険のロードサービス | 保険のロードサービスは年間〇回と使用制限はありますが…期限内であれば対処してくれます。 |
JAFロードサービス | JAFロードサービスは、会員・非会員に限らず依頼が出来るサービスですが… バーストの場合は修理が出来ないので、タイヤ貸し出しサービスを利用する事になります。 |
※ただし、タイヤ貸し出しサービスは会員限定になるので非会員の場合は使う事ができません。
もしこれからのために利用できるようにしたい
場合は事前に会員登録を済ませる事が最適。
安全性を確保できるなら自分で解決する手も
また、もし安全性を確保できるなら自分で
解決するのもひとつの手です。
特に安全で広いスペースが確保
できる前提の場合ですが…
スペアタイヤに自分で変える
ことで対処ができます。
※パンク修理キットではバーストは
修理できないので注意が必要。

スペアタイヤの交換方法も一緒に知りたい方は以外記事を参考にしてみてください。

バーストを引き起こさない為に出来る事
最後はバーストを引き起こさない
為に出来る事について。
バーストが起きるのは仕方ない事ですが…
防ぐ対策もあるので合わせて参考にしてみましょう。
タイヤの空気圧は正常にする
劣化や溝のないタイヤは早めに交換する
1つ目は劣化や溝のないタイヤは
早めに交換すること。
劣化や溝のないタイヤは走行する上で徐々に削れていき、ふとした時にバーストになる危険性があります。
バーストになるとハンドル操作が効かなくなったり、真っ直ぐ走らなくなる事で事故を引き起こす場合も。
そのため、タイヤに異常がある場合は早めの
交換を心がけて安全な走行をしましょう。

タイヤの交換方法についてもし自分でやりたい場合は、交換方法もまとめているので参考にしてみてください。

タイヤの空気圧は正常にする
2つ目はタイヤの空気圧は正常にすること。
原因でも述べたように
・空気圧の入れず
どちらをとってもバーストの
原因になりかねません。
その一方で、正常な空気圧を維持することが
出来れば走行にも支障が起きません。
なので、劣化や溝だけでなく空気圧についても事前確認をしておくとおすすめです。
ちなみに空気入れは基本持ち
運びは出来ませんが…
【KUKIIREスマート空気入れ】のようにコードレスのものを選ぶと外出中でも手軽に使うことが出来ます。
このように事前に出来る対策もあるので、
状況に合わせて対策してみてください。
原因や対処方法を理解してこれからの作業に役立てよう
以上、バーストの原因や対処方法に
ついてお伝えしました。
記事でもわかる通り
空気圧不足や入れすぎ
過積載
外部から衝撃を受ける
4つのことが原因でバーストになりやすいです。
一度バーストになると走行にも影響を与えるので、もし実際に起きた場合にはその時にあった対処が最適です。
後ろに三角表示板や発炎筒を置く
安全のために車外(路肩など)にでて連絡する
安全性を確保できるなら自分で交換もあり
またバーストを引き起こしたくないという方は
・空気圧を正常に合わせる
その時にあった対策をすることが最適です。
タイヤがバーストするのには
必ず原因があるので…
まずはどんな原因があるのかを理解した上で
正しい対処することを心がけましょう。