【猛暑に要注意】夏に起こりやすいバースト(破裂)の原因と対策

夏に起きやすい・注意する事
この記事は約5分で読めます。

車のタイヤについて『夏にバーストが起きやすいって聞くけど本当なのかな?

こういったことを耳にすることがあります。

一般的なバーストと言えば、時期がすぎてもタイヤを交換しない事による劣化が原因で起こるイメージ。

ですが、それ以外にも夏の猛暑が
関係して起こる場合があります。

夏の猛暑にどう関係してくるのか?

この記事では考えられる原因や対策も含めて詳しくお伝えしていきます。

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夏に起こりやすいバースト(破裂)の原因

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先程も言ったように夏の猛暑時にも
バーストが起こりやすく…

以下3つの原因が考えられます。

・路面の温度上昇による影響
・空気圧の増加
・タイヤが熱を持ちすぎる

路面の温度上昇による影響

1つ目は路面の温度上昇による影響です。

夏は他の季節に比べて路面温度が上昇
しやすくタイヤにも熱が伝わります。

するとどうなるかと言うと、タイヤが高温に
晒される事で硬化しやすくなる訳です。

どうして熱を持つと硬化しやすくなるの?

それについてはタイヤに使われるゴムが関係してくるからだね。

タイヤには本来ゴムが使われていて熱を
持つにつれて固くなる性質を持ちます。

そのため、路面自体が高温になりやすい夏場は特にタイヤに影響を与えやすくなります。

空気圧の増加

2つ目は空気圧の増加です。

夏場は特に空気圧が増える傾向に
あるので注意が必要。

増えすぎた空気圧のまま走行すれば
バーストの危険性にも繋がります。

なぜ夏に空気圧が増加しやすいのか?』と
思うかもしれませんが…

その理由は熱を持つことでタイヤの
中の空気が熱膨張を起こすためです。

字の通り熱が加わる事で、中の空気が膨張⇒空気圧の増加でタイヤが膨らむ⇒走行によってタイヤが削られることでバーストという流れです。

熱膨張の目安としては 気温が10℃上昇すると、タイヤの空気圧は約10kPa上昇すると言われています。

さらに温度が上昇すれば行き着く先はバースト。

バーストした場合にはどうすればいいの?

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ここからはバーストした場合の対処方法です。

もし実際にバーストした場合は
以下のことを実践しましょう。

・路肩に止める
・ハザードや発炎筒・三角表示板の準備
・安全な場所で連絡をする

路肩に止める

まず初めに路肩などのできるだけ邪魔に
ならないところに停車をしましょう。

一般道なら路肩。高速道路なら
退避スペースがおすすめです。

ハザードや発炎筒・三角表示板の準備

その後はハザードランプを
たきましょう。

ハザードランプの後は安全確認の後、
車後方に発炎筒・三角表示板の設置。

手前に三角表示板。後ろに発炎筒の順。

安全な場所で連絡をする

最後は安全な場所で連絡という流れです。

連絡は

・自動車保険のロードサービス
・JAFロードサービス

いずれか。

一度バーストしてしまうと自走が出来なくなるので、大抵がレッカーによる移動になることでしょう。



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もしバーストが元で事故になった場合は?

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合わせてもしバーストが元で事故になった
場合はどうすればいいのかについて。

・後続車に事故と分かるようにする
・警察や保険会社への連絡

後続車に事故と分かるようにする

対処方法でも説明したように、後続車に事故と分かるようにすることから始めましょう。

・ハザードランプ
・三角表示板
・発炎筒

ハザードランプをたいた後に、後方の安全を
確認してから三角表示板や発炎筒の設置。

警察や保険会社への連絡

合わせて警察や保険会社への連絡も忘れずに。

保険会社への連絡までは同じですが…

事故になる場合は警察への連絡も
忘れずにやりましょう。

仮に個人どうしで解決させようとすると
後々トラブルの原因になります。

そのため、もし事故になった場合には
合わせて覚えておきましょう。

バーストを起こさないために

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ここからはバーストを起こさない
為にできる対策について。

対策としては以下2つ。

・炎天下の運転はできるだけ控える
・空気圧やタイヤの状態を万全にしておく

炎天下の運転はできるだけ控える

1つ目は炎天下の運転はできるだけ控えること。

夏の炎天下により路面が高温に
晒される訳ですから…

そもそもの話運転の頻度を減らせばいい訳です。

もしくは気温があまり高くない時間帯に運転するのもおすすめです。

空気圧やタイヤの状態を万全にしておく

2つ目は空気圧やタイヤの状態を万全にしておくこと。

走行前に空気圧やタイヤの状態を確認しておくことで突然起こるバーストの対策となります。

おすすめとしては、持ち運びができる空気入れを常備しておくと外出のついでに確認することもできます。

バーストに注意して安全運転を心がけよう

以上、夏に起こりやすいバースト(破裂)の原因と対策についてお伝えしました。

記事でもわかる通り

・路面の高温状態
・タイヤが熱を持ちすぎる
・空気圧の増加

いずれが原因で夏にも起きやすいです。

もちろん従来のタイヤの劣化が元でも
影響はしてきますが…

対処方法としては路肩や安全な場所に停車させた上でレッカー移動。その後にタイヤの交換がおすすめです。

バースト自体を起こさせたくない人には

・炎天下の運転はできるだけ控える
・空気圧やタイヤの状態を万全にしておく

2つのことを守ることで対策となります。

自分では大丈夫と思っていてもある日突然に…

なんてことにもなりかねないので、その時にできることを実践して未然に防ぐようにしましょう。

他にも夏に起こりやすいトラブルが知りたい人向け

今回のバーストとは別に、他にも夏に起こりやすいトラブルが知りたい。こんな方は別記事でまとめている内容を参考にしてみてください。

【手遅れになる前に知っておきたい】夏に起こりやすい車のトラブル5選
この記事では夏の炎天火に起こりやすい車のトラブルを5つに絞ってまとめています。どういったトラブルが該当するのか。項目ごとに解説しているので参考にしてみてください。

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